グダグダなF1サウジアラビアGP | 南国かごしま発信の情報日記

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鹿児島を中心に南九州を元気にする日記を発信します。
思ったことを勢いで書き込んでいきたいと思いますが気分を害さないように配慮しますが、筆者の愚痴もあるのでご了承ください。

今年、残りのF1グランプリもあと2戦。
先日はサウジアラビアGPが行われました。
高速な市街地のサーキットです。
DRSが使える区間も多いのですがコースはウォールで囲まれていて、コースアウトが命取りというとても厳しいコース。
コース幅も狭いので直線が多い割には抜きにくいサーキット。

練習走行FP1、FP2、FP3と行われ。FP3でフェラーリのルクレールがウォールにヒットマシンにダメージ。
予選では、メルセデス、レッドブルと速さが目立つなか、ハミルトン、ボッタスがファステスト。
レッドブルのフェルスタッペンもQ3で最後のアタックでハミルトンを上回るスピードで0.22秒早いタイムを出すが最終コーナーでまさかのウォールにヒット。タイム更新出来ずに3番グリッドが確定。
走っている感じがやばい感じを受けた。



フロントローはハミルトン、ボッタスになる。
3番グリッドはフェルスタッペン、4番グリッドはルクレール。
5番グリッドにペレス、6番グリッドガスリーと続く。

決勝ではオープニングセレモニーに80年のウィリアムの27のF1がデモランで会場を沸かす。(80年のマシンが現在のF1に比べると小さい。)

話は決勝に戻そう。
スタートではだれもが波乱を予測していたと思うが接触もなくクリアなスタート。
メルセデス2台ともスタートが良い。フェルスタッペンはやや出遅れた感じだが、1コーナーで強引な追い抜きで1位に浮上する。
10週目でハースのミックシューマッハがウォールに衝突。リタイヤとなるがイエローフラッグが振られる。この時点ではハミルトンの後ろにボッタスが続いていたがボッタスの執拗とも見られるのろのろジグザグ運転が目に入る。
ボッタスの背後にはフェルツタッペンがいるからだ。メルセデス2台はイエローフラッグのうちにタイヤ交換ミディアムからハードに交換。
フェルツタッペンはステイで画面上では1位になる。フェルツタッペンはミスをしたと思われたが、すぐに赤旗中断。
全車ピットレーンに入るここでフェルツタッペンはハードタイヤに交換。
メルセデスより3週ほど若いタイヤになる。

2度目のスタートの蹴りだしはフェルスタッペンが負けて3位に後退。
また、2度目の赤旗中断。
蹴り出しが悪いのを気にしてハードからミディアムへ交換。
これで、最後のタイヤ選択となる。
何度かイエローフラッグ、バーチャルセーフティカーが間に入るのもあったが、メルセデスはハミルトンがハードタイヤ、ボッタスはミディアムタイヤ。
見るからにフェルスタッペンはフラストレーションが溜まり、セーフティカーに文句を言う「もっと速く走ってくれ。」
それ以前にもボッタスからのスロー走行等でタイヤが温まらないように攻撃されていたし。(この行為はどうなのか気になるが・・・)
走行にかなり粗い運転が目立つようになる。タイヤに負荷がかかる走行。
コーナーでコースアウトしてハミルトンの前に出たことが原因でFIAやチームからも多分順位を戻すように言われていたのか知れないが37週目くらいでスローダウンした際にハミルトンが追突。
大事には至らなかったがハミルトンもフロントウイングに若干ダメージ。ハミルトンもたまらず「クレージー、あいつブレーキテストしやがった。」と無線。
順位を入れ替えずに何故かフェルスタッペンは加速。(意味不明・・・)
ミディアムタイヤだったフェルスタッペンはタイムが伸びず。ハードタイヤのハミルトンが次々とファステストラップを更新。
そのような状態だったので順位を入れ替えるように促されたのかついに順位を入れ替えたその直後入れ替えたのは良いがコーナーでまた抜き返す。
でも、タイヤが垂れているのでハミルトンはすぐに追い越し。1位に浮上タイム差をどんどん広げられ、8秒くらいになった。
3位争いではアルピーヌのオコンが最終ラップまで3位をキープしていたがチェッカー前のストレートでボッタスに抜かれ4位。
優勝はハミルトン、2位にフェルスタッペン、3位にボッタス。
フェルスタッペンは違反行為があるとして10秒ペナルティを加算されたが20秒以上開いていたので2位は変わらず。

http://www.topnews.jp/2021/12/06/news/f1/201980.html

フェルツタッペンとは王者ハミルトンとの実力差を見せつけられた結果であった。
やっぱり、ハミルトン凄いね。
フェルツタッペンにはメンタル面を強化してもらってレースに挑んでほしい。

ハミルトンとフェルスタッペンのメンタル面の強さの違いを見せつけられたレースでした。

http://www.topnews.jp/f1/2021f1/2021f1calendar/2021f1-rd21/2021f1-rd21-race



追伸:運営側の責任も問われてきていますね。
内容としては37週目でフェルスタッペンの減速で追突した際のことです。
レッドブルのフェルスタッペンが譲るようにとチーム、FIAから通達ありDRSの検知センサーの手前で減速した。各ドライバーもDRS検知センサーの掛かる前に減速したいのもある。
しかし、メルセデスやハミルトンにはFIAからフェルスタッペンが譲るという通達を聞いていないそうだ。FIAはちゃんと話した、メルセデスは話していないと両者食い違ってきた。
そうなると、一概にフェルスタッペンのみがペナルティを受けるのは違う話になる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/fa9be5fd6339f6d6e3c9d4253ec75d9e3e024286

総括、運営側の曖昧がレースのグダグダ感を与えた影響は大きい。1人に任せるのではなく第3者機関の設置も急務である。

次戦(最終戦)のアブダビGPではクリーンなレースにしてもらいたいですね。

https://f1-gate.com/gp/#rd22