いきなり、ヘンテコなシールを貼ったレーベルですが、小生はこのレコードでパーシィ・フェイスを知りました。というか、アレンジの良さを気に入ったのです。このレコード、地元放送局の廃盤品です。今はそんなことはありませんが、1970年代の栄の夏祭りの放送局自らの出店で見つけたものです。
これでパーシィ・フェイスに目覚めたのですが、時代が良くありませんでした。1960年代の後半から70年代の初めにかけては、コーラスを多用したレコードばかりを発表していたので、ヘンリー・マンシーニと同様全く興味が無くなりました。上はその時代のアルバムで、ジャケットにはヒズ・オーケストラ・アンド・コーラスと書かれていたものです。
ところがこの「ブラック・マジック・ウーマン」でフェイスは大変貌を遂げます。しかも、この一枚は4チャンネルでの発売でした。
映画音楽の世界からポップスに参入したのがフランシス・レイです。この廉価盤は1000円で発売されたものですが、たった8曲しか収録されていませんでした。けれど、詰め込んでいないので音は良かった記憶があります。
こちらは、フランス・ポリドールから発売されたアルバムです。原盤はユナイテッド・アーティストですから、上記と同じ音源です。でも13曲の大盤振る舞いです。
こちらはアメリカ盤のフランシス・レイのアルバムです。EMI系の「ミュージックプレジャー」というレーベルからの発売で「SOUND SUPERB」というシリーズで出ていました。面白いのは、イギリス盤なんですが、アメリカとカナダでのリリース限定でした。
アメリカでポップスオーケストラと言えば、大御所は「ボストンポップス」でしょう。しかし、国内盤は高かったので、手元にはRCA盤はありません。一番最初に入手したのはポリドール盤でした。知らないうちに、移籍していたんですなぁ。この「ニール・ダイヤモンド・ソングブック」は国内では見かけた記憶がありません。
国内盤は、1300円盤のクラシックに混じって2枚だけリリースされました。アメリカはポップス、日本ではクラシックのイメージだったんでしょうなぁ。
その後、ジョン・ウィリアムズが常任になったら今度はフィリップスに移籍しています。
一時期、バートバ・カラックも自身のピアノでオーケストラ物を発売していたことがあります。
日本ではあまりメジャーにはなれませんでしたか、個人的に「フェランテとタイシャー」のダブルピアノは好きでした。1960年代はコロムビアから発売されました。
しかし、70年代になると発売窓口はキングレコードに変わり、あまりリリースされなくなってしまいました。