GTO-15 | 鷲

私の読書の感想

鬼塚はベンツに乗り込む。助手席に村井がのり、お金に目がくらんだ鬼塚を説得しようとするが。
聞く耳を持たない鬼塚。

龍二にベンツの自慢をする。龍二は”どっかの政治家みたいに欲にまみれて目が腐ってる”と。
警察の検問にかかる鬼塚。
どうやら 女生徒が誘拐されたらしい。トランクを開けるとそこには女生徒が拘束されていた。
すぐに車を走らせ逃げる鬼塚。パトカーに追われる。
繭は菊池たちに鬼塚が他の先生と一緒で自分の保身で頭がいっぱいだと。
村井は自分を守ろうとして他人を傷つける教師じゃなかったと。
今の鬼塚は”ただのかっこ悪い大人と同じじゃん”って。すぐに車を停め警察に出頭する。

拘束されていた生徒は繭の仲間のアゲハという女。
すぐに鬼塚は巻き込まれたということが判明し、龍二がむかえに行く。
そこで 鬼塚は警察の経費で寿司やらかつ丼とかたくさん食べていた。
自分をまきこんだDJみたいな男をボコボコにして警察署から出ていく鬼塚。

鬼塚の部屋にアゲハがやってくる。胸はEカップ。鬼塚にそれを押し当てて、お願いをする。
もちろん承諾する鬼塚。菊池は繭のことを思い出す。
彼は”人間は遺伝子を残すために生きているのかな?笑ったり泣いたりするのもそのためなのかな?
だったら何十年も生きても哀しいだけじゃん。”。鬼塚は地下のクラブにやってきた。
そこには教頭や他の教員もいた。拘束される教員たち。ここにいるのは教師によって中退させられた生徒達。
駆けつけた村井たちは別の部屋に運ばれていく。
一人一人マイクを持って自分が教師にされた仕打ちを暴露していく。
高校の時彼氏と性行為をしていただけで学校を辞めさせられたとか。
興味本位で煙草を吸ってみただけでとか。
鬼塚はまったく動じない。ここに集まっているのはただの甘ちゃんじゃないか。
中退中退ってそんなにヤバいことか?
暴走族時代に警察にここに集まっている奴等の何倍もお世話になっている。
鎖を千切る鬼塚。煙草に火をつけ、椅子に座っている。デコピンだけで不良を吹っ飛ばす。
デコピンは暴力には含まれないとかいっているが、された者は気絶している。

根性のないありんこは自分が本気だしたら2秒で皆殺しにできると。
腕相撲で100対1で勝負するという鬼塚。ムキムキの男たちが挑むが腕が変な方向に曲げられる。

次々と倒していく鬼塚。ついには3対1の勝負をしかける。ここから3対1で仕留めていく。
冬月は鬼塚のことを知り、すぐに彼のもとに走る。鬼塚の腕が内出血で青くなっていく。

最後二人。バカみたいムキムキな男がやってくる。机ごと粉砕し倒す。最後はを指名する鬼塚。

を割り机にばらまく鬼塚。男の勝負。繭は目の前の男の手を握ることさえできなかった。
鬼塚に負けた。鬼塚はここにいる中退者たちに教頭のおごりで飲み屋に連れていく。
軽く200人はいる。それに鬼塚は彼らに100万の貸しをつくる。それを頑張って返済するように。
10年後でもいい、高学歴を顎でつかえるくらいビッグになっれてこと。
繭は呼吸困難になって倒れてしまう。菊池がいうのは彼は持病があるらしい。
彼は金のことしか考えていない大人の犠牲者。元気になった繭。彼を追う鬼塚。
森高がきた。彼の服用している薬は精神安定剤。しかも量が尋常じゃない。

あの笑顔の下には何があるのか。屋上のフェンスの上を歩く繭。
””もうすぐ自分が死ぬ時 もしそれが自分の親のせいだったらどうするか?
教えてくれよ先生。