【外道! 政経塾】日本の取るべき政策の基本方針(個人的考え)
=================
最初に、政治・経済の話をする際に
どうしてもそれを実施する・もしくは
提言しても取り上げられない事情
(所謂”忖度”等)の部分を説明する
のに、その状況・状態の把握が必要
不可欠。
前回、国家を形成するにあたり、支
配層・奴隷層等による国家形成に
ついて述べた。実は国家形成に
当たっては、「その地域内(国家内
)において発展・統制をする」という
内需的制約と「その地域の支配層
が他の地域の支配層により支配
されるのを防ぐ」という外圧的的
制約によい成り立つ。
ここで、「支配層が他の地域の支配
」に対する「方式」が近代社会では
変化している為、少し分かりづらいが
それについては次回述べる。
◆各地域の国家の形成は、古くは
治水や相互紛争の解決など、統
制目的でその地域で国家が形成
◆国際間の関係とは、皆が勘違いをし
易いが、国家と国家ではなく、各国家
の支配層同士の協約・協定により
成立する。
◆国際社会の形成は「各国家の支配層」
の支配=被支配により、「国際秩序」が
形成される。
各国家の形成内容は本当はもっと
複雑で多様だが、基本、各国の支配
層同士の貧富の差は少ないものの
被支配国(植民地国家)の支配層と
奴隷層の貧富の差は大きいことが
大半。また、国家の各位置の数も
被支配国(植民地国家)の方が
数が多くなる傾向である。
歴史や現在の世界経済・政策・紛争
を理解する上で「国際関係の根本は
支配層同士の協約」であることや、
その協約に基づいて「国家の国家に
よる支配」という構造を理解する必要
がある。