こんばんわ。皆様如何お過ごしでしょうか。私は息子の朝泣きで早くに起きすぎて眠いです、安いビールまじうめえ。

それでは今日のアルバムを紹介します。

DIZZY MIZZ LIZZY/ROTATOR

デンマークで結成されたメロディアスハードロックバンドの2作目にして最終作。彼らはなんと20歳でデビューしてるんですけど、まあ演奏もうまけりゃ曲の完成度もすごい。
私も高校時代によく聞いたバンドなんですけど(といってもアルバムの発売年は96年。私まだ6歳。)今日久しぶりに聞きます。2ndだけあって1stよりもはるかに洗練されたメロディやフレーズが特徴的なアルバム。
他のメロハーバンドとは比較にならないくらいにソリッドで洗練されてるのが特徴的。

では、曲順をば。

1.THRON IN MY PRIDE
2.RUN
3.ROTATOR
4.11:07 PM
5.BACK-BONE-BEAT
6.WHEN THE RIVER RUNS DRY
7.BREAK
8.I LIKE SUPRISES
9.RIFF SANG
10.TAKE IT OR LEAVE IT
11.FIND MY WAY
12.TWO OF YOU
13.RISE AND FALL
14.OUTRO
15.PAIN BEFORE MY EYES

それでは詳細をレビューしていきましょう。

1.THRON IN MY PRIDE
性急感溢れるイントロからザカザカしたフレーズに変化して、そのまま歌メロへ移行。
そしてまたしても性急なリズムパターンのサビメロへ。展開の起伏とメロディラインの美しさがうまくマッチしてます。
ソロのワウを効かせまくったギターやバッチリと決め所を決めてくるリズム隊も旨いですね。

2.RUN
どこかオリエンタルなイントロからこれまた北欧的なメロディがハードな演奏に乗ってくる。でもサビメロはポップでキャッチーでリズム隊とボーカルのかっちりかみ合ったプレイがカッコイイ。
スリーピースバンドとは思えないほど、ギターが暴れまわってるのが最高にいいですね。

3.ROTATOR
タイトル曲。逆から読んでもROTATOR。
フェードインのイントロから決め決めのバース、切なげで焦燥感溢れるサビメロ。そして無茶苦茶にかっこいいギターソロが魂を震わせます。
ゴテゴテしてないアレンジがまたいいですね。メロディを聴かせよう!っていうのがしっかり伝わってくる。

4.11:07 PM
ジョンレノン賛美ソング。
バンド名からしてビートルズ好きが垣間見える彼らですが、これは曲のタイトルからしてまさにまるっきりそう。(ジョンレノンが死んだ時間が曲名)
で、肝心の曲はというと、無茶苦茶綺麗なバラードでサビメロがすごく泣ける名曲。1こういうのをスリーピースでやるのがすごいですねー。鍵盤すら入ってないのに音の厚さがすごい。

5.BACK-BONE-BEAT
一転してエイトビートの気持ちいいリフで押していくビートロックナンバーなんですけど。
やっぱりというかなんというか、ここでも彼らお得意の展開の突然の変化と、泣きメロが発動してきます。コーラス部の終わりとか綺麗すぎるメロディですしね。
かと思ったらめちゃめちゃヘヴィな間奏がある、しかも転調までしちゃう。表情を次々変えていくのが聞いていてついつい笑みを浮かべてしまいます。

6.WHEN THE RIVER RUNS DRY
ちょっとファンクっぽいヘヴィな曲。サビメロの頭打ち部分のかっこよさがたまらんですね。当然のごとく美メロかつ泣きメロでそこがまた素敵です。飽きさせない展開をつくるのがトコトン上手い人達だなあと感心させられます。

7.BREAK
今作で個人的に最も好きな曲のうちの一つ。
このかっこよすぎるイントロは一体何なんだ。呟くようなボーカルから一転、リフと共に猛突進するかのようなサビメロが痺れる。拍を食って入ってくるところとかもカッコよすぎ。アウトロでまたイントロのフレーズを持ってくるところが素敵。

8.I LIKE SUPRISES
ここにきて若干のマンネリ感をみせはじめる。
メロディ自体は丁寧でいいです。

9.RIFF SANG
と思ったら大爆発。タイトル通り凄まじくヘヴィでハードなリフとバッチバチのリズム隊がかっこいいハードナンバー。それでもメロディは切なげで叙情的、こういう曲は日本人好みというか、やっぱり彼らは日本で売れるべくして売れたんだなあと思います。

10.TAKE IT OR LEAVE IT
聴かせるアルペジオと作り込まれた丁寧で綺麗なメロディのハードなバラード。サビメロの決め所がやっぱりかっこいい。

11.FIND MY WAY
これまたギターのフレーズがエッジが効いててかっこいいメロディアスな曲。
変化の起伏が大きすぎるメロディが涙腺を刺激します。ハードなフレーズと組み合わさることでここまで渋い演出になるのかと驚きを隠せません。とんでもなく良い曲です。あっさりしたアウトロも好感触。

12.TWO OF YOU
ブリッジミュートを効果的に使ったヘヴィなリフ押しナンバー。にも関わらずしっかりと聴かせることができる曲作りは流石。静と動がこれまた妙。くどすぎないのがポイント。このバンドはコンパクトに曲をまとめるのがとても上手ですね。素晴らしいと思います。

13.RISE AND FALL
アコギの入ったバラード。ギターのフレージングとメロディがマッチしててすごく心地の良い曲です。曲の時間の短さもあってあっさり聞ける。

14.OUTRO
文字通りの曲なんですけど、しっかりと曲になってる。しかも今作でもっともヘヴィな曲。56秒でしっかり一曲作って締めるところがすごいなー。

15.PAIN BEFORE MY EYES
ボーナストラック。どポップなドライブロックチューン。
ボートラはアルバム自体の評価にはまったく影響しない(というか、ボートラ自体が個人的に好きではない。アルバムはしっかりと完結させて欲しい。最後の曲の後にボーナストラックが入ってるだけで流れがぶち壊しになる場合が有る。私は普段ボーナストラックは一切聞かないようにしている。)ので、今作の総合評価には影響しません。曲単体としては好きです。


総合評価、(隠れ)名盤!!

もう少し知名度が高くてもいいんじゃないでしょうか、このアルバム。
この手のジャンルの最高峰とも言える傑作なんだけどなあ……。
最近再結成したらしく来日するらしい。ライブみたいなあー。






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