世界名画巡りin 大塚国際美術館 3 | geezenstacの森

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 このセンターホール以外は常設展示で、様々な切り口のイベントが行われています。今月いっぱいは、「アートコスプレ・フェア」が好評で延長開催されていました。

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 3番展示室は「エル・グレコ」です。ここの見物は大祭壇衝立画が復元されたものです。凄いのは実物大で復元されていますから、まさに見上げて圧倒されるだけです。マドリードのプラド美術館に大半は所蔵されていますが、左下はブカレストの「ルーマニア国立美術館」に所蔵されていて、こういう形での公開はこの大塚国際美術館でしか体験出来ません。

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 エル・グレコ「聖マウリティウスの殉教」

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エル・グレコ「オルガス伯爵の埋葬」

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エル・グレコ「三位一体」

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エル・グレコ「聖アンデレと聖フランチェスコ」

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 ここからは12世紀前半に建てられた「聖マルタン聖堂壁画」です。

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 パリから南に300キロのノアン=ヴィック村にあるもので、ロマネスク様式の壁画が残っています。余程の美術愛好家でなければお目にかかることは無い聖堂です。

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 こちらは5番の展示室になる「聖ニコラオス・オルファノス聖堂」の壁画です。

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 1310-20年頃の建築で、後期ビザンチン様式を示しています。北ギリシャのマケドニアの首都として栄えた町、テサロニキの建築物です。ブルーの色彩がオリエントを感じさせます。