【外道! 政経塾】政経学・各論③年金論②積立方式移行③積立の基本的考え方 | 【外道政経塾】外道大魔王指南道場

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恥ずかしながらアメーバに帰ってまいりました。まあ、引っ越し先はバックアップと割り切ります。
ちょっと分野を分けてブログを再出発させます。

【外道! 政経塾】日本の取るべき政策の基本方針(個人的考え)

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【外道! 政経塾】国家論

 ③年金論

  ②積立方式移行

    ③積立の基本的考え方

積み立て方式の年金は、生命保険と

同様に考えるが、保険と大きく違うの

は、死亡時に一気に支払うのが無い

という事と、同じなのは高齢者65

歳以上になったら毎月(もしくは現行

の様に2ヶ月に1回)支給するという

ことである。

 

その際に、積立期間を労働期間の約

45年間、65歳以降支払期間を寿命

中位数(まあ、平均寿命ににているが

要はその各年代の人が半数になる寿

命)まで支払う期間を20年間と定める。

また、年金の運用は「国債」のみとし、

「運用益」は「原則」期待しない。(一応、

ほんの少し運用益を出す様にも出来る

がそれは当然、国の借金のかさ上げ

になる。)

※なぜ国債を使用するのか?それは

 インフレ対策と、積立金補填の為の

 一時資金積み立て分を「国に借金と

 して負わせ、現在の支給金額を確

 保する」為である。

※国債についてはまた別途記載する。

 

当然、積立なので個人の積立て分

を個人で受給する。単純に20年分

の年金を積み立てると想定する。

6万円/月×12か月×20年間=

1440万円

くどいがインフレ率は国債で対応

するので基本インフレ率0(ゼロ)で

考える

それを45年間で積み立てるとしたら

平均2.7万円/月積み立てることに

なるが、そこは死亡率によって死亡し

た人の積み立て分を他の人に分配す

ることで7%程度の割増が期待できる

ので大体2.5万円/月、積立てる。

(65歳で約10%死亡している訳だが

一気に10%が死ぬわけではなく、徐

々に死んでいくこと、死亡率が65歳

に近づくにつれ、増加傾向にあるの

で、7%程度の増加と考える)

また、それ以降の死亡益?(死亡した

人に支払わなくてよい年金)は、その

まま寿命中位数を超えた人に対して

払う年金として使用するので相殺さ

れると考える(少し死亡益も出るけど

ね)

 

国民の「個人レベル」で積立方式の

年金を考えた場合の基礎モデルと

考える。

 

※もちろん、「積立て方式」である以

  上、基礎モデルの金額に沿う必要

  はない。(つまり、積立てた分を自

  分がもらう方式なので、受給時は、

  同年代の積立て金額の総額を同

  年代の個々の積立金額の割合で

  支給する仕組みとする。)

※多く積立てた人が長生きした場合、

 破綻するのでは?と思うかもしれな

 いが、まず、多く積立てる高額所得

 者の人数比(ものすごく少ない)や、

 まあ生活環境や医療により、高額所

 得者の方が長生きするのだろうが、

 さほど差が出ないことを考えると、そ

 こは、カバー出来る範囲に収まると

 思う。

※積立て金額も、若いうちに少なく、

  歳を経るにして多くする方式や

  一定金額で積み立てる方式、自

  分の収入が多い時に積立てるなど

  各自の都合に合わせた積立てを

  可能とする。

※ただし、老後ベーシックインカム

  究極の最低限生活金額であること、

  個人の運用は保証が無い為、通

  常の収入がある人は、最低金額

  1万円/月の加入は「原則義務

  とする。

※運用ゼロでは、積立てる意味が無

 いと考える人もいるだろうが、限りな

 く保険に近い考え方の積み立て・受

 給と考えると「損した」とは思わない

 だろう。(死はほとんどの場合が、

 突然、訪れるものであり、病気・ケガ

 等がなければ、皆不思議と、早死に

 するとは思っていない。長生きすれば

 得だ!と判断する人が多ければ多い

 程、その多く払った人で早死にする

 人も多く出るのでバランスが取れる)

 ※掛け捨ての生命保険的考え

 

つまり、自分の寿命という予測不可能

な事に対する生涯の保証という保険

の位置づけである。

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