秋の花1 | geezenstacの森

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秋の花1

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 先日の地元の新聞には堤防の包み一面に咲く赤い彼岸花の写真が掲載されていましたが、彼岸花というのは赤だけではないんですね。それとは全く対照的な白い彼岸花も咲いています。そんなことでご近所に咲いている白い彼岸花を写真に撮りました。不思議なもので直ぐ近くには赤い彼岸花も咲いているのですが、この白い彼岸花はそことは少し離れたところに一塊になって咲いていました。確か、ネットではピンクの彼岸花も目にしたことがありますが、混ざって咲くことは無いのでしょうかね?

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 同じ敷地の続きには「アメジストセージ」、別名メキシカンブッシュセージが咲いています。花の形からしてもサルビアの仲間かなと思われますが、紫蘇科サルビア族の花です。メキシコ原産の花で アメジストは紫水晶のことですから名前の通りの花ということが出来ます。。朝顔やサルスベリが終り、コスモスの時期と同じ9月から10月に咲きます。サルビアの様な花ですが、とてもきれいな紫色です。ハーブの仲間ということで、薬用植物としても有名で、疲労回復や消化促進、解熱に効果があるといわれています。食べ過ぎ、飲みすぎに乾燥セージを2・3枚入れセージティーにして飲むと効果があるようです。中々育てやすそうですので一株分けてもらって庭に植えてみようかなと思います。

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 こちらも同じ紫蘇科サルビア族の花で「メドセージ」の名前で親しまれています。別名は「サルビア・グアラニティカ」といい、深みのある青紫の美しい花を咲かせます。南アメリカ中央南部原産の耐寒性多年草または常緑亜低木で、成長が早く人の身長ぐらいになります。色はアメジストセージより濃くて深みがありますが、こちらは薬草にはならないようです。で、メドセージは園芸用の品種名でもっぱらこちらで流通しているようです。この敷地に咲いているのは多分野生化したものでしょう。

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 そのメドセージの直ぐ横にはこれまた淡い紫色の「ノコンギク」が咲いています。一見ヒメコスモスに見えますが葉っぱの形がコスモスとは違います。ヨメナとも花心の形状が違うようなので「ノコンギク」と当たりを付けました。日本の野菊の代表的な一つで、『野にある紺色のキク』が和名の由来だそうです。日当たりの良い道端・草地に普通に見られる多年草です。葉の広いもの,狭いもの,舌状花の色の変化など,たくさんの変種があるようです。

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 今回も一枚はちょいとピンぼけしてしまいました。iPhoneは4になって自動で焦点を合わせてくれるのですが、風が吹いているとこの様です。花の特徴から根気よく調べたら「ルリヤナギ」らしいことに突き当たりました。見た目にはちょっと気がつきませんが、咲いた花を見ると、この木がナス科であるということが納得できます。ブラジル原産の常緑低木で,日本へは文永年間に琉球国から渡来したことと,葉が柳に似ていることからリュウキュウヤナギ(琉球柳)とも呼ばれています。地味な感じの花ですが、涼しげな花を下向きに咲かせます。また、つぼみも丸くふくらんでかわいいので風情があります。花は小さな花で、2~3輪づつ次々と咲かせ、8~9月頃が本来の開花期間ですが、結構長い間咲いているようです。

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 最後の花は、随分調べましたが特定出来ません。黄花コスモスのようですが葉っぱの形がコスモスとは違いますし、開花時期からいって「キンシバイ」供違います。時期的には「キンケイギク」が一番近いような気もしますが、これも花びらの形がちょっと違うんですよね。お手上げです。

 さて、今日のバックには彼岸花の別名「曼珠沙華」です。歌はもちろん山口百恵ですね。