朝は ウグイスの鳴き声で目がさめました。窓の外にはテニスコートが広がります。
2日目も朝食は時間指定で摂ることができます。 朝食の方も、和食のセットで ボリュームたっぷりです。
小生も妻も、朝はパン食かシリアルなので、和食の朝食は久しぶりです。そのため、お腹がびっくりしていたようです。でも、とても美味しい朝食でした。もちろんコーヒーも飲めますけどね。
隣りの部屋は犬連れでした。ベランダの外にはドッグランもあります。
2日目の旅は9時スタートで、まずは大王崎灯台に向かいます。サミットの会場のホテルは改装の真っ最中で、周辺の道路もあちこちで工事中です。2ヶ月後ですから、突貫工事でしょうかね。
伊勢志摩は全体がリアス式海岸なので 海岸線は、断崖絶壁ばかりです。 この 大王崎灯台もナビで向かいますが、知らないうちに行き止まりで車が進めなくなります。灯台へは商店街の並ぶ細い道をくぐって、坂道を歩いて進みます。
その手前に公園がひとつあり、ここには銅像が立っていて灯台の絵を書くポーズをとっています。
この大王崎灯台は、2004年まで東海地方で最後まで残っていた「燈台守」の駐在していた灯台です。 ここからの眺めは雄大で天気がよければ富士山を望むこともできるそうです。 灯台の上からながめていると、すぐ下の岩場で海女さんが牡蠣を素潜りで採る様子を見ることができました。
灯台を後にして、ここからはパールロードを利用して鳥羽市の方向に向かいます。ただし、途中相差(おうさつ)インターで石神さんへよります。 この神明社の石神さんは、NHKテレビの「あまちゃん」の影響で、最近は人気スポットになっています。
本来は神明社という神社の参道にある祠のひとつなんですが、古くから女性の願いならひとつは必ず叶えてくれると密かにお参りを続けていた祠で、石神さんは女性の願い事を叶えてくれるということで妻のリクエスト があった場所です。 この日もこの石神さんは多くの女性で溢れかえっていました。お賽銭で潤っているのか、本堂は建て直され薬師如来と12面観世音菩薩がでんと御開帳されていました。
この 石神さんにも「旅処」があり先日貰った「参宮の木札」を提示したところ、伊勢志摩地域 各施設の割引券やクーポン券などが入った素敵なおもてなしの福袋を頂きました。こういうのって、うれしいですね。
パールロードは 今は無料になっていて快適なドライブを楽しむことができます。途中の展望台などで休憩をとりながら 一路鳥羽市をめざします。この展望台では、平日とあって車が少ないのを幸いに、駐車場で特産のひじきの天日干しが行なわれていました。
予定では、鳥羽市の駅前にある「鳥羽一番館」で昼食をとる予定でしたが、そんなにお腹もすいていなかったので、記念に「とばーがー」だけを購入することにしました。 そのとばーがーは色々種類があり、小生たちが買ったのはバーガーとは名ばかりのホットドッグタイプのバーガーでした。その名も「ぷりっぷり!タコのマヨナッツドッグ」というもので、これほぼ生だこに近い食感で、中々の珍味でした。
この鳥羽一番館には 願い事を叶えてくれる鳥羽3女神社の代理受付所があります。石神さんだけは直接参拝しましたが、残りの2社(佐瑠女神社、海士潜女神社)はここの代理受付で済ませました。(^_^;)
今回のコースの最後は 二見興玉神社のある夫婦岩です。 ここにはまた「竜宮社」もあり、お札に身体の痛いところを印して奉納すると治るというありがたい社です。このように、今回は神社巡りになった一泊旅行でした。