杉原千畝記念館 | geezenstacの森

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先日のウォーキングで、「杉原千畝 人道の道」を歩きましたが、その時のゴールでは「八百津マルシェ」も開催されていました。

岐阜の八百津町は縁のあるところで、スーパーマーケットに勤めていた頃は、この町に店舗があったので、足げく通ったところです。しかし、その頃は杉浦千畝の名前は一度も耳にしたことはありません。

多分、名前が知られたのはスピルバーグの「シンドラーのリスト」が公開されたことが大きいのでしょう。今では八百津町には人道の丘公園が整備され、その一画に「杉原千畝記念館」が開館しています。

さて、そのマルシェの会場で八百津町の物産を買い求めていたら、この「杉原千畝記念館」の無料入場券を貰いました。そんなこともあり、早速母親を連れて出掛けて来ました。

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 今ではWIKIにも膨大な量の情報が記述されています。この日も、多くの外国人がこの地を訪れていました。ここはもはやグローバルな観光スポットでもあるのです。

 瑞陵高校でのパネル展でもそうでしたが、知れば知るほど杉浦千畝の人間としての大きさを感じ取ることが出来ました。人にはそれぞれの運命がありますが、必要に迫られてロシア語を勉強し、外務省職員といてかの地に赴くことになり、更に時局と相まってビザを発給することになるのですが、時の日本国政府はドイツと同盟を結んでいましたから認めるわけがありません。千畝は国策よりも人道を選択します。

 言ってみれば裏切り者なんですが、歴史はそれを覆します。正にグローバルな人だったんでしょうな。

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 上は再現された千畝の執務室ですが、下は赴任地のカウナスに再現された執務室です。
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 世界の歴史に目を向けるならば、この記念館は一度は訪れる価値はあるでしょう。


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 人道の丘にはナイチンゲールの銅像もあります。

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昼食は「SORA MAME」でとりました。オーナーが注文を聞いてから造るので時間がかかりますが、まさに手作りの味です。

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さて、一般には中津川市と言われますが八百津は栗きんとんでも知られています。お土産には、時節柄今はこれでしょう。