吉良歴史巡り国宝金蓮寺阿弥陀堂と吉良上野介義央公の面影を訪ねて 3 | geezenstacの森

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 「旧糟谷邸」の庭には「萱門跡」の立札があり、その門が隣りの「海蔵寺」に移築されているとの記載があったので、そちらにもよ寄ってみました。

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この「海蔵寺」は当日のハイキングコースには入っていませんでした。そんなことで、訪れる人はありません。しかし、ここは見所がたくさんありました。南側には楼門があります。この楼門の道を挟んで南側にはたくさんの仏像が並んでいて御出迎えしてくれます。

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で、こちらが移築された「萱門」で、寺の東側にあります。

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鐘楼です。

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本堂になります。

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本尊は「阿弥陀如来座像」です。

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 本堂の左手にあるのは厄よけの仏像で、専用のさすり棒で痛い所を撫でると治癒するそうでご利益にあやかってきました。

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 誰もいなかったので、待ち時間無く御朱印を頂きました。

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海蔵寺のすぐ北にある村社の「羽利神社」です。鳥居の直ぐ右手にあるのは楠木で、熱田神宮神木のクスの種をまいたと伝えられています。根元より幹が2つに分かれるのが特徴です。

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 さらに北東に進むと「金蓮寺」があります。立札によると、県内最古の木造建造物で、文治2年(1186)に源頼朝が三河国守護の安達藤九郎盛長に命じて建立した三河七御堂(みかわしちみどう)の一つと伝えられています。平安時代に流行した阿弥陀堂の系統に属するのですが、様式や手法から鎌倉時代中期の築造と考えられているようです。

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 昭和29年(1954)の解体修理で創建当時の桧皮葺に復元され、翌年、国宝に指定されています。

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 この日は内部も自由に参観出来、低い高欄付須弥壇が設けられていて、阿弥陀三尊像を祀っているのが確認出来まし。

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 ここでは人顔のような楽しい御朱印を頂きました。