小春日和にプチ旅行 | geezenstacの森

geezenstacの森

音楽に映画たまに美術、そして読書三昧のブログです

小春日和にプチ旅行

イメージ 1
      

 今日は妻も休みだったし、平日ですから子供は学校ということで二人でプチ旅行を楽しみました。最初機飛騨高山の方を考えたのですが、日帰りではちょっと厳しいということで、近場の温泉に出かけることにしました。ただ、出かけるだけでは能がないので、近くに何かの商業施設があればということで、お隣の岐阜県は本巣の方へ出かけました。ここには昨年、「モレラ岐阜」という巨大なショッピングセンターが出来ています。うたい文句は日本最大級ということでしたので、この目で確かめてやろうという意気込みでした。

イメージ 2

 
 距離的には我が家から車で1時間ほどのところですから、朝9時頃に出かければ渋滞も無く丁度オープン時間かなと考えましたが、化粧時間を考慮し忘れ30分遅れのスタートとなりました。国道22、21号線をたどっていくのですが、渋滞もそれほど無く10次半には目的地に着きました。地図で調べておいた場所は「都筑紡績」の跡地ということですから敷地は結構あることは分かっていたのですが、確かにでかいショッピングセンターです。全景の写真を撮ろうと思ったのですが入りきらないので、屋根の部分だけ撮りました。インフォメーションでフロアガイドをもらいましたが広すぎて感覚がつかめません。

イメージ 3

イメージ 4


 二人で一緒に歩いても見るところが違うので時間を決めて自由行動です。南北に歩くだけでも疲れますがとりあえず南の入り口から入ったので北の方へ歩いてみます。緩やかにカーブした設計ですから先は見通せません。一応コーナー分けがしてあり、南から1階は
デイリーショッピングストリート
ファミリーファッションストリート
レディスエレガントストリート
キッズストリート
2階は
デイリーショッピングストリート
ファショングッズストリート
ヤングファションストリート
メンズファションストリート
そして、カルチャーストリートとなっています。その途中にはレストラン街、フードガーデンがあります。ゆっくり見て回ったらとても一日では回りきれないので決め撃ちです。最近とんと顔を出していない「タワーレコード」も出店しているのでそこにふらりと立ち寄りました。


イメージ 5


 だいたい地方の店はPOPS主体でクラシックは期待が持てないのですが、なかなかどうして掘り出し物があるではありませんか。ユニヴァーサル系の輸入版が結構お値打ちになっています。今回はそのワゴンセールの中からデッカの「The Originals」をセレクトしました。ゲットしたのは
ショスタコーヴィチ/ジャズ・アルバム
カラヤン/ウィーンフィル/歌劇「こうもり」
ケルテス/ボヘミアンラプソディ
の3点です。1枚ものは1.775円が890円、2枚組3.140円が1.390円でした。ケルテスのボヘミアン・ラプソディはレコードで紹介したことがありますが、CDは未所有だったし、LP時代に比べて交響的変奏曲がプラスでカップリングされていたので迷わず買ってしまいました。良いものはやはり手元においておきたいですからね。そういう意味では、カラヤンの「こうもり」も同じです。このこうもり、通常の演奏にプラスして柄・パフォーマンスがおまけに収録されています。ゆとりがあった時代のしゃれた取り組みで、レオンタイン・プライスなんかは「サマータイム」、ビルギット・ニルソンは「踊り明かそう」なんかを歌っています。この柄・パフォーマンスは最高です。もう一枚の、処すたこは者イーのデジタル録音です。こんなものまで「The Originals」に含まれているんですね。うれしくなってしまいます。後でタワーのホームページで調べたら激安の価格です。

イメージ 6


 話がそれました。ショッピングの後は温泉の前に腹ごしらえです。ここのフードコートはバラエティに富んでいます。地元グルメの「スガキヤ」から全国展開の「すき家」、「ペッパーランチ」、丸亀製麺なども出店しています。じつは響は体調不良でほとんど食欲がありません。肩こりが酷く食欲どころではないのです。そんなことで、手軽な「ペッパーランチ」で角切りステーキにしました。ここ、いまスクラッチサービスをやっていて食事を注文するとスクラッチが一枚引けるのですが、妻はドリンク圏でしたが、小生は「ペッパーズランチ」の食事券が当たりました。ということは次回は無料で食事が出来るということです!

