天白自然散策 天白公園と農業センター | geezenstacの森

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駅ちかウォーキング2012SPRINGー天白自然散策 天白公園と農業センターコース

 昨日は夜勤の仕事がありましたが、午前中は恒例の「駅ちかウォーキング」に参加して来ました。今回は地下鉄鶴舞線沿いの散策です。「天白自然散策 天白公園と農業センターコース」というコースで、
植田駅~植田八幡社~天白川緑道~天白公園~★荒木集成館~細口池公園~農業センター~霊鷲院~赤池駅
(7.6km 2時間)をウォーキングです。

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 天白区は普段は車での移動で殆ど通過してしまう区です。この鶴舞線は名古屋の地下鉄では最初に私営の名鉄が乗り入れた路線で、今では名鉄犬山線の上小田井から直通で豊田市まで運行しています。そのうち、名古屋市交通局は上小田井と日進市の赤池区間を運行しています。植田駅にはバスターミナルがありここから星ヶ丘方面や鳴子団地方面へ路線が延びています。そんな地下鉄の3番出口を出て、最初に向かうのは「植田八幡社」です。

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 植田八幡社の創建は不明ですが、1580(天正8)年に植田城主・横地権蔵秀住の家臣、室賀久太夫によって修造されたという記録が残っています。1908(明治41)年、当時の皇太子さま、すなわち後の大正天皇が牧野が池で陸軍大演習を観覧された際に、この境内で愛馬「藤園」に乗馬されたことを示す記念碑が境内に建てられています。八幡社へは西側から入りましたが、南側には石で出来た太鼓橋もあり、なかなか風情のある八幡社です。

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 そこを参拝した後は、天白川に出て緑道沿いに東に進みます。堤防には、タチアオイやキンシバイが咲き乱れています。当日は名古屋の最高気温は26度で、薄曇りでしたが殆ど無風でしたから、汗がじわりと滲んできます。

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 黙々と歩き、次ぎは天白公園を大根池を左に見ながら縦断です。池のほとりはオオキンケイギクがびっしり咲いています。この公園には芝生広場やデイキャンプ場、ジョギングコースなとせもあり、朝から家族連れで遊んでいました。

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 国道302号線、今は環状2号線と名前を変えましたが、そこを横切り、細口池公園を抜けます。この池には3月から4月にかけて6万株以上の水仙が湖面を覆い尽くします。来年は桜の季節にこの細口池公園や天白公園を改めて散策してみたいところです。

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 そこから更に東進するとこの日のメイン施設である「農業センター」にたどり着きます。この農業センターは、名古屋市の農業振興をはかるため、昭和40年4月1日に開設され、農業技術の普及・指導を行ってきましが、今では名古屋の都市化にともない、農業に親しむ機会の少なくなった市民に、農業に親しみながら、ゆったりと憩うことのできる施設として利用されています。農業センターですが、植物だけでなく畜産関係や小動物なども飼われています。2011年度予算では名古屋市の経費削減の一環で廃止予定だった「小動物ふれあい広場」は継続されています。ここでは、牛や豚以外にも鶏が飼育されており、その種類の多さにはびっくりしました。また、温室では数々のベコニアが栽培されており圧巻です。それはまた日を改めて紹介しようと思います。とにかく、花や野菜に興味があったら一日いても飽きないところです。ネーミングがダサイので今ひとつぱっとしない観光スポットですが、民間の発想だったらもう少し人気の施設になるだろうなぁと思ってしまいます。ただ、公共交通機関との連携が悪いので車で行かざるを得ないのが難点でしょう。

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 思いのほか見るところがあり、ここを出発する段階で12時を回ってしまいました。後は霊鷲院を訪れてコールへ向かうだけです。ところで、この霊鷲院は尾張家家老遠山景供を弔うために建てたものだそうですが、すべてが建て直されてしまい、往時を偲ぶものは殆どありません。山号位でしょうか。

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 ゴールの赤池駅は初めて利用します。今回もプレゼント番号ははずれです。まあそれでも今回で都合4回ウォーキングに出席したので、はれてピンバッジを貰うことが出来ました。