テレとSGを混ぜてみました #11[設計のお話し編] | ESPギタークラフト・アカデミー東京校のブログ☆

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楽器の街・御茶ノ水にある「ESPギタークラフト・アカデミー(GCA)東京校」
楽器メーカー(株)ESPが直接運営するギター製作を学ぶことができる学校です。
授業風景や製作・リペアを中心に楽器の事、日々の出来事をアップしていきます!

毎回ネタギターを作っては

 

紹介しているシリーズ

 

今回取り組んでいるのは

 

タイトルにある通り

 

テレキャスターとSGを

 

2つに割って足してみた

 

みたいなギターですw

 

ニヤニヤ

 

今回は

 

滝汗いつになく頑張った滝汗

 

木工について

 

紹介しようという回です

 

通常

 

テレキャスの場合

 

指板エンドから

 

ネックポケットの長さありきで

 

ジョイント位置が決まっています

 

真顔

 

つまり

 

このギターの場合は

 

6弦の位置でのスケールを

 

648ミリになるように

 

フレッティングしていますので

 

そのあたりの位置での

 

ネックエンドに合わせて

 

テレキャスのボディの位置が決定されています

 

(写真参照)

 

一方

 

SG側は

 

1弦のあたりの弦長が

 

628ミリになるように設計されており、

 

最終フレットである

 

1弦側の22フレット位置に

 

ジョイントフレット位置が

 

くるようにボディ位置が決められています

 

(写真参照)

 

結果的に

 

ボディの裏側には

 

かなりのズレが生じており

 

なるべく

 

それぞれの

 

ギターの本来の形状通りに

 

木工加工を施しました

 

(写真参照)

 

ボディの厚みが

 

厚すぎると

 

SGっぽさがでないので

 

そこは

 

テレ側に歩み寄ってもらいましたw

 

ニヤニヤ

 

ギター製作を行ったことがある人なら

 

このSG側の

 

グリップをしっかりと

 

ハイフレットまで

 

ストレートを出しつつ

 

ヒールにつなげる作業が

 

なかなか面倒くさいということは

 

お分かりになっていただけるかと

 

思います

 

滝汗

 

 

ネックの裏側も

 

セットネックっぽくしてしまうと

 

テレキャス側は

 

いまいち雰囲気が出ないので

 

笑い泣き

 

そこも

 

センターラインで

 

ボリュートのない雰囲気を

 

演出しています

 

ウインク

 

 

ネックジョイントは

 

デタッチャブルではなく

 

セットネックなので

 

ネックとボディは

 

接着していますが

 

デタッチャブルっぽく

 

しっかりと塗り分けています

 

ニヤニヤ

 

 

半分だけ見れば

 

それぞれのギターの雰囲気が出ていると思います

 

ニヒヒ

 

 

SG側は

 

弦止めブッシュが

 

気にはなりますがw

 

滝汗

 

 

全部見ると

 

なかなか

 

シュールな見た目になりました

 

ポーン

 

 

つづく

 

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

 

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