毎回ネタギターを作っては
紹介しているシリーズ
今回取り組んでいるのは
タイトルにある通り
テレキャスターとSGを
2つに割って足してみた
みたいなギターですw
今回は
いつになく頑張った
木工について
紹介しようという回です
通常
テレキャスの場合
指板エンドから
ネックポケットの長さありきで
ジョイント位置が決まっています
つまり
このギターの場合は
6弦の位置でのスケールを
648ミリになるように
フレッティングしていますので
そのあたりの位置での
ネックエンドに合わせて
テレキャスのボディの位置が決定されています
(写真参照)
一方
SG側は
1弦のあたりの弦長が
628ミリになるように設計されており、
最終フレットである
1弦側の22フレット位置に
ジョイントフレット位置が
くるようにボディ位置が決められています
(写真参照)
結果的に
ボディの裏側には
かなりのズレが生じており
なるべく
それぞれの
ギターの本来の形状通りに
木工加工を施しました
(写真参照)
ボディの厚みが
厚すぎると
SGっぽさがでないので
そこは
テレ側に歩み寄ってもらいましたw
ギター製作を行ったことがある人なら
このSG側の
グリップをしっかりと
ハイフレットまで
ストレートを出しつつ
ヒールにつなげる作業が
なかなか面倒くさいということは
お分かりになっていただけるかと
思います
ネックの裏側も
セットネックっぽくしてしまうと
テレキャス側は
いまいち雰囲気が出ないので
そこも
センターラインで
ボリュートのない雰囲気を
演出しています
ネックジョイントは
デタッチャブルではなく
セットネックなので
ネックとボディは
接着していますが
デタッチャブルっぽく
しっかりと塗り分けています
半分だけ見れば
それぞれのギターの雰囲気が出ていると思います
SG側は
弦止めブッシュが
気にはなりますがw
全部見ると
なかなか
シュールな見た目になりました
つづく
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