ESPギタークラフト・アカデミー東京校のブログ☆

ESPギタークラフト・アカデミー東京校のブログ☆

楽器の街・御茶ノ水にある「ESPギタークラフト・アカデミー(GCA)東京校」
楽器メーカー(株)ESPが直接運営するギター製作を学ぶことができる学校です。
授業風景や製作・リペアを中心に楽器の事、日々の出来事をアップしていきます!

ギタークラフト・アカデミー東京校では

 

毎年学生と新木場に行って

 

木材屋さんをめぐる課外授業を実施しています

 

そこで面白そうな材を購入して

 

その年のネタ・ギターを製作し

 

コチラのブログで紹介しています

 

ギターが作れるようになると

 

幸せな生活を送ることが出来ます

 

ニヤニヤ

 

というわけで

 

始まりました

 

遠足の様子はコチラに載せています

 

前回はナットのお話でした

 

今回は最終的に完成した

 

全体の様子

 

結果報告をお送りします

 

ウインク

 

とりあえずボディですが

 

見ての通り樹皮の部分が

 

そのまま使われており

 

天然のエルボーカット仕様になっています

 

デレデレ

 

 

めくれそうな樹皮は

 

剥がせるところは

 

剥がしましたが

 

剥がし切れていない

 

皮の残った部分は

 

ややケバ立っています。

 

滝汗

 

そこはあえて残してワイルド感ということで

 

ご了承くださいw

 

 

この辺りも

 

樹皮が割れた箇所が残っており

 

製作時にとげが手に刺さったりして

 

ゲロー

 

嫌な思い出も一緒に

 

塗装で埋めてやりましたw

 

 

このような

 

丸太をそのまま使うと

 

生命の息吹を感じることがます

 

デレデレ

 

樹皮と木質部の間には

 

細胞分裂する組織があって

 

伐採した丸太の樹皮を剥がすと

 

結構そこには虫食いの後が

 

ひどく残っていたりするのですが

 

この材にはそれがほとんど見当たりません

 

ポーン

 

安い材でしたが

 

割と大切に保管され

 

流通してきた育ちの良い材だったことがわかります

 

 

このツルっとした

 

樹皮の仕上げは

 

床の間の柱などにもよく施されていますので

 

仕上げの雰囲気を寄せてみました

 

ウインク

 

 

ただの杉材ですので

 

今更なのですが

 

木目は見慣れた針葉樹

 

デレデレ

 

でも改めてギターにしてみると

 

それぞれの材によって

 

一本一本個性が違っているので

 

新鮮に感じることがあります

 

 

今回のこの材も

 

非常にバームクーヘンのような

 

断面が美しく

 

一度そう感じてしまったら

 

もう

 

バームクーヘンにしか

 

滝汗

 

見えません

 

 

ちなみに

 

バームクーヘンは

 

年輪屋さんのバームクーヘンが一押しです

 

デレデレ

 

今回ネックに使った

 

アロマティックシダーですが

 

塗装すると

 

一気に赤褐色になって

 

高級に見えるようになりました

 

酔っ払い

 

加工性も良く匂いも良く

 

非常にお気に入りの材になりました

 

デレデレ

 

 

今後も見つけたら

 

必ず買おうと思います。

 

ニヤニヤ

 

それくらい好きな材の一つになりました

 

檜とアロマティックシダー

 

ギター製作に今後も使いたい

 

2大針葉樹です

 

ウインク

 

 

トラスロッドカバー

 

アロマティックシダーで

 

作りました

 

真顔

 

下にメイプル材をラミネートして

 

お洒落度を上げています

 

ニヒヒ

 

 

ノブは以前作った

 

テレとSGを半分づつ繋げたギター

 

の時に

 

SG用に買ったノブの余りです

 

ニヤニヤ

 

使ったパーツは

 

残り物の寄せ集めなので

 

完成したギターの統一感は

 

かなりイマイチなんですけれども

 

笑い泣き

 

とりあえずアロマティックシダーを

 

初体験できてよかったです

 

 

肝心の出音ですが

 

針葉樹のネックとボディのギターの音でした

 

滝汗

 

よく言えばギターの生鳴りは

 

しっかりとしていますが

 

アンプからの出音は

 

ミドルが抜けていて軽めの音です

 

チーン

 

PUがストラトの配置ですので

 

ストラトっぽい音が出ますが

 

全体的にチープ感が漂っていますw

 

笑い泣き

 

楽器全体の自重が軽いので

 

肉体的にはとても負担の少ない

 

良い楽器になっています

 

ウインク

 

ネック材にしたアロマティックシダーの強度は

 

問題なく使えていて

 

針葉樹の可能性がまた一つ増えました

 

いつか

 

アロマティックシダーだけで

 

アコギを作ってみたいなぁ、、、

 

デレデレ

 

ということで

 

今回の連載は以上で終了です

 

次回からはまた新連載が始まります

 

ウインク

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