今週の始めに、確定申告がパソコン化されてから初めて税務署なるところへ行ってきました。昨年の医療費が10万円を越したからです。一昨年も越してはいたのですが、領収書をきちんと管理していなかったので申告までにはいたらなかったのです。
まだ、時期的にちょっと早いのかなとも思いましたが、足を運んでみると意外にも既に特設会場鳴るものが設営されていて税務署の駐車場も満車です。これも、臨時の駐車場の案内地図を貰い300mほど離れたところに止めていざ会場入りです。
入ってみてびっくり。既に会場内は人で溢れています。入り口の明け付けでパソコンでの申告を告げると、入って直ぐのところに設置してあるパソコンコーナーに案内されました。ノートパソコンがずらりと30台以上並んでいます。
係の人に医療費控除と株の譲渡所得の申請をしたい旨を告げると、アルバイトとおぼしきその日とは戸惑ってしまいました。通常の人は医療費控除だけのようですが複数の項目では入力する項目が違うようです。しばらくして別の人が現れ、ようやく入力項目へたどり着けました。
じつは入力は自宅のパソコンでも出来るのですが素人では項目が複雑すぎてほとんど理解不能です。小生も最初は自宅で入力したのですが、項目が複雑でどの項目を入力したらいいのか解らなくなって自宅での入力を断念していたのです。
トップページが解れば後は入力は簡単です。ところで、税務署のパソコンはすべてWindows機でした。富士通のFM-BIBLOがずらりと並んでいるのは壮観です。普段Macを主体に利用しているのでやはり、やや戸惑いはあります。その上、小生は一般的な「ローマ字入力」ではなく「かな入力」派なのでMacとWindowsのキーの配置の違いはやはり使いにくいものです。ということで、カスタマイズして勝手に仮名入力に変更して使用しました。
最初は株式等の譲渡所得の入力です。この項目は損金が出ているので来年以降の控除のための申請です。証券会社からすでに年間取引の書類は届いているのでこれは簡単です。つづいて、医療費控除の申請ですが、やった事の無い人はここでつまづきます。病院の領収書を持っていったのでその項目を医療費の明細書に入力していけばいいのですが、その前に源泉徴収票の項目に従って扶養控除の各項目も入力しておかなくてはいけないのです。

これをきっちりやっておかないと、せっかく医療費控除を入力しても出てくる結果はさらに税金を払って下さいという結果でした。とほほ。係の人にもう一度聞き直して再入力です。やっぱり、初心者は税務署で聴きながらちゃんと入力した方が良さそうです。

これをきっちりやっておかないと、せっかく医療費控除を入力しても出てくる結果はさらに税金を払って下さいという結果でした。とほほ。係の人にもう一度聞き直して再入力です。やっぱり、初心者は税務署で聴きながらちゃんと入力した方が良さそうです。
悪戦苦闘の1時間でなんとか確定申告は入力終了しました。あとはいんさつですが、ここでちょっとしたハプニング。印刷の途中でインク切れです。またまた、係の人にSOSを求めます。下手に操作すると入力内容がパァになりますから、ここは焦らない方がいいです。大丈夫な部分を確認しチェック項目で、不鮮明な部分を再度印刷です。
印刷は提出分と個人の控えの分がありますから結構な量です。印刷だけで5分以上掛かりました。打ち出された書類に押印し、源泉徴収票と株の取引明細書、そして医療費関係の領収書を添付してようやく終了です。
肝心の還付金ですが、これだけ悪戦苦闘して僅か1,350円。とほほの世界ですが、いい経験にはなりました。本当はもう少し貰えたのですが領収書の欠落があり、保険組合からの明細だけでは受け付けてもらえませんでした。今年はもう少しキチンと領収書を整理して抜けの無いようにしなくてはと思いながら税務署を後にしました。