
先ずはオリジナル。
コノ頃のロッドの声は反則だよね。何歌ってもオリジナルのスタイルになるっつーかさ。色気がハンパないよね(ま、フェイセズの艶っぽい荒々しさも最高だが)。
で、浅川マキのカバーを経てのマーシーのソレ。
彼のソロアルバム「HAPPY SONGS」をダビングしたテープをかけながら、免許取り立ての10代のオレの運転する車(懐かしのスターレット)に試乗した時の親父がさ、この曲を聴いた時に 「コレ、イイ唄だな」ってボソッて言ったんだよね。
だろ

物分りの悪い堅物のバカ親父と思ってたけどさ、「お前も昔は文学青年(笑)として全力で尖ってたんだよな

次、加藤ひさし曰く「チョット日本人には無い感覚の、物凄く洒落た歌詞を書ける」ブルーハーツ以前のマーシー。
このストーリーテリングは並じゃねーよ。
マッチさんのソレを筆頭に何故かジャニーズのアンセムになってるんだよね。
コレってさ、完全に「青春アミーゴ」の元ネタだよね。
今なお、日本語のロックとして新鮮に響くし、アイドル歌謡として30年以上耐えうる強度を持った、稀有な楽曲だと思う。
つーわけで、最後にまったく関係ない宇宙で活動を続けるツヨちゃんの甘々なカバーをどうぞ。