---以下、ブルームバーグより

 

ミッキーマウスが同性婚を祝福、企業もLGBT消費者に期待
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MZSYSA6S973V01.html

 

1月23日(ブルームバーグ):イタリアの高級車「アルファロメオ」の日本市場 でのシェアