
「東海道五十三次」は上り東海道の、江戸日本橋から京都三条が一般的ですが、司馬江漢の東海道五十三次は、京都三條から始まっていることもあり、今年初めてのウォーキングは京都三條大橋から大津宿という選択をしました。
一般にネットで披露されているのはやはり上り東海道と言うことで下りの東海道五十三次っていうのは殆どありませんでした。




鴨川の河原に集合して、準備体操をしてから出発です。何しろ参加者は100パーセントシニア世代ですから。
ユリカモメが、我が物顔で川面に群れています。冬場の料亭は川床がありませんが、これもまた風情があります。三条橋の西詰めには、弥次さ喜多さんの像があります。膝栗毛ではここがゴールですが、京都ではやはりここが出発点なんでしょう。

こちら側から二つ目の欄干の擬宝珠に、池田屋事件の際に斬り付けられた刀傷が残っています。


三条橋のを渡り、東詰めには寛政の三奇人の一人、高山彦九郎の銅像があります。尊皇の思想家で、京都へ出入りするたびに御所に向かって平伏していたそうで、それが今の像となっているんですなあ。何回も京都へ行っていますが、今回初めて知りました。


東海道は、三条通りをずっと東に歩いていきます。三条通白川の橋を過ぎると、「坂本竜馬・お龍結婚式場跡」の碑がありました。