詩人、茨木のり子が、「マルチな才能」を持つと言っていたような、谷川俊太郎。


もう古くなるのかもしれないが「生きる」を読まれた方も多いだろう。


「20億光年の孤独」はあまりにも有名だし、愛のパンセ、世界へは、彼の足跡の第一歩だと考えている。


あまりにもマルチな才能のため、あまりにも情報がありすぎて困る。


谷川が何を考えているか、は大岡信との対談集で主に教えられる。


あまりにも本が多い谷川俊太郎、その中でお勧めするとすれば、


・谷川俊太郎 詩選集 1~3 集英社文庫


文庫形式にコンパクトにまとめられた選集だが、これだけでも彼の才能はわかる。


詩には言葉がある。彼の言葉は平易だ。だが、それだからこそ心に訴えかける。何かが。


一見平易にみえる言葉の数々が異化されているのだ。


あまりえらそうなことは言えない。僕は谷川ビギナーさorz


今回はここまで。

経営の神様、管理の神様と言われる P.F.ドラッカー。


もし僕が買うとしたら、ダイヤモンド社の全集ではなく、

同じダイヤモンド社のエッセンスを取り出した本になるだろう。これだ。


・マネジメント 基本と原則

 P.F.ドラッカー/著 上田惇生/編訳
 ダイヤモンド社
 2,100円(税込)

さて、いまさらな上にもいまさらだが、持っている人がいるので借りた。

・もし高校野球の女子マネージャがドラッカーの「マネジメント」を読んだら

いわゆる、「もしドラ」だ。NHKのBS深夜にアニメの放送をしていたので見た人も多いだろう。

コンピュータの世界でいうところの、ジェラルド・M・ワインバーグかな?と思っている。

てか、ワインバーグの本お勧めしときます。

さて、読む本が多くて、めでたく積読状態になりました。

図書館から借りた本を先に読むか、人から借りた本を先に読むか。それともボルヘスか・・それとも・・・

今回はこれまで。

いったい僕はどれだけの海外の詩人を知っているだろう。

順不同。

リルケ、ポー、ハイネ、ボードレール、ランボー、バイロン、ヴェルレーヌ、アポリネール、シェリー、コクトー、ヘッセ、ゲーテ、ワーズワス、コウルリッジ、ヴァレリー、ブレイク、ロルカ、ディキスン、パウンド、ネルーダ、エリオット、オーデン、ボルヘス、イエイツ、ロンサール、マラルメなど。

これだけの詩人の詩を見てきた。

これだけの詩情を感じてきた。

そして、これだけの世界が開けた。

前から気になってはいたが。


僕は無知なのでフロイトはほんの少しは知ってるつもりだったけれど、

ユングについてはまったく知らなかった。


Wikipedia日本語版も見ていなかったし、図書館でも借りていなかった。

第一面倒なので資料を探してもいなかった。


最近思い出す機会があり本の問屋に問い合わせて、何かしらの本がないかと調べてみた。


僕は詩や小説を書くけれど、それにちょうどよさそうな本があったので買ってみた。


・創造する無意識 ユングの文芸論 平凡社ライブラリー 783円


とりあえず巻末の訳者解説を読んだがよさげだ。

ユングの年表もあった。


内容的には、特に「超越機能」に惹かれる。



ボルヘスは図書館から借りた本はあたりがついたので、

買っている詩を読み続けている。


今回はここまで。

時間が1時間程度しか空きがななったが、図書館で借りたボルヘスに関する本がほんのちょっとよめた。


・「ボルヘス伝」ジェイムズ・ウッダル著/白水社(資料番号:0004770194)

ボルヘスの生涯を書いた評伝なのだろう。そのまんまだ。

ボルヘス作品に関する基礎知識も得られる予感がする。

ただ四百数十ページあるのですべては読めないだろう。


・「ボルヘスの世界」渋沢竜彦著/国書刊行会(資料番号:0004335477)

ボルヘス自身の評伝、または、他者の評伝なのだろう。

これはまだほんの少しだけしか読んでないので、あたりもつけられなかった。

色々な方のボルヘスに関する記事、読めるかな?


どちらも、著作年表があった。ただ古さを若干感じた。もれもあった気がする。


もっと時間があれば、本の質がわかるのだが。

まだ返却日までには時間があるので、せめてどんな本かは把握したい。


遅読なので、購入予定にはしている。


ボルヘスを読む際のなんらしかの参考になればと考えている。


はらしょ~orz



ボルヘスについて、地元の図書館、市立図書館、県立図書館のリファレンスサービスを使用。

県立図書館の回答の抜粋は以下。


ご質問内容
J.L.ボルヘスの全体像についてネット以外の資料を探しています。
特にボルヘス自身が書いたもの以外の評伝などの資料です。
ボルヘス自身の作品なども何があるか、併せて問い合わせいたします。
(これは特に訳者の解説などがあれば嬉しいです)

当館に所蔵している資料でボルヘスについての資料をご案内いたします。
ご確認ください。

・ボルヘス以外が書いた資料
①「ボルヘス伝」ジェイムズ・ウッダル著/白水社(資料番号:0004770194)
 ボルヘスの生涯を描いた評伝です。
②「ボルヘスの世界」渋沢竜彦著/国書刊行会(資料番号:0004335477)
 ボルヘスに関する国内外の評論エッセイ等を集めた資料です。
 年譜や原著者年表の記載があります。

・ボルヘス自身が書いた作品が載っている資料のうち、解説が確認できた資料
③「世界の文学9」集英社(資料番号:0001420603)
 著作年表が記載されています。
④「集英社ギャラリー<世界の文学>19」集英社(資料番号:0002410512)

下記の資料にもボルヘスについて記載がありました。
⑤「キリスト教文学の世界18」遠藤周作ほか編/主婦の友社(資料番号:0001417070)
⑥「朝日百科世界の文学6」朝日新聞社(資料番号:0004738415)

とのこと。


地元の図書館で既に①②は借りていたので、まあこんなものかと納得。

情報はいくらでもほしい。


ただ読書の時間がほとんどないところが痛い、痛すぎる。

図書館で借りた本まで積読だなんて、嗚呼。

20世紀を代表する詩人の一部として、

アルゼンチンならボルヘス、イギリスならエリオット、アメリカならオーデンがいる。


特に詩人としてのJ.L.ボルヘスにはまっている。

もちろん短編、エッセー的なもの、評論的なものなども好きだ。


僕がもっている本は以下。ここ一カ月で集めたものだ。


・ボルヘス詩集 思想社


・創造者 岩波文庫


・詩という仕事について 岩波文庫


・七つの夜 岩波文庫

・続審問 岩波文庫


・伝奇集 岩波文庫


今のところ、ボルヘス詩集と詩という仕事についてを読了。創造者と七つの夜と続審問が途中読み、

伝奇集が積読状態だ。


wikipedia日本語版のボルヘスの情報も参考にしているが、

県立図書館、市立図書館の司書にも頼んで、他の評論的なもの(そのほかの作品も)も調べている最中。




オーデンは思想社の詩集を読了。


エリオットは岩波文庫の荒地、四つの四重奏を読了。文芸批評論が積読状態になっている。

エリオットにはまる予定だったんだけどなぁ(遠い目・・・



思想社のボルヘス詩集が積読状態だったので読んだら、はまった。

てか、なんでボルヘスの詩集買っていたのだろう。(他者の詩集も何冊か積読状態だが) なぜだ!orz




しばらくはボルヘス祭りだろう。


今回はここまで。