のだめ忘備録3 | geezenstacの森

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のだめフェスティバルの記録


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 東京では昨年末、東京国際フォーラムで「のだめフェスティバル」が開催されていました。期間は12月23日から31日まで、ということでしたがロビーギャラリーは1月12日までだそうです。公式ホームページによると期間中に8万5千人の来場があったとかで去年は一大文化の発信地になった感じがします。内容は下記のようもので、2006年はクラシックブームの到来を予感させました。
http://www.t-i-forum.co.jp/general/index.php#
詳しくは上記ホームページを、会場マップなどもあります。

8万5千人のご来場、ありがとうございました!!
 今年クラシック界最大の話題といえば、史上空前のモーツァルトイベントとして来場者70万人を記録したラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭。そして発行部数1,800万部を突破し、ドラマ化・アニメ化で爆発的な人気を集めているコミック「のだめカンタービレ」。クラシック音楽ブームの火付け役となった2大ムーブメントのコラボが東京国際フォーラムで実現します。のだめワールドを満喫できるイベントが盛り沢山のほか、来年の「熱狂の日」音楽祭を一足早く体験できるクラシックイベントを展開します。12月23日(土)からスタートした「のだめフェスティバル」連日大盛況のうちに幕を閉じました。
9日間の入場者は84,835人。「のだめワールド」やクラシックコンサートを大勢の方々に満喫していただきました。

<会場・開催期間>
展示ホール1 12月25日(月)~12月31日(日)
展示ホール2 12月23日(土)~12月31日(日)
ロビーギャラリー2 12月23日(土)~1月12日(金) (予定)

<内容>

♪のだめワールド
のだめフードコート、のだめマート、のだめ丸ごとお絵かきコーナー、のだめカンタービレドラマコーナー、マエストロ千秋の楽器演奏体験コーナー、のだフェス音楽教室などなど・・・楽しい企画がたくさんデス!
【日程】 12月23日(土)~12月31日(日) 11:30~22:00
【場所】ガラス棟地下2階 展示ホール2

♪「のだめカンタービレ杯」 優勝者にビッグチャンス!のアマチュア音楽家によるコンテスト
【日程】 12月26日(火)・27日(水) 時間はタイムテーブルをご参照ください。
【場所】ガラス棟地下2階 展示ホール1
【「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2007」の出場権をかけたコンテスト】
○オーケストラ部門

○ピアノ部門
【ヤマハが開催する「管カラフェスタ2007」全国大会でのゲスト演奏の権利をかけたコンテスト】
○管楽器部門


♪クラシック無料コンサート
【日程】 12月25日(月)・28日(木)・29日(金)・30日(土)・31日(日)
【場所】ガラス棟地下2階 展示ホール1

♪カウントダウンコンサート
“モーツァルト”から“民族のハーモニーへ”。
「熱狂の日」音楽祭、のだめカンタービレにゆかりのあるクラシックの名曲で2007年の幕開けを飾るスペシャルコンサート。
今年も、若きオーケストラのエネルギッシュな演奏をご期待ください。
【日程】 12月31日(日) 23:30~24:30
【場所】ガラス棟地下2階 展示ホール1

♪キッズプログラム
日経キッズプラス 書道イベント「書くって楽しい!」
【日程】 12月28日(木)・29日(金) 13:00~16:00
【場所】ガラス棟地下2階 展示ホール1

という内容になっていてかなり充実していました。[ http://blogs.yahoo.co.jp/geezenstac/26369232.html 名古屋のコンサート]は有料でしたが、こちらは無料で楽しめたようでうらやましいです。この中でも「カウントダウン・コンサート」は盛り上がったようで、東京テレビ系の「東急ジルベスターコンサート」なみの盛況だったようです。このコンサート、のだめがらみだけにフジテレビがけっこう肩入れしていた模様で、司会にはフジテレビ軽部真一アナ・政井マヤアナが登場、カウントダウンコンサートが始まりました。

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このコンサートの曲目は
モーツァルト:歌劇「後宮からの誘拐」序曲
ガーシュイン:ラプソディー・イン・ブルー
スメタナ:モルダウ(連作交響詩「我が祖国」第2曲)
ボレロ(アンコール)
このコンサートの様子を参加した人の声から拾ってみました。

 「メインの演目はドラマのエンディングにも使われた「ラプソディ・イン・ブルー」。そう、マングースのだめがピアニカでSオケと共演した曲です。シンフォニックジャズとも呼ばれるガーシュインの名曲で、今日のピアニストはなんと山下洋輔!!(大御所です)指揮は本名徹次で、オケは「熱狂の日ユースオーケストラ」。このイベントはのだめと、毎年ゴールデンウィークに国際フォーラムで行われる「熱狂の日」というクラシックのイベントのコラボレーションなのでこういう編成になったようです。

 新年到来の瞬間はなんとこの曲の演奏中に訪れるとのことで、通常なら演奏中は静かにしているべきものですが、この日は特別に声出していい、とのこと。曲が始まりました。山下洋輔のピアノは破天荒ですがどこまでも美しい音色です。やがて新年まであと少しとなると、着ぐるみマングースが2匹登場し、観客と一緒にカウントダウン。新年の瞬間には派手にクラッカーも鳴りひびく中、山下氏は平気の平左で演奏し続け、みごとに足掛け2年の演奏を終えました。拍手拍手!

 このあと、弦の方のおひとりの弓から糸が外れる、というハプニングがあり、軽部アナウンサーが時間稼ぎに舞台に上っていったはいいが当の本人にインタビューして余計にあせらせちゃったりとか(笑)、演奏中にバイオリンの弦が切れちゃった場合の対処方法(隣同士で楽器を取り替えてどんどん端っこへ受け渡していき、一番端っこの演奏者が舞台袖から代わりの楽器をひょいと受け取って演奏するんです。)の話を紹介してくれたりとか、なかなか楽しいコンサートでした。演目は後半「モルダウ」と「ボレロ」でした。アンコールの「ボレロ」ではふたたび山下氏が登場し、見事なセッションを繰り広げました。こうして約1時間のカウントダウンコンサートは終了しました。」

 コンサートはこんなものでしたが、会場ののだめコーナーも楽しかったようです。各出演者の使った小道具なども陳列されていたり、話題の「のだめカフェ」が出張出店していたり、楽器の体験が出来たりとかなり参加型のイベントになっていたようです。
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