3D動画のグランブルー3Dのブログ
■3DCG動画のグランブルー3D


監督は三池崇史、主演は役所広治。
昨日、有楽町ツインタワーのTOHOシネマズで観てきた。
久々の時代劇の到来でしょうか?
「200人以上の大名行列」VS「13人の刺客」の壮絶な殺し合い。
バッタ、バッタと切り倒す。血飛沫が飛ぶ。
「斬って斬って斬りまくれ!・・・」と叫ぶ刺客の頭。
最後に刺客2人だけが生き残って、他は玉砕。
大名側は全員皆殺しに遭い殿様も殺害される。
しかし、刺客の方が正義で、大名の殿様の方が残酷卑劣な悪。
水戸黄門のような勧善懲悪のストーリー展開である。
まあ、観ている方は復讐を終えてスッキリという感じ。

さて、本題は、そういうことを申し上げたかったのではなく、この映画のすさまじさである。
見どころ見どころに計算された飽きない突然の突発感のようなシーン挿入箇所の連続。
「オォーーーーッ!・・・」と観客をのめり込ませる迫力。
役者の演技もさることながら、監督の一つ一つを丁寧に、かつ緻密に計算して作り上げた感情への起伏に与えるシーン。
それでいて、B級映画の胡散臭さに陥らない、武家社会の重々しい礼節(責任の取り方としての切腹シーン)の描き方。
そして、ほのかに揺れる薄暗い蝋燭による密談シーンでの照明の陰影の深さが不気味さを誘う。
まさに、外国人享けする「サムライ」社会の理解しがたい死生観も随所にあり、面白活劇そのものであったと感心。

監督のエネルギーが発露した作品である。
ここまで、エネルギーを燃やして制作しているのかと、観客にもヒシヒシと伝わってくる。
私が言いたかったのは、このパワフルな「観て面白い映画を作ろう!」という意図が噴出してくるような創造力というか!
そういうものが、どんな仕事にも必要であると。
「やる気全開ッー!」のオーラが弾け飛んでいるような。
クリエーティブでアーティスティックな仕事であるならばなおさら。
と自分に「カーッ!」と喝を入れさせられた次第である。


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3Dはブームである。
なぜ、3Dなのか?
それは、立体だから。
エッ!

3Dとは、3Dimension(デメンション)のこと。
よく言う
四次元とかいう概念とおなじ。
XYZの三軸空間内で、自分のイメージを自由に表現できる。
というか。
そのコンピュータ空間では「神」になれる。
創造主になれる。

現実に沿った「物」を真似て作り上げるのも。
空想の産物を真実のようにでっち上げるのも。
自分だけの世界「ワールド」閉じた空間を創作することも。
まあ、
とにかく、思いつくもの、好きなものを現実の制約に縛られず、思う存分、奔放に作り上げられる。
その点、
ゲームソフトに講じるのもよいが、それは、所詮、他人の作り上げたストーリーの世界。
そうではなくて、自分の想像豊かなイメージーを、ストーリーを作り上げられるから3Dは面白い。
3DCGソフトを使いこなせると、まさに、クリエーティブが発露する。
益々、アーティスティックになり、身の回りの自然現象にも観察眼が鋭くなり、そして、自分の世界が豊かになる。
だから、3DCGは面白いのである。

ここで、ちょっと注意。
昨今「3Dメガネ」飛び出し・・・が大ブーム。
しかしである。
これは、立体画像で奥行き感とか、飛び出すとかいうが、これは、ハッキリいって「つまらない」
単なる2Dの映像が3Dになっただけ。

そういうことではなく、
3DCGは「創造的な世界が思うが侭に・・・」クリエーティブできること。
3DCGソフトを使えば、簡単(?)にできる。
まあ、ちょっとした操作訓練すれば。

本当に大事なのはクリエータの創造性、イマジネーション力、美的なセンス、独創性・・・である。
そういうものがなければ、つまらない。
でなければ、買い置きのゲームソフトで楽しむだけ。
しかし、それは、小説と同じで、人の作ったお話(ストーリー)に乗せられているだけ。

やはり、自分で3DCGソフトを買って、自分の世界を創造する「神」になってみては。
コンピュータの三次元空間の中だけであるけれども。
まずは趣味程度からはじめてみてはどうだろう。
きっと別の世界が開けると思うよ!


