ブラッディ・マンデイ 絶望ノ匣-01 | 鷲

私の読書の感想

あの事件から2年も経過していた。
その短い平穏がまた侵されはじめていた。

とある飛行機がテロリストにハイジャックされる。
白雪”という女と”ビースト”という男に・・・・・・・・・・。
二人が要求するのは”火野 アレクセイ”という魔弾の射手の総帥の釈放だ。
魔弾の射手は、神島 紫門一派より強力なテロ組織である。

それに応えるのはもう少しで総理大臣になろうとしている九条の祖父だ。
ファルコンに飛行機にハッキングをして操縦させ東京への墜落を阻止するというのが、
こちらの策だ。

だが、藤丸はもうハッキングはしないと言い張る。
あれから一度もハッキングをしていないと、自分のせいで多くの人が命を落としたから。
音弥もあおいも大学生だが、彼は浪人している。
南海 「あんたが 立ち上がらないやつだとは・・・・・・思わなかった・・・・・・」
彼の気持ちは分かるけど、立ち上がって助けようとすると思っていた。
藤丸を殴り 去っていく。

大臣はアレクセイを釈放する。

彼は元宇宙飛行士。 宇宙から地球をみた彼はこの世界の在りように疑問を感じた。

ビーストと白雪はアレクセイと合流するために飛行機から降りていく。
ビーストの正体は”竜之介”だった。

竜之介 (あとは頼んだぞ 加納 霧島!!)
この飛行機の操縦士をしていたのは、加納と霧島だった。
彼に事前に計画のことを知らされていて、ことにあたっていた。
だが、操縦室に白雪が仕掛けを施していてに入れなくなってしまう。
操縦士のいない飛行機はそのまま東京へ落ちていく・・・・・・・・・・・・・・・・。

藤丸のバイトしている喫茶店のオーナーは元THIRD-i の矢島だった。
彼とアパートの一室で合流する藤丸。
そこには無数のパソコンが―――――――――。

藤丸 「ファルコン――――――出るぜ!!」

アレクセイと合流したビーストと白雪。
彼ら魔弾の射手は8年前、ロシアで当時12歳だった音弥と祖父と建物にいた人達を人質にして
あるモノを政府に要求した。
人類が手にしてはいけなかった悪魔の力
原子爆弾の数倍の威力をほこる”水素爆弾”だ――――――――――。
その後、
音弥のメールを受け取ったTHIRD-i はテロリストの中に竜之介をスパイとして侵入させることに成功。
彼の指示で東京にいたアレクセイを逮捕することができ、
竜之介にスパイとして 彼から水素爆弾のありかを聞き出そうとするが失敗。
だから今 魔弾の射手の下で暗躍しているわけだ。

ファルコンは飛行機操り乗客を無事に送り返すことに成功した。
戻ってきた南海にもう一度殴れられが彼を信じていたそうだ。

魔弾の射手には”ピーターパン”と呼ばれる男がいる。

彼は 魔法使い級の凄腕ハッカーで今回どうやって飛行機の墜落を阻止したかも知っている。
8年前に起こしたテロで彼はアレクセイのハッカーとしてパンドラの匣
もう少しで開ける寸前にまでにいったが失敗。
ピーターパン 「あの時 僕にもっとskillがあれば――――――――。」
今回、藤丸は実力が8年前にファルコン級だった男に立ち向かうことになる。