「PEI!」の「PEI!」による「PEI!」の為のオリジナルギター製作!!![2] | ESPギタークラフト・アカデミー東京校のブログ☆

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楽器の街・御茶ノ水にある「ESPギタークラフト・アカデミー(GCA)東京校」
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こんにちは、ESPギタークラフト・アカデミーです。

ESPギタークラフト・アカデミー×Rhythmic Toy Worldでお送りするコラボ企画

「PEI!」の「PEI!」による「PEI!」の為のオリジナルギター製作!!!

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第1回目
第2回目
第3回目
第4回目


今回は「PEI!」の「PEI!」による「PEI!」の為のオリジナルギター製作!!!!第2回目です。


前回は製図まで終わりましたので、いよいよ木工加工です。

まずはみんなで作戦会議をして予定表を作成!







渡してから岸さんがギターに慣れる時間を考慮し、完成納期を10月1日に設定します。

それをふまえた上で、日割りで作業内容と担当者を決めていきます。

この時点で7月1日。夏休みが一ヶ月入りますので

実質2ヶ月。


・・・2ヶ月だと!?


これは最短のギリギリ納期といってもいい期間です。

ということでとんでもない仕事だということに気づいたので、みんな急ぎましょう!

まずは下準備です。

今回はメイプルトップにマホガニーバックというラミネート構造になっています。

この組み合わせはGIBSONのレスポールモデルでおなじみですね

接着する前に配線の為に必要な溝や穴を掘ります。












そしてボディ材を接着し、加工に入ります。







接着した材を加工していきます。

パーツ穴も形の切り出しも、全て担当者が責任を持って取り組んでいきます。

上の写真は外周を切り出しているところです。

さぁ、いよいよ木工の最重要箇所の一つ、ネックポケットの加工です。





まずは、正確に寸法を設定します。

そして粗加工。まずはボール盤で余計な部分をなくしてしまいます。





そしていよいよルーターという機械を使ってのネックポケット部の切削加工です。






0.1ミリ単位で幅を調整しながら、ネックがピッタリ入るように加工します。

ただネックが入ればいいという作業ではなく、ボディのセンターラインとの整合性や後の塗膜を考えた上でのネックのタイトさも考慮して仕上げます。

そして外周の本格仕上げです。





残していた部分をバンドソーで切り出し、サンダーという機械で仕上げます。





ここまで来ると、形の全貌が少し見えてきましたね。

次回はボディの木工が完成するまでお伝えできると思います。

それではまた次回をお楽しみに!!


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製作
ESPギタークラフト・アカデミー

協力
Rhythmic Toy World

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