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今のIT技術の進歩のスピードは速すぎる。
テクニカルの部分だけでなく、コンテンツ(掲載内容)の品質への希求もハイレベルである。
3Dをグラフィック制作する業者として、最近、つくづく思うことを記してみたい。
その前に補足しておくと3Dといっても3DCG(コンピュータ・グラフィクス)のことで、立体飛び出す3Dメガネのコンテンツのことではない。
まあ、3DCGコンテンツを3Dメガネで観るものは該当するが、実写映像を飛び出す3Dを作るのは当方の範囲ではない。

3DCGは3DCADと同じでコンピュータ空間で三次元座標に描画するコンテンツをクリエーターが手作業でシコシコと造り込みをする。
一応、3DCG専用ソフトウェアーを操作してやるが、とにかく、時間と労力と骨の折れる仕事である。
根気と忍耐のいる作業で辛抱強さが求められる職業である。

もともと、3DCGは何のためにあるのかというと、バーチャルリアル(仮想現実)を作り上げることが役に立つもの。
すなわち、その応用として、
「企業の広告宣伝」としてのプロモーション用、もしくは展示会用などの映像、または「娯楽用のエンタティメント」であるゲーム開発、映画の特殊効果などである。
そういう訳であるから、必ずしも生活必需品ではないので、好景気のときならいざ知らず、こうも不景気だと広告費の節減で一番最初に切られる予算である。
そんなことで、発注企業も予算が削られて「敢て、費用の高い3DCGは敬遠」し、結果的に3DCG業者の仕事は激減するという経済的な構図に陥っている。

さらには、下記のようなお客様のエスカレートする要望の変化も大きい要因である。

まず、
1.今までは「DVDサイズ」NTSC既定の720*480pixelの画面サイズであったものが「Full HDサイズ」の1920*1080pixel画面サイズを求められている。
まあ、時代の流れが要求するものであるから仕方が無いが、
しかし、制作する方としては、その負担増は、大変なもので、単に画像が大きくなっただけでなくモデリングの細密度も格段に要求される。
また、クオリティー(品質)もフォトリアルで実写と見間違う程にリアルな質感を求められるので陰影とレンダリングのレベルも数倍に跳ね上がる。

2.さらに、昨今、経済不況も相まって、制作費用の単価が価格破壊の様相で激減しクリエーターへの報酬もままならないほど深刻化している。
ハッキリ云って、従来の市場価格の1/2~1/3まで下落、もしくは半値八掛にも及ばない捨て値にまで落ち込んでいる。

要するに、お客の要求レベルは格段に高くなっているにも拘わらず、制作費用は相反して急降下している。
仕事があれば、まだましという貧困状態である。
しかし、デジタルコンテンツの時代に3Dという言葉がこれほど世の中に認知されて一般化しているにも拘わらず、なぜ、それほどまでに3DCGクリエーターの職業が安定しないのか?
3DCGの制作は自動化ソフトも進んでいるが、それ以上に根本はアーティスティク(芸術性と職人ワザ)なのであり、クリエーティブ(創作人的なセンスも必要)でもなければならない。
その意味で、先端的なワークのようでもあるが、反面、前近代的な人手が全ての家内工業的な人海戦術でしかこなせない仕事なのである。
これからのデジタル時代には欠かせないコンテンツであり、将来も有望のはず!
そのはず! が何とも、心もとない頼りない感じで、現状、先行きの希望が持てないのは情けない。
「それじゃーダメジャン!・・・」なので「ここんとこ、なんとか活路を見出さないと!」と思っている。
局面打開に、何か、大胆な発想の転換が必要なのかもしれない。



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