昨日のボクシング!
井上尚弥vsルイス・ネリ
まずは最初に、昨日のブログで
ネリのあんな振り回すパンチをもらうはずがない!
と書いたが、まさかまさかの1ラウンド早々にもらっちゃいました!
井上尚弥人生初ダウン!!!
しかし、見ててもちろんビックリはしたが、負けるとは微塵も思わなかった。
ダウンの仕方は派手だったが、パンチの威力が流れる方向に貰ってたし、
ダウン後も慌てて立つんじゃなくて、冷静に膝をついてレフェリーの方を見てカウントを確認してたので、見た目ほど効いてなそうだなと感じた。
それよりも!
対ネリ!初の東京ドーム!の影響なのか?明らかに入場の時からイキリ過ぎてたし、立ち上がりから雑に大きなパンチを振り回してたので、そっちが心配だった。
もっと落ち着いてやってよー!と思ってたが、本人も試合後のインタビューで言ってたが、このダウンでかえって冷静になり、2ラウンド以降は本来の姿に。
ほぼほぼパンチを貰うことなく、2ラウンドにダウンを奪い返し、5ラウンドにもダウンを奪い、
6ラウンドには強烈な右でネリを吹っ飛ばし
KO勝利!
はい、2ラウンド以降は圧勝でした。
やっぱり我らがモンスターは強かった!!!
まさかの初ダウンではあったが、初ダウンでありながら冷静な対処方法、ダウン後の修正能力、相手を見切った後の圧倒劇・・・
ダウンするほどのパンチをもらった相手に、ノーガードで挑発するパフォーマンスには、さすがに冷や冷やしたけど(笑)
ドネア1の時も2ラウンド目に人生初カットをして、右目の視界が奪われ片目で戦うという苦戦をしいられたが、その時も試合後楽しかったと言ってたが、
今回もダウン後に笑顔を見せて楽しそうにしてたんだよなー。
この男、マジで
リアルサイヤ人じゃないか?笑
次の相手は、試合後にリングに上がった
IBF・WBOのランキング1位グッドマンが濃厚らしいが、18戦全勝の選手ではあるが8KOとパンチはなさそうなので、番狂せが起こる可能性は限りなく低いかな???
やっぱりモンスターを倒すには、今回のネリのように1発入れば倒せる!くらいのパンチ力がある選手でないと、普通にボクシングしてたんじゃまず無理でしょう。
今回のネリは、フルトンやタパレスと違って果敢に倒しに来て、まさかのダウンを奪い、2ラウンド以降も一方的に打たれながらも下がることなく打ち合いに挑んできたのは立派だった。
井上尚弥が派手にKOしてくれたとは言え、大金とともに井上尚弥からダウンを奪った!という一生自慢できる武勇伝を持って帰られるのは、
山中慎介戦の恨みを忘れてないボクシングファンからしたら、ちと悔しいけどね(笑)
あと、もう一つ楽しみにしてた
バンタム級戦線は、
WBAチャンピオンの井上拓真が、アニキ同様1ラウンド目にダウンを奪われる波乱の展開ながら、とりあえず判定で防衛成功!
そして、
武居由樹が、こたろうの予想に反してモロニーを判定で下し、WBO王座獲得!
という結果になった。
これでバンタム級4団体は、
WBCチャンピオン中谷潤人、IBFチャンピオン西田凌佑と合わせて、
4団体全て日本人に!!!
が、
昨日の拓真、武居、先日の西田の試合見たら、中谷が明らかに頭一つどころか2つ3つ抜けてるかな???
それに、拓真と武居が同ジムなためまず統一戦はないので、このあとどう動いていくのか???
中谷がバンタム級統一をやめてSバンタムに上げてモンスターに挑戦!てのも、なくはなくなってきたかな???