とりたてて今日は何もなかったです。お酒おいしい。息子(2ヶ月)とともに今日も書きます。
BLANKEY JET CITY/ロメオの心臓
ブランキーの8枚目。前作がギラついてかなりハードだったのに対し、こちらの作品は打って変わってポップで実験的な内容になっています。
次作がラストアルバムっていうのを含めて考えてみると、このアルバムからバンドの崩壊の予兆はすでに感じ取れます。あくまで私的にですが、このアルバムが解散の遠因になってんじゃないかとすら考えています。
では曲順をば。
1.パイナップルサンド
2.ぼくはヤンキー
3.VIOLET FIZZ
4.彼女は死んだ
5.君の手のひらに
6.スクラッチ
7.赤いタンバリン
8.ロメオ
9.HAPPY SUNDAY MORNING
10.古い灯台
11.幸せな人
12.ドブネズミ
13.小さな恋のメロディ
14.ハツカネズミ
では詳細をレビューしていきましょう。
1.パイナップルサンド
サイレン音と焦燥感のある演奏がアッパーでインパクトを与える曲。
オープニングナンバーって感じです。今作を象徴しているかのように実験的な曲。
2.ぼくはヤンキー
タツヤとベンジーの共作。くぐもった感じのミックスになってる。
疾走しまくるロックナンバー、シンプルで好きです。
3.VIOLET FIZZ
ジャングルービートとサイケデリックなボーカルエフェクトが奇妙さを掻き立ててます。途中打ち込みが入ったりします。
かなり実験的でとっつきづらい印象。
4.彼女は死んだ
照ちゃんとベンジーの共作。
ウッドベースが唸るサイコビリー風な曲。ギターのシンプルかつエッジの効いたフレーズがむちゃくちゃかっこいい。
途中にまたしても実験的なエフェクトを入れたりしてる。ドラムが打ち込みなのはなんでなんだ。
5.君の手のひらに
ポップで壮大な曲。こういう綺麗な曲がかけるのがベンジーの強みであり、逆に弱点でもあると私は思ってます。
特にこのアルバムでは悪い方にそれが出ちゃってる曲が多い気がします。例に漏れずこの曲もそうです。
普通にいい曲なんですけど、アレンジも相まってなぜか響いてこない。というかこのタイプの曲がこのアルバムには多すぎるんですよ。(次作もそうなんですけど。)
6.スクラッチ
ウッドベース全開。だからどうした。っていう感じの曲。
ドラムがこれまた打ち込み。もうグルーヴもクソもない曲でつまらんさが半端じゃない。はっきり言ってゴミ。
7.赤いタンバリン
シングル曲で代表曲(ブランキーっぽくはないんだけども)。
例に漏れず私も好きです。5.でも書いたんですけど、この場合は成功パターン。かっこいいしかわいいです。
ギターソロ前の三連符とかもカッコよくて好きです。なによりもひたすらドキャッチーでポップなのが最高。ラストのサビの転調も王道、ラストのギターソロの展開とかも王道。こういう曲に基本的に私は弱い気がします。
8.ロメオ
タイトル曲、的な曲。
これまたえらくエッジの効いたガレージ・ハード・ナンバー。
今作では一番分かりやすくかっこいいですね。サビメロの掛け合いとか、ソロ前のブレイクとかもむちゃくちゃかっこいいし、歌詞の意味不明さとかCメロのボーカルの不安定さとかもこの場合はこの曲をさらにかっこよくさせてる。
9.HAPPY SUNDAY MORNING
ロカビリー調で不穏な曲。地味ながらこのアルバムではほぼ唯一と言っていいくらい従来のブランキーっぽい曲。でも良いかどうか問われると別に対してよくはないです。
10.古い灯台
インスト。えらくノイジー。恐らくセッションしてるだけなんだと思うけど。
こういうのがかっこよく聞こえるのはバンドとしての地力があるからでしょう。
11.幸せな人
照ちゃん作曲。今作のハイライト。凄まじく壮大な曲。
