【外道! 政経塾】日本の取るべき政策の基本方針(個人的考え)
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貧困対策論
②学費無償について
学費無償については、後に詳細を
記載するが、ここでは、「貧困対策」
「貧富格差解消」としての観点のみ
述べる。
貧困対策や貧富格差解消で、学費
無償化や、奨学金の返済不要(まあ
、無償化なんだけどね)が、書かれ
ているが、意味が無い。
それは奨学金の返済に困っている
という本来の目的に反する成果を
奨学金無償化、返済不要化の理
由としているからだ。
経済分析のマジック?で、学歴ごと
の平均収入格差を出すが、本来は、
その格差が生じるからこそ、奨学金
等は返せる金額なのだ。
良く、大学を卒業し、就職した時点
で、300~800万円の借金を抱え
させられている~とあるが、じゃあ、
就職した人は車の200万円前後など
も購入出来ない貧困なのか?という
話になってしまう。(自動車の価格が
少し安く設定しているのは、自動車
のローンは長くても8~10年が限度。
奨学金は30年近くかけて返済。
返済能力的には、もっと高額な車
でもよいが、あえて軽自動車等も
視野において200万円前後とした。)
しかも、学費を無償にしても、社会的
に「経済構造が、変わらない限り」「全
員がホワイトカラー」になることは不可
能であり、大学に行っても、結局は就職
口は高卒と同じブルーカラー的仕事し
か無いという話になってしまう。
(現在が求人率が多いにも関わらず、
ワーキングプアとか低賃金業務の
人手不足による外国人労働者条件
緩和などの問題が起きるのはここに
起因する)
また、よくヨーローッパの事例を出す
「現状を調べもしない馬鹿専門家」が
いるが、フランスにいたっては、日本
が進学率60%前後に対し、65%前
後と僅かしか変わらず、かつ、ドイツ
に至っては40%前後なのだ。
スウェーデンは確か大学はもう親の
扶養ではないので、生活費の借金
制度がある。
貧困格差の為に学費を無償化し、
皆進学(特に大学?)させれば皆
低所得者から逃れられるというの
は間違いなのだ。
ただ、「貧困家庭の優秀な人材
の学費を無償化する」ことには
賛成である。
これらの詳細については別途「
学費無償政策」について記載
したいと思う。