今年は蔓も満足に伸びていないのに早々と朝顔が咲きました。実際は一週間ほど前から咲き始めたのですが、花色が3種類揃ったのでシャッターを切りました。ご近所の朝顔は基本色のブルー一色ですが、我が家はピンク、薄紅、そしてライトブルーとそれぞれの種から咲いています。この朝顔は、春先の「木曽三川・なごや花ネット スタンプラリー」に参加して頂いた種が開花したものです。この時頂いたもう一つのひまわりの種も順調に生育し、もうすぐ開花するでしょう。

アサガオとくれば、次はヒルガオでしょうか。こちらはヒルガオ科ヒルガオ属の植物です。アサガオと違って鑑賞用に栽培されることは殆ど無いため、ちょっと気をつけて見回すと、あちこちの道端で見かける事が出来ます。

あさ、ひるとくれば最後は「ユウガオ」でしょう。こちらはウリ科ユウガオ属の一年草で、わが国へは平安時代に中国から渡来しましています。言わずと知れた「干瓢」の原料ですね。夜になると観る人もなく薄暗い中にぼんやりと大きな白い花が浮かぶのがいいですね。


これは紅葉の実だそうです。紅葉と言うとその名の通り紅葉が特徴ですが、葉っぱばかりに目がいって花が咲く事は知りませんでした。今回その実の写真を撮って初めて花が咲く事を知りました。竹とんぼのような赤い羽根状の茎元二つのふくらみの中にはもみじの種があるのでしょう。

クリームがかった花弁と雄しべが弁化した紫色の花芯とのコントラストが美しい上品な花。キンポウゲ科センニンソウ属のつる性植物でテッセンは花びらが6枚でクレマチスと違って四季咲きなのが特徴です。

今の季節は何?とビックリするのが「コスモス」です。既に街角では見かける事が出来ました。コスモスは英語で「宇宙」の意味ですが、植物でいうコスモスはギリシア語の「kosmos」に由来し「美しい」という意味です。

ボンボン咲きの赤い花はヒユ科センニチコウ属の「キバナセンニチコウ」です。一般の「センニチコウ」はピンク色なんですが、このキバナセンニチコウは最近人気の出て来た鮮やかな朱色の「ストロベリー・フィールズ」という品種です。


あっという間に咲き始めたのが「ムクゲ」でしょうか。2~3日前から見かけるようになりました。ムクゲはアオイ科フヨウ属の植物で、立ち葵が咲いているのでもうそろそろかなと思っていたら一気に開花です。花は短命で朝咲いたらその日の夕方にはしぼんでしまう一日花ですが、この時期から秋に絶え間なく新しい花を次々と咲かせます。


どうもご近所には赤いキョウチクトウしか見かけなかったのですが、ようやく白い品種を見つけました。赤い花ではあまり気がつかなかったのですが、白い品種では花びらがスクリュー型になっているのが確認出来ます。


バベなに似た花ですが、こちらは「ヤナギハナガサ」です。南アメリカ原産のクマズラ科の植物で、長い茎を出し頂上に小さな花が集まって咲きます。別名「三尺バーベナ」と言うぐらい茎が長いのが特徴です。
アザミ

キク科アザミ属の植物です。以前は翌見かけたのですが、最近は中々見かける事がありません。花色もピンクだけで、トゲがあるので嫌われるのでしょうかね。よく似た花にアーティチョークがありますが、このアザミは食用にならないようです。

今年は「シロタエギク」の苗を買って来て植えてあります。でも、蕾は見えるのですが我が家のものはまだ開花には至っていません。キク科キオン属の耐寒性多年草の地中海沿岸原産のキク科の植物で、漢字で書くと「白妙菊」です。葉や茎には、細かい白い毛がつき、株全体がシルバーに見えることから、花壇や寄せ植えのアクセント素材に多く利用されています。


キク科の「ヤグルマギク」です。ドイツでは国花になっています。色々な品種があるようですすが、これは一般的なキク科特有の頭状花ですが、舌状花はなく筒状花のみからなります。 周りにつく筒状花は舌状花に似ています。
グラジオラス

旗竿状に花を咲かせるのは「グラジオラス」です。アヤメ科グラジオラス属の植物でい穂先に、上から下までズラッと花を咲かせる花姿は壮観です。自生種は無いのですべて園芸品種だそうです。名前は古代ローマの剣であるグラディウスに由来し、葉が剣に類似していることが根拠と言われています。