続き。


釧路湿原の塘路湖〜釧路川カヌーのあと、湿原の周りを車でウロウロして、「温根内木道」へ行きました。


釧路湿原には「細岡」というもっとメジャーな展望台があるのですが、いかんせん国内外から観光客押し寄せている。観光バスが着いたらトイレは40〜50人並んでるそう…

こんな大自然に来てまで人混み絶対嫌だ…

で、少し足を伸ばしたとこにある温根内木道にしました。



  シラルトロ沼駐車場


目的地へ向かう前に、ちょっと寄り道。



シラルトロ沼駐車場


湿原にそってドライブしてたら見つけた、道路沿いの無料の駐車場です。とても眺めよくきれいでした。人も少ないしおすすめです!



  道道1060とコッタロ湿原展望台


カヌーをしたのは湿原の向かって右の方。

これから向かいたい温根内は、湿原挟んで反対の左。




一番距離の短いこのルートで向かったら、途中の道道1060号が入り口にゲートのあるいかにも道道って感じの道で、他に車もいないし薄暗いし熊出そうで怖かった…ゲートある時点で予感しましたが、見事な砂利&狭い道でした。



誰もいないのよ…



子キツネちゃん達ならいました。

堂々と寛いでる。



車が近づいてもぜんぜん逃げないので、道路端を徐行。


動物しかいない道道1060を抜けたら、唐突にコッタロ湿原展望台が現れました。


コッタロ湿原展望台


予定外ですが、せっかくなのでちょっと寄ってみる。誰もいない。

トイレは絶望的に汚くて入るのを諦める。きれいだったとしても真っ暗でとても怖い…



すっごい階段です!

ひーひー言って登り切ったと思ったら、そこからは林道をさらに登らないとならないみたい。

誰も人がいなくてそれだけでも怖いのに、「ヒグマ注意」と書かれてる…注意のしようがないし、奥から戻ってきたと思われるすれ違ったカップルが、かなり疲れ切っていた。

この日は三十度近い猛暑。

体力とヒグマが怖いのでここで引き換える。

階段で膝がやられてガクガク状態で、温根内へ再出発。

綺麗なトイレに巡り会えますように…



  温根内木道、着きました!



きれいなビジターセンターがあり、普通に綺麗なお手洗いが使えました!!ありがたい!


温根内木道


湿原の中を木道が通っています。

内回りや外回りなどルートにもよりますが、2.5キロ〜3.1キロもあります。



またしても、誰もいない!!

ここも「先日ヒグマ出たので注意」と貼り出されていました…本当にこわい。


人がいないと事故や事件に巻き込まれても見つけてもらえないとか色々悪いこと考えてしまいます。変質者とか潜んでて刺されたりしたらどうしようとかさ。





延々と歩き続けるも、誰もいない。

見渡す限り、湿原。



前後左右、何もない湿原。

この世の果て感。

これはすごい!


どうか、獣の臭いしませんように…(ニセコの神仙沼の遊歩道でめちゃくちゃ獣臭して恐怖で引き返したことあります)。


本当に1キロくらい誰にも会わなかったので、途中からかなり恐怖でほぼ小走りでした。

前方に別グループ見つけてからは安心して景色を堪能できました。




展望台は、建物があるわけではなく3段くらいの段があるだけです。

それでも周りに何もない広大な湿原のど真ん中なので、見晴らしがとても良いです。


折り返して戻る道中は、たくさんの団体とすれ違いました。観光バスが来たようです。


展望台まで行って帰ってくるのに、1時間半くらいかかりました。平坦な歩きやすい木道ですが、とにかく距離があるのでスニーカーとか歩きやすい靴がおすすめです。

釧路湿原を満喫したいけど、あまりメジャーなゴリゴリの観光地は嫌な人、手付かずの大自然の中を歩きたい人にはとてもおすすめです!


人混みは嫌だといいながらも、大自然の奥地でずっと誰もいないと恐怖を感じることを学びました。


良い運動して汗だくで釧路へ戻り、夕食にインデアンカレーを食べ(帯広の有名カレー店がなぜか釧路に!)、夜食にホテルの夜鳴きそばを食べて1日を終えました。


釧路でゆっくりしたのは初めてですが、釧路湿原や阿寒湖など大自然がすごく近いし、街の中の釧路川周辺はきれいに整備されているし、良い街でした!




翌日は、札幌へ一直線!帰るのみ!

旅行支援クーポン4000円をもらいましたが、釧路で1人で使うのも勿体無いので、札幌戻ってそのまま夫を拾ってトリトンでお寿司食べに使いました。

期限がチェックアウト当日までって焦るわ〜



でも4000円って大きい!ほぼただで食べられました。ありがたい!

ますイクラ、とろイワシ、ヤリイカ、美味しかった!!

グルメに関してだけは、やっぱり札幌が1番だと思う。


2泊3日でかなり満喫できた楽しい旅行でした

\(^o^)/


夏休みの混む時期がすぎたら、また道内どこか行きたいな〜