イメージ 7


 今回温泉はこの「モレラ岐阜」からほど近い「大野温泉」にしました。当初は有名な「淡墨桜」の近くにある「うすずみ温泉」まで出かける計画をしていたのですが、体調のことを考えて近場に変更しました。このモレラの中には本巣市の観光案内所があるのですが、そこでこのうすずみ温泉の話をしていたら割引優待券をくれました。10%引きですが通常クーポンの無いところですからこれは利用価値があります。みなさんもこの温泉に行かれるならこの案内所に立ち寄って割引券をゲットしてから行かれることをお進めします。

 また、話がそれました。おおの温泉は本巣のお隣の大野町にあります。それこそ田んぼの中にぽつんとある温泉で採掘用のやぐらが建っていますからすぐ分かります。この温泉、内風呂は泡風呂など3種類、どれも大理石でゴージャスです。露天は大きな湯船と中浴槽の2種類、そして低温サウナ小屋が別に設置されています。お湯はツルスベ系で、浸かっていると次第に体の表面に泡がつく、炭酸水素塩泉です。ほとんど無味無臭、そして無色のお湯ですが湯量削減のため一部循環式になっています。道路も整備されているし、市街地に近く便利な立地ですね。そして、今のシーズンはこの近辺一帯で柿を販売しています。あちこちに無料販売所があり、取れ立ての柿が一袋6個はいって100円から並んでいます。小生柿が好きなのでこの無料販売所の柿をごっそり買ってきました。柿のとろとろになったのも好きなので毎年一部はこの状態になるまでほかっておき、一部は冷凍保存して冬の寒い時にデザート代わりに食べています。農協あたりでは箱売りで700円程度から並んでいます。

イメージ 8


 どうも話がそれていけません。平日ということも合って温泉はひっそりとしています。実はここの温泉はプールも併設していて温泉施設の反対側にはプールがあります。元気ならば泳ごうと思い水着も持参したのですが、今回は断念しました。写真だけ撮りましたがこじんまりしていて、平日ならほぼ貸し切り状態で泳げそうです。利用代金は500円でプールも利用できます。さて、肝心の湯船ですがそこそこの広さです。大理石作りの泡風呂とその横に普通の風呂、そしてメインの大風呂のうたせ湯がある風呂が内風呂としてあります。体調不良で肩がこりこり状態だったのでこのうたせ湯に一番に浸かりました。ふち風呂には3人しかいませんでしたから大風呂は貸し切り状態です。じっくり肩をもみほぐしながらちょうどいい湯加減を楽しみました。

イメージ 9


 露天風呂は写真で見て分かるように風情のある作りでほんとの露天風呂と屋根の付いたややこぶりの風呂があります。この小降りの風呂にはこれまたうたせ湯があります。内風呂の後はのぼせ防止のためにこちらでうたせ湯に浸かりました。さわやかな秋風に吹かれながらじっくりと肩にかかる温泉は最高です。20分ほどこの湯に浸かっていると肩の凝りがとれていくのが実感できました。

 あとはサウナで一汗流します。このサウナは掘建て小屋のように別棟になっていますが低温サウナでかなりの時間利用してものぼせることはありません。ここで汗とともに体内の老廃物をじっくり排出します。程よい疲労が体を包みます。これも屋外の水風呂で汗をさっと流し、内風呂に戻って洗髪です。こういう風呂は各自タオル持参です。地元の常連さんが多いと見えてマイ洗い桶がシャンプー、リンス、ひげ剃りなどセットにして入り口に並んでいます。

イメージ 10


 1時間ちょっとの入浴でしたがこれで体がリフレッシュできました。最後の仕上げはマッサージコーナーです。ずらりとマッサージ機が並んでいます。100円で7分利用できます。全身コース1回と背中もみコースを1回利用しました。程よい睡魔に教われ至福の時です。午前中の体調不良が嘘のようにリフレッシュできました。温泉で肌はつるつるすべすべになるし言う事無しです。

イメージ 11


 帰りはもう一度「モレラ岐阜」の前を通りますからもう一度寄ってスタバコーヒーでティータイムです。実は妻は何度も利用していますが、コーヒーを飲まない小生はスタバは初めての利用でした。今の若い人はこういうコーヒーが良いんでしょうか。この値段なら一般の喫茶店の方がいい様な気がしますが・・・ちなみにコーヒーは飲めないので小生はチャイティーラテ注文、入り口から並んでいたので待ち時間は10分ほどこんなに待たせるのって感じでした。まあ、スタバでコーヒー以外を注文する人も少ないのだろうけれども・・・

 ここはテラス席もあるので天気のいい今日はそのテラス席で飲むことに。再度メニューでケーキ類やビスケットはあるのですが、たまたま店内のショップでドーナッツを販売していたのでそれを持ち込みしてティーと一緒に食べました。ちゃいティーら手は程よいホット加減だったのですが妻の注文した「スターバックスラテ」はホットと呼ぶにはぬるい代物で不満たらたらでした。

イメージ 12


 最後はモール内のスーパーで買い物をして帰りましたが、スーパーバックが出てきません。聞くとレジ袋は有料だそうです。あわてて車にショッピングバックを取りに戻りました。こんな時のために車の中にはショッピングバックを用意してあるのです。しかし、西友あたりではレジ袋を辞退すると2円キャッシュバックしてくれるのにいきなり有料だと他都市から買い物に来た人はびっくりするだろうなぁ。

 という顛末の一日でしたが、体は健康になるし、家族(妻)サービスは出来たし、まずまずの一日でした。