紅葉シーズンの大雪高原温泉はマイカー規制が行なわれます。今年の規制は9月20日~28日まで。国道273号線の大雪レイクサイトにマイカーを駐車して、そこから先、町道高原温泉線はシャトルバス(片道500円)に乗らなくてはならないのですが、レイクサイト発のバスは6:30から30分おきに出発するものの最終がなんと13:00。乗り遅れる訳にはいきません。
これが釣りを急いだ理由なのですが、何とか最終便に乗り込む事が出来ました。そこから対向車とのすれ違いも困難な細い砂利道をゆられる事、約25分。
大雪高原温泉に到着です。

 

 


(左)が山奥に1軒だけある温泉宿の「大雪高原山荘」(上川郡上川町層雲峡高原温泉)。(右)は向かって宿の左隣に建つ「ヒグマ情報センター」。この建物が高原温泉沼めぐりコースの起点となっています。

 


高原温泉沼めぐりは今回予定していなかったので、山荘背後にある緑岳登山口方面を少し散策してみました。紅葉が綺麗です。

 

 


途中に硫黄臭のする湯気が立ち上っている所や、ボッケといわれる泥の温泉が見られました。火山の脈動が感じられます。後で知る事になるのですが丁度この頃、本州の御嶽山では噴火で大変な事になっていたのですね。同じ紅葉シーズンに活火山に入って行った立場として他人事ではない思いです。犠牲になられた方々のご冥福をお祈りします。

 

 

 


途中で緑岳登山道は右側に分かれ、正面には展望のききそうな丘が見えて来ました。こちらを登ってみます。写真ではなだらかに見えますが、実際はかなり急勾配です。けものみちのような通路がついていました。

 


登り切りました。振り返ると眼下に大雪高原山荘が見えます。多彩な色彩が織りなす美しいコントラストです。ただ、スマホごときのカメラではその美しさを十分伝えきれません。。。。

 


そのまま右側の高原温泉沼、高根ヶ原方面を向くと万年雪でしょうか?残雪らしきものが見えます。

 


こちらは左側。

 

 


上2枚はその背後です。しんどい思いをして登って来ましたが、その甲斐あって絶景を眺める事が出来ました。この後は温泉に入る為にすぐに下って、大雪高原山荘へ向かいました。


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