3D動画のグランブルー3Dのブログ
■3DCG動画のグランブルー3D




昨今、TVCMでテレビ家電業界の「3D」の氾濫はひどいものがある。
「3D元年・・・!」とか「飛び出す立体映像は3D・・・!」とか。
映画業界も同じ代表作の「アバター」を皮切りに、2匹目3匹目のどじょう~を狙って、
ぞくぞくと3Dメガネによる飛び出す映像が繰り出してくる。
今は「アリス・イン・ワンダーランド」がヒット上映中とか。


しかしである。
ここまで、「飛び出す立体」と「3D」というキーワードが連結してくると、融合するというのか?
もう同じ言葉 = 意味として一般市民に受入れられているようである。
もともと、「3D」などと云うワードは普通の一般市民には訳の分からない言葉である。
何の略語、短縮語なのかになると、もっと分からない人は多いと思う。


3D = 3 Dimension(デメンション) = 三次元という英語の略


三次元とは縦、横、高さの三つの次元を持つ空間(スペース)、すなわち立体空間を意味する。


参考まで、話しを蛇足すると
2Dが二次元、すなわち、縦、横の二つの次元を持つ平面空間を意味する。
4Dとなると縦、横、高さ、の他にさらに「時間」という概念が加わった合計四つの次元をもつ四次元空間である。


ということで、科学に強いか、SF(サイエンス・フェクション)好きのオタクでもない限り、あまり一般の人には知られていないワードであった。
そのはずであったが、昨今の「3D」の氾濫は目に余るものがある。
本当の意味が分からず使われているのが実態で、まあ~、世の中というものは、特殊なものが一般化して普及するとそんなものかもしれない。
正確な定義とか、意味よりも、都合の良い解釈が意味づけられて、それがあたかも、本来の意味するように化けてしまうのである。


3Dといえば、連想するものが
3DCGである。
これも、一般の人には、なかなか馴染がない。
3DCG = 3 Dimension Computer Graphics = 三次元コンピュータ・グラフィクスの略である。
コンピュータの中で仮想(バーチャル)な世界を作り上げる現実のシミュレーション作成のソフトウェアーである。
ちょっと前までは「3Dフル映像」ということで「シュレック」や「トイストーリー」などが有名であった。
が、
今では、映画の特殊効果では「3D」はあたり前で、特段、それを強調しなくても逆に3Dを観ない映画は少ないぐらいである。
ところが、では、何で今頃「3D元年・・・!」とか「飛び出す立体画像は3D・・・!」とか。
囃し立てられているのか???・・・
実をいうと、そこに誤解というか落とし穴がある。
3Dの言葉の乱用が響いている。
3DCGと混乱して理解されているらしい。


「飛び出す」技術は結構、昔からあります。
左目と右目の視差を利用して、物体との距離を図るという脳の働きで、脳内で立体像をイメージ化するという原理を応用したもの。
そのような仕組みは、人間の生存本能による進化の賜であり、それを錯覚として立体像を見せているのが、今の話題の「飛び出す3D」映像なのである。
よって、CG(コンピュータ・グラフィクス)である必要はない。
実写のビデオ映像に視差を起こすように右目用と左目用の少し視線角のズレた各々画像を作り出せば錯覚の立体画像を見せる事ができる。
要は、脳を騙して錯覚させるのである。
よって、

全て実写映像だけでできるのであるから、CGのように仮想(バーチャル)である必要はない。
すなわち、「飛び出す3D」と3DCGとはまったく別物なのである。
そして、悲しいことに、
この飛び出す技術の歴史も、皆さんは、新しい最新テクノロジーと思っているようであるが、
実をいうと、もう20年以上も昔から研究され実用化されてきたがなかなか、世間様から認められるような陽の目見なかった陳腐化したものなのである。
ひそかに隠れた技術、死態の状態が続いてきたのである。悲壮感あふれるくらいに・・・・~。
しかし、
最近、突然、にわかにTV業界、映画業界から不況の打開策として打出された苦肉の策が、たまたまヒットしただけのこと。
ちょうど、潜伏期間30年で晩年に、やってTV出演がかなって、いきなり脚光を浴び始めた芸人のように苦難のイバラの道を歩んだ技術なのです。
その意味では「ほんと、よかったね」とねぎらってやりたいテクノロジーなのである。


そして、笑い話であるが、
先日、某お客様からお問合せを頂き、こんなやり取りをしました。
お問合せ:「グランブルー3Dさんですね。HPを観てお電話しています」
お問合せ:「飛び出す3D映像を創って欲しいのですが?」
弊社:「弊社では残念ながら、実写による飛び出す映像は制作しておりません」
お問合せ:「エ!でも、貴社HPで3Dと書いてありますけど・・・?」
弊社:「エエ書いていますが飛び出す3Dは扱っておりませんので」
お問合せ:「どうも、意味が分からないのですが・・・?」
弊社:「弊社は3DCGを専門に扱っています」
お問合せ:「エ・・・~!???、それって2Dの平面の映像ですか?・・・??」
弊社:「いいえ、コンピュータグラフィクス3D映像のことです」
お問合せ:「3Dの意味が・・・・???」暫く無言・・・、突然に、カッシャン・・・と電話切断!