心地よいグルーヴと、大爆発する切なげなサビメロ。優しくも儚い、とても素晴らしい名曲。
アウトロのサイケデリックな展開が余韻を残していてまたよし、すごく好きです。
12.ドブネズミ
くそつまんねえ曲。しかもやたら長い。ブランキーでやる意味あんのかこれっていう、どうしようもない曲だと思ってます。
13.小さな恋のメロディ
シングル曲。これもポップでドキャッチーな曲。7.とかと同系統の曲なんですけど、こっちの方がよりUKっぽい気がします。シタールとかも入っててキャンディポップ的というか、なんつーかパブロハニーの頃のレディオヘッド的というか、そんな感じ。
まあこのアルバム自体がレディオヘッドに影響受けてんのかもしれないんですけどね。多分そうなんじゃないかなあと(今)思ったりしてます。
別に悪い曲じゃないですけどそこまで好きでもないです。7.の方がしっくりくる。
14.ハツカネズミ
12.をリアレンジしたインスト。当然ですが、クソ。クソはどうあがいてもクソっていうことを知らしめてくれる曲。このアルバムのわけのわからん構成にも納得がいかない。13,で素直に終わっとけばいいのに。
総合評価、珍盤。
邦楽に於いても重要な位置にするバンドの大失敗作。
シングル曲の出来はポップでキャッチー(まあこの路線自体がこのバンドにしてみれば結構な珍事なわけなんですけど)で、そこそこの出来にもかかわらず、アルバム曲は概ねひどい出来。というか実験的すぎてもうバンドとしての体裁すら保ってないという結果に。
アルバムの構成も首を傾げざるを得ない意味不明な構成で、ちょっと良いところを見つける方が難しい。でもしかし。でもしかし、曲単体で聴くとなかなかに凄まじい名曲があったりする。というか曲はいいのにアレンジで台無しっていう曲が多すぎる。
結果としてこのアルバムは珍盤という判定とさせていただきます。
ロメオの心臓/ポリドール

¥3,146
Amazon.co.jp
BLANKEY JET CITY/ロメオの心臓
ブランキーの8枚目。前作がギラついてかなりハードだったのに対し、こちらの作品は打って変わってポップで実験的な内容になっています。
次作がラストアルバムっていうのを含めて考えてみると、このアルバムからバンドの崩壊の予兆はすでに感じ取れます。あくまで私的にですが、このアルバムが解散の遠因になってんじゃないかとすら考えています。
では曲順をば。
1.パイナップルサンド
2.ぼくはヤンキー
3.VIOLET FIZZ
4.彼女は死んだ
5.君の手のひらに
6.スクラッチ
7.赤いタンバリン
8.ロメオ
9.HAPPY SUNDAY MORNING
10.古い灯台
11.幸せな人
12.ドブネズミ
13.小さな恋のメロディ
14.ハツカネズミ
では詳細をレビューしていきましょう。
1.パイナップルサンド
サイレン音と焦燥感のある演奏がアッパーでインパクトを与える曲。
オープニングナンバーって感じです。今作を象徴しているかのように実験的な曲。
2.ぼくはヤンキー
タツヤとベンジーの共作。くぐもった感じのミックスになってる。
疾走しまくるロックナンバー、シンプルで好きです。
3.VIOLET FIZZ
ジャングルービートとサイケデリックなボーカルエフェクトが奇妙さを掻き立ててます。途中打ち込みが入ったりします。
かなり実験的でとっつきづらい印象。
4.彼女は死んだ
照ちゃんとベンジーの共作。
ウッドベースが唸るサイコビリー風な曲。ギターのシンプルかつエッジの効いたフレーズがむちゃくちゃかっこいい。
途中にまたしても実験的なエフェクトを入れたりしてる。ドラムが打ち込みなのはなんでなんだ。
5.君の手のひらに
ポップで壮大な曲。こういう綺麗な曲がかけるのがベンジーの強みであり、逆に弱点でもあると私は思ってます。
