終わりのグラスは始まりのグラスである | ~One For The Road~

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今日の最後の一時が、明日への新しい道につながるよう・・・。

もう仕事終わる、という人は1を。

まだ終わらない・・・いやもう終わる、というか終える?!という人は2を。


・・・なんて宝くじのCMみたいな流れがふと頭に浮かぶほどに結局バタ

バタしてしまったなあ。

夕方になってコロコロと予定が変わって打ち合わせとか入ってくるともう

諦めるのも早くなってしまうもので。

まあそれでもなんとか終わってから切り替えの1杯を求めてバーへ向か

った訳なんだが。


今日のメインは既に決まっているので、まずは一杯目。まあいつも通りの

「炭酸+ロング」のオーダーで出てきたのは「スモモのジン・トニック」。

・・・厳密にはスモモじゃなくてなんだっけか忘れてしまったんだが、フルー

ツの果汁と甘さが加わって飲みやすい一杯。

良いなコレ。家でもオレンジか何か果物を使ってやってみたくなった。


そして二杯目は「xyz」

ホワイト・ラム、コアントロー、レモンジュースをシェイクして作る一杯。

アルファベットの最後の3文字から「後には何も続かない これ以上無い

究極のカクテル」という意味合いが込められているという説があるこのカク

テル。

漫画「バーテンダー」を読み返してて出てきたのもあって無性に飲みたく

なったという訳である。


アルファベットの大文字と小文字のどちらが正しいのかはわからないが、

いずれにせよ本当にそこで終わる必要なんて無くて、何かしら続いていく

事は出来るもので。

個人的には漫画のお話のように、小文字→大文字へと続いていけば良い

という流れの方が好きだな。終わりのグラスは始まりのグラスである。

今日の一杯もそんな意味を自ら込めて飲み干す。



ここ最近、お店も忙しそうでなかなかマスターとの会話を楽しむ余裕が無い

のがちょっと悲しいところかな。ま、景気が良いのは何よりな事で。

あまりのバタバタでさすがに余裕が無くなったのか、最初オーダーに対して

タンカレーのジンが出てきた時は?と思ったが。

結局そのままホワイト・レディになって、目の前で間違えましたと言われて

しまって再び出来上がるのを待つという事になったり(笑)


ま、そんな事もあるわな。(今回はそのままホワイト・レディにして、次回の

楽しみに取っておくという気もちょっとしたんだが)