自転車を新調 | geezenstacの森

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自転車を新調

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 ガソリンはもう160円台が当たり前という時代になりました。石油資源に頼らないとどうにもならない時代ですが、果たしてこれで良いのでしょうかというのが最近の時分の考え方です。考え方によっては、文明の進歩は史前との調和を壊す事によって成り立っているようで、イギリスの産業革命以来、地球の温暖化は日々進行としているように思います。その縮図が現在の中国で、有人宇宙船を打ち上げたり、最新技術でパソコンやスマホなどは今や世界をリードしているといってもいいでしょう。一方、食に対する安全意識は低いもので、最近の腐ったものや床に落ちたものを再利用するといった、我々の常識では考えられない行為がまかり通っているのが現状です。また、大気の汚染問題にしても、日本がかつて1960年代から70年代にかけて行なって来た悪弊を、他山の石とはせずにそのまま再現してしまっています。こういう事は、今は自国だけでなく世界に影響を及ぼしている事を認識しない国民性(中華思想・華夷思想)にもあると思いますが、最近の東シナ海と南シナ海での領有権問題に対する中国のアプローチはいただけない大国主義でしょう。

 歴史的認識からすると、中国の歴史は民主主義ではなく一党独裁の権威主義で、これは現在の中国共産党にそのまま直結します。情報の伝達の遅かった時代は。それでも統治できたのでしょうが、これだけインターネットが広がり情報が溢れている時代にそういう考え方では、地方の民族を漢民族の力で押さえ込む事は増々不可能になってくるのではないでしょうか。チベット然り、新疆ウイグル自治区然りで火種はあちこちに存在します。汚職問題の摘発でいくら矛先を逸らそうとしても、現在の習近平書記の舵取りは危なっかしいもののように思えてなりません。まあ、こういう問題に言及する事はこのブログではほとんど無いのですが、大学時代東洋史を専攻した者にとってはいささか心配な出来事でもあるわけです。何しろ一国で13億5千万人弱の人口を擁する国ですからその動向は目が離せません。

 さて、環境問題から話しが逸れましたが、ガソリンの高騰から自己防衛として自家用車に乗る機会は極力減らしていこうと、自転車を見直す事にしました。ただ、さすがにこの歳になると自転車の坂道登坂はいささかしんどいものがあります。そんなことで、自転車を新調する事にしました。今までのものは変速機がついていないタイプだったので、今回はそこに拘りました。6段変速です。本来なら電動アシストタイプにすれば良いのでしょうが、それでは足腰を鍛える事にはなりません。街乗りで、奇麗な花を見つければ直ぐに止めて写真を撮影するのが目的の一つですから、そこには拘りません。ただ、ママチャリタイプはどうも性に合わないので少しはかっこいいシティサイクルにしました。まあ、この辺の分類はいい加減ですが、後ろに荷台は無く、ハンドルはストレート、チェーンカバーはピストル型、スタンドはキック型というのがその特徴でしょうか。