ブラッディ・マンデイ-09 | 鷲

私の読書の感想

拘置所の人間が感染したことをミハエルから聞かされるJ・・・・・・・・・・・。
マヤ達も教祖奪還に成功。
喜ぶ信者達、
そんな人達をみて複雑な表情をするJにミハエルは彼がこの先教祖の下で働く気がないと気付く。

J は”取り戻したいものがある”と―――――。
信者ではないミハエルに生きたいのなら自分についてくるようにいう。


鎌田を騙し、作戦を進行していた霧島。
本当は誰も感染などしておらず、演技をしていただけだった。
藤丸がマヤからもらったパソコンに仕掛けが施されているのに気付き、
その後 マウーロが拘置所に出入りしている情報を知り、
敵のパソコンにハッキングをしていて、この作戦に気付いていたからだ。
そして紫門を連れて逃げ出そうとしているテロリストたちをいっせいに捕える。
テロリストは共通のネットワークで繋がっていることに気付き、そこにウイルスを送った藤丸。
ミハエルの持っているパソコンからJの位置を把握し追跡する。

車で移動中のJ達。
信者達のパソコンの動きが鈍いことに気付き、早めに電源を切らせる。

Jが予想より早く通信を遮断したので追跡ができくなってしまった。
だが、この前学校でジャックに通信を行っていたJの通信機器に話しかける藤丸。
Jの持っているトランシーバーに繋がり、彼に取引を依頼する。
この先テロリストに必要であろうパソコンに侵入させたウイルスを消すワクチンを渡すかわりに
抗ウイルス剤を貰う。
Jはこの取引に応じる――――。

Jと川辺に二人きり。
空からはヘリが監視していて下手な真似はさせない。
Jが話したい事があるから通信を遮断しろと言われ周りの人間にが届かないようにする。

何かを伝えるJ 。藤案は黙ってその事に頷く・・・・・・・・・・・・・。
Jは川から上がってきた仲間と共に川へ逃げ、藤丸はすぐに真子に抗ウイルス剤を注入する。
奇跡的にまだ発症していない真子。どうやら成功したようだ。
すぐに逃がしたテロリストを追う。

紫門の身体には放射性物質を埋め込んでいる。
それで衛星から追跡可能になっている。それを行うように命令したのが音弥の祖父である。
榊 「―――――――――・・・・・・・・・・お祖父さんのことが嫌いか?」

音弥 「尊敬はしてます、でも
    ―――――――――――――――好きになるのは無理だ。」
何か過去がありそうな雰囲気。

Jは紫門たちと合流する。信者達に士気がさらにあがる。
紫門はJの父親で神の血を分けた子供の中の一人という。
だがすぐに機動隊が駆けつけ包囲する。
藤丸から”約束は果たした”というメールを受け取るJ・・・・・・・・・・・。
二手に分かれて教祖を地下通路から逃がすように指示をだす。
ミハエルは一緒に連れていく。
J (これで さよならだ―――――――――――お父様。)

マヤはここから脱出するのに、
まず信者でありK直属のメンバーである”ヤコブ”に教祖の変装をしてもらい囮として逃がす。
その後、護衛二人を射殺し、教祖に銃口をむけるマヤ・・・・・・・・・・・・。
信者ではない彼女を作戦の指揮をとらせたのはこの為である。
もちろん、これはKの意思でありJも知っていること。
紫門 「撃ちなさい この街に私がいたら”血の月曜日”には進めない―――――。 」

マヤ 「――――――・・・・・・・・ッ 付き合い 切れないわ」
教祖を撃ち殺す。


Jは屋上に一人立って、幼い頃自分を捨てた母から貰った時計を持ち 子供時代の事を考える。
何も信じない彼に信じるものを見つけなさいという紫門。傍には同じく幼いKの姿も。
J (あんたじゃないことは確かだけど――――――Kもそうじゃないと思うけどね。)
そこに集まる機動隊。完全に包囲された。
加納と音弥もそこにくる、二人は藤丸にむかうとうに指示されている。
不意打ち。
J 「九条・・・・・・・・・音弥?」
会わないままで終わるかと思っていたらしい。ファルコンの乗っているヘリを睨む。
音弥に自分が持っていた母の時計を渡す。そこには ”九条 かなめ”と彫ってある。

一言も喋らない音弥・・・・・・・・・。彼が自分のだという真実を認めたくない。
お互い銃口を向けあう―――――――――。
撃たれ川へと落ちていくJ・・・・・・・・・・・・・・・・。
J (やっぱり カインとアベルだなんて 僕たちの方がピッタリじゃないか―――――。)