「アルシャイア」といえば「101ストリングス」ですが、これがオリジナルのレーベルです。101ストリングスも、初期の頃は確かに分厚いストリングスの響きで魅了されたものですが、1960 年代も後半になるとそのサウンドは 一変して 通常のイージーリスニングオーケストラレベルの演奏でしか ありませんでした。
イギリスではパイレーベルから発売され、このシリーズのタイトルにもなっている1時間収録音盤が登場していました。
これはスペイン盤ですが、やはりパイと同じような長時間収録タイプで、テーマを絞ったオムニバス盤が発売されていました。
60年代の日本での発売窓口はコロンビアでした。ちょっと101ストリングス盤が見当たりませんでしたが、このチャートバスターズ盤と同じデザインで、レーベルに小さくアルシャイアのロゴが入っていました。
「WORLD RECORD CLUB」なるレーベルはEMI系の再発物を扱っていました。ただ日本では、東芝がボックスセットでの通信販売専用レーベルとして売っていたと記憶しています。
その日本人演奏家のシリーズものは「ワールドファミリーシリーズ」として発売されていました。
これは千趣会から発売されたレコードです。演奏者を見るとイギリス系のアーティストを使っていますが どこからの原盤供給だったのか わかりませんでした。
イヴ・サン・ローランという言葉に惹かれて買ってしまったレコードです。販促用のレコードが、市場に流れたものなんでしょうか?演奏は中々優れたものでこの種のものでは聴ける方です。レコードの製作はコジマ録音が行っていました。
ビクターの国内盤ですが、リーダーズダイジェストから発売されたものです。ダイナグルーヴという表示は歪みを低減する補正の技術なんですが、個人的にはこのリーダーズダイジェスト盤しか見たことがありません。
少し毛色の変わったところでは、こんなアルバムもありました。大瀧詠一の作品を集めたものです。ただし、全曲インストルメンタルの演奏ものです。当時は夏場はBGMでTVやラジオで流れていました。