「潔癖症」
「不潔恐怖症」と呼ばれる強迫神経症の一種で、不完全恐怖の症状と重な
る面の多い症状である。
具体的な例としては、何度手を洗ってもまだ汚れているような感じがして
気が済まないため、何回、何十回と手を繰り返し洗ってしまう、などといった
形で現れてくることが多い。
そして手洗いに何時間もかけてしまうという状態になり、日常生活に支障が
出てきてしまう事になる。
通常、このような気になることに引きずられて行動してしまうのが「強迫
行為」と言われているものなのだが、潔癖症の場合はこのような「強迫
行為」を行えば行うほど、逆に余計に気になり恐怖さえ感じるようになって
しまうものである。
手洗い以外の例としては、
・つり革や手すり等公共物で大人数が触れる可能性の高いものに触れられ
ない。
・虫や雑菌に非常に恐怖を覚える。
・常に消毒を意識してしまう。
・大人数での食事で、他人の箸等が触れるのが気になる。(鍋物、焼肉等)
などがある。
たまたま、潔癖症の話を何回か聞いたんでちょっと調べてみた。
う~ん、聞いた事はあったし確か竹之内豊のドラマでもそんなのがあった
ような・・・。(サイコドクターやっけかな)
ちなみに、一人は奥さんが潔癖症らしく家での生活でやはり苦労がある
みたいでそんな苦労話を聞いたな。
(子供には平然とできるらしいが、夫は無理らしい。例えば、カバンを床に
落としたら、後ろから悲鳴が上がった・・・とか。)
また、一人は本人でやはり公共物に触れるのに対する強い抵抗があったり
女同士とか家族でも食べる時は完全に取り分け用の箸が必須とか、やはり
抵抗があるとか。
(でも彼氏がいたり、友達と遊びに行ったりと、昔に比べて大分改善しつつ
あるらしいが。)
今のところはまだそこまで身近にはいなかったんで、それこそ鍋物や焼肉
なんか平気で突付きあってたけど、やっぱりダメな人はダメなんやねえ・・・。
(初対面とかだったら一応箸つける前に聞いてみるけどね)
ちなみに。
「不完全恐怖」とは、不完全恐怖症や確認恐怖症、確認癖とも呼ばれるが、
例えばガスの元栓をちゃんと閉めたかどうか、戸締まりのカギを閉めたか
どうかと気になってしまい、何度もこれを確認してしまうという形で現れる
症状である。
つまり自分のしたことに自信が持てず不完全に感じてしまい、何度も確認
してしまう癖がついている状態である。
・・・こっちは子供の頃ちょっと似たような経験があるな。
マンガとか一回読んだだけだとその内容が頭に入っていない気がして、
なんども同じところを読み返したり(ページをめくる時にやたら気になる)、
「うおおおおお」みたいなところの「お」の数が気になって数えてたり。
今ではさらっと気にせず飛ばすんだが・・・。
あれもなんやったんやろう。