こんな感じです。
まあ、これも時代の流れですかね。
お笑いを一席! お粗末でした。





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2010/03/09(火曜)の朝刊に掲載されていた。
「米アカデミー賞は「ハート・ロッカー」が作品受賞。

「アバター」は撮影、美術、視覚効果の3部門の受賞にとどまった」とのこと。
「ハート・ロッカー」は監督、脚本、編集、音響編集、録音など6部門で受賞したとのこと。
その監督、キャスリン・ビグローは、なんと「アバター」監督のジェームズ・キャメロンの元奥さんで、かつては夫婦であったというオチまでついての記事である。

 
それは、それとして面白いと思うけど、
「アバター」がこれだけ全世界の興行記録を塗り替えた話題の娯楽作品であったというとは、

この私でさえ納得のいく3D映画であったのは間違いない。

 
しかし、映像の美しさ、3Dメガネによる革新的な普及の貢献度とは裏腹に、

ストーリーのなんとも陳腐、つまらなさは、皆が指摘していたとおりで、案の定、今回の米アカデミー賞を逃した論評でも、見事にその点の欠点を指摘された。

 
まあ、それはそれとして、「ハート・ロッカー」なるイラク戦争での爆発物処理班の米軍兵士の物語も必見のようなので、見に行きたいものである。
但し、アメリカ国民の心境と日本人である私は、恐らく受け取る感触は違うと思うけど。

 

さて、
3Dであるが、弊社も3DCGコンテンツをムービー制作しているが、このところ経済不況でも、プロモーション用映像に3Dムービーを使ったニーズが密かに浸透してきた感じがする。
実際、今年になってから複数件の受注を頂き、その制作納品にバタバタとしている。

 
すっかり、3DCGも市民権を獲つつあるようで我々3DCG制作の業者としては喜ばしいことである。
お蔭で、これも、3D映画「アバター」効果の恩恵かもしれない。
益々、これからは展示会やプレゼン用の企業向けプロモーション映像も3DCGは急伸していくと確信するばかりである。
 


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たまたま見つけた情報に面白そうなものがあり、
昨日(2/11木曜)建国記念日で休日なので、
早速、出かけて観賞してきた。
まず『フランス大使館』とあるので、
なんで大使館なのかな?
大使館といえばビザ取得くらいにしか行けないところであり、
基本的に治外法権のまかり通り、庶民には縁遠いところ。
その建物をオープンにしてアートギャラリーで開放、しかも無料。
期間限定で1/31までであったが、あまりの評判で人気のため、2/18まで会期延長されている。

 

場所は東京都港区南麻布の在日フランス大使館の敷地内にあり、
日仏交流150周年を機に新館庁舎を建てたので、大使館本隊は隣に引っ越し、
そこで、
取壊し解体前の旧庁舎をアーティストに開放して創作活動の紹介をしている。


http://www.pronweb.tv/modules/newsdigest/index.php?code=1675


正直、半日掛けて地下から上階まで観てきたけれど、
感想として『大使館とはこんなつくりになっているのか!』と
感慨深げに観てきた。
もともと、麻布のこの近辺は各国の大使館が集まっているが、警戒が厳重で堀の中は普通は見られない。
そんなことで、これを観られたことだけでも、結構、儲けものである。
しかも、写真は撮り放題で、閲覧のお客様のほとんど全員がデジカメでバシバシ撮っていた。
普通、美術館では写真撮影禁止であるが、ここは、むしろ、撮影を奨励しているような風すらある。
写真をとってブログに貼り付けて、その口コミが、また、輪を広げて、まさに文化交流の域をいく様である。
さすがに、文化大国のフランスのなせる技といえる。
倭国で、まず、要所要所に係員が配置されて写真禁止の注意に専念させられていることであろうが、
主催が『在日フランス大使館文化部』だそうで、お国柄の違いがクッキリである。

 

さて、肝心のアートギャラリーの方であるが、
こちらは、新進の若いアーティストによる『現代アート』といったところ、
まあハッキリいって『一見、ガラクタを寄せ集めてのオブジェ』から『デジタルアートの映像』、
そして『パッチワークのランダム配置』など首を捻るものばかり。
良く分からないが新しい表現をこれでもか! と見せつけている。
普通の美術館の絵画展と彫刻展を期待していくとガックリくるので、要注意!
こういうものが、現代アートの粋なのだ! というくらいの気持ちで拝見すると、
なるほどなるほどと見えてくる。

 

まあ、アートを観にいくというよりも『大使館という普通には入れない他国の治外法権の領土に、無料で見に行ける』というメリット。
その一点の方が価値があるかも。
但し、2/18木曜の18:00までなので、観たい人はお急ぎください。
一見の価値ありです。


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