特にこのアルバムでは悪い方にそれが出ちゃってる曲が多い気がします。例に漏れずこの曲もそうです。
普通にいい曲なんですけど、アレンジも相まってなぜか響いてこない。というかこのタイプの曲がこのアルバムには多すぎるんですよ。(次作もそうなんですけど。)
6.スクラッチ
ウッドベース全開。だからどうした。っていう感じの曲。
ドラムがこれまた打ち込み。もうグルーヴもクソもない曲でつまらんさが半端じゃない。はっきり言ってゴミ。
7.赤いタンバリン
シングル曲で代表曲(ブランキーっぽくはないんだけども)。
例に漏れず私も好きです。5.でも書いたんですけど、この場合は成功パターン。かっこいいしかわいいです。
ギターソロ前の三連符とかもカッコよくて好きです。なによりもひたすらドキャッチーでポップなのが最高。ラストのサビの転調も王道、ラストのギターソロの展開とかも王道。こういう曲に基本的に私は弱い気がします。
8.ロメオ
タイトル曲、的な曲。
これまたえらくエッジの効いたガレージ・ハード・ナンバー。
今作では一番分かりやすくかっこいいですね。サビメロの掛け合いとか、ソロ前のブレイクとかもむちゃくちゃかっこいいし、歌詞の意味不明さとかCメロのボーカルの不安定さとかもこの場合はこの曲をさらにかっこよくさせてる。
9.HAPPY SUNDAY MORNING
ロカビリー調で不穏な曲。地味ながらこのアルバムではほぼ唯一と言っていいくらい従来のブランキーっぽい曲。でも良いかどうか問われると別に対してよくはないです。
10.古い灯台
インスト。えらくノイジー。恐らくセッションしてるだけなんだと思うけど。
こういうのがかっこよく聞こえるのはバンドとしての地力があるからでしょう。
11.幸せな人
照ちゃん作曲。今作のハイライト。凄まじく壮大な曲。
心地よいグルーヴと、大爆発する切なげなサビメロ。優しくも儚い、とても素晴らしい名曲。
アウトロのサイケデリックな展開が余韻を残していてまたよし、すごく好きです。
12.ドブネズミ
くそつまんねえ曲。しかもやたら長い。ブランキーでやる意味あんのかこれっていう、どうしようもない曲だと思ってます。
13.小さな恋のメロディ
シングル曲。これもポップでドキャッチーな曲。7.とかと同系統の曲なんですけど、こっちの方がよりUKっぽい気がします。シタールとかも入っててキャンディポップ的というか、なんつーかパブロハニーの頃のレディオヘッド的というか、そんな感じ。
まあこのアルバム自体がレディオヘッドに影響受けてんのかもしれないんですけどね。多分そうなんじゃないかなあと(今)思ったりしてます。
別に悪い曲じゃないですけどそこまで好きでもないです。7.の方がしっくりくる。
14.ハツカネズミ
12.をリアレンジしたインスト。当然ですが、クソ。クソはどうあがいてもクソっていうことを知らしめてくれる曲。このアルバムのわけのわからん構成にも納得がいかない。13,で素直に終わっとけばいいのに。
総合評価、珍盤。
邦楽に於いても重要な位置にするバンドの大失敗作。
シングル曲の出来はポップでキャッチー(まあこの路線自体がこのバンドにしてみれば結構な珍事なわけなんですけど)で、そこそこの出来にもかかわらず、アルバム曲は概ねひどい出来。というか実験的すぎてもうバンドとしての体裁すら保ってないという結果に。
アルバムの構成も首を傾げざるを得ない意味不明な構成で、ちょっと良いところを見つける方が難しい。でもしかし。でもしかし、曲単体で聴くとなかなかに凄まじい名曲があったりする。というか曲はいいのにアレンジで台無しっていう曲が多すぎる。
結果としてこのアルバムは珍盤という判定とさせていただきます。
ロメオの心臓/ポリドール

¥3,146
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