ブラッディ・マンデイ-10 | 鷲

私の読書の感想

教祖 神島 紫門は死んだ。
彼の死の映像が流れる中、”K”と呼ばれる者が現れる。
しかし、もう月曜日は過ぎている。
次の月曜日にブラッディ・マンデイを起こす気なのか。

Jを撃ち落ちした音弥。
自分はに問われますか?と・・・・・・・・・・・・・。
相手がテロリストの幹部、いや 自分のだということが受け入れられない。
当分 弥代学園の新聞部の一員は九条の家にお泊りだ。

九条の家に集まる新聞部。はいない・・・・・・・・・・・・。
真子も元気いっぱいだ。
夜、携帯で何者かに電話をする真子――――――――――――

真子 「”ブラッディ・マンデイ”の”瞬間”は近い!!」
お前が”K”だったのか。
藤丸の後輩、一年違い。新聞部に所属。高確率で死ぬウイルスで死ななかった。
夜、を始末しようと彼女の寝ている部屋にむかうが藤丸に遭遇し失敗。

藤丸は、新たに出てきた”K”と呼ばれる人物の居場所が特定できずに悩んでいた。
音弥から、自分のだということを聞かされる。
九条 かなめ。 音弥の母親と紫門の間にできた子供が”J”――――――――。
他にもアルファベット順にKまでの子供がいたらしいが今行動できているのは”J”と”K”のみ。
母親みんな別々。
九条の祖父に今日からTHIRD-i のメンバーに加わったと言われ、身分証を渡される。
彼を民間人といて扱うのは間違っている。

藤丸はあの時 生き延びた”J”に電話をしていた。
あの時、真子の抗ウイルス剤を受け取った時に聞いた依頼に応えた。
だから、ちゃんとブラッディ・マンデイの”本当の意味”について問う。
もちろんそのまま本当の意味を教えることはしないJ。
そのかわり、解決に繋がるヒントを教えられる。
あのクリスマスの虐殺の映像を専門家に調べさせてみれば?と。

専門家はその映像を見て、ウイルスでの発症ではなく。
放射線”を大量に浴びた時にでる症状だと――――――――――。
それを、隠す為にマヤがウイルス男に感染させた。
その男は発症し体にブツブツが出来て死んだが、他の者達は違っていた。
奴らは、ロシアで”中性子爆弾”というモノを持ちかえっていた。
その爆弾は普通の核爆弾と違い、小さな爆発で大量の放射線物質を広範囲にまき散らすモノ。
それを、この日本で起こそうとしているらしい。
そうすれば民間人少なくとも 1000万人は死ぬことになる。
次の月曜日までの”5日間”にその爆弾をありかをつきとめなければならない。

藤丸は一応、真子のパソコンにハッキングをしたが証拠は0。
彼女を疑うことはない・・・・・・・。
真子はというと、”雀蜂(ホーネット)”と呼ばれるハッカーに藤丸と対決するように依頼する。

藤丸は”エシュロン”という
蜘蛛の巣の様に、世界中の隅々まで監視するネットワークにハッキングして、
中性子爆弾” ”K”というキーワードを使ったパソコンを特定しようとするが・・・・・・・・。
ホーネットに邪魔をされ失敗。彼は藤丸と同じ”魔法使い”レベルのハッカー。

一つ違うのは彼は悪質なハッカー。破壊者(クラッカー)だということ。
その後、彼に信号を操られ音弥と二人で乗っていた車にトラックが突っ込み爆破。
二人は無事だったが、音弥が幼い頃から仕えていた運転手が死亡する。
J は藤丸に言っていた、こんなテロリストの馬鹿馬鹿しい”茶番劇”から退場したいだけだと。
関係ない人がまた一人死んでいく。

加納は宗方の尋問を続けていたが、娘がいたという真実のみで進まない。
彼女は戸籍上では存在しないその娘の事を深く愛している。
そこに、ロシア連邦保安庁から来た”サーシャ”という女性に刃物で脅され自白する。

敵のアジトは光る橋の見えるビルだったと。
サーシャと加納は昔の深い関係だったらしい。
彼女が刃物で宗方を脅している時も冷静に接していた加納。
ロシアはもし自国の中性子爆弾が日本で使われたら国際関係に影響があるから。
すぐに処理しなければならないらしい。
サーシャの頼みで、日本でマヤに殺されたロシアの諜報員の死体を見せてほしいと。
彼は死ぬ間際に銃で撃たれた傷にクリスマスの虐殺のチップを埋め込んでいた。
それだけで、彼の仕事は終わったものかと思っていたが身体に紫外線ライト
反応するペンで爆弾のありかを示していた。
ニガヨモギは日食の昼間に花を咲かせる”とだけ告げ去っていくサーシャ。

藤丸は敵のオフィスを特定し、すぐに突入部隊を向かわせる。

あおいと真子の2人は病院に、遥の透析のために付き合っていた。
病院に入ろうとすると、待ち伏せしていたマヤに拘束される遥・・・・・・・・・・。
彼女をここに呼んだのは真子。抵抗するあおいは左腿を銃で撃ち抜かれ倒れる。
真子は悲鳴をあげている。

真子 (さぁ マヤ 仕事の時間だ―――――――――殺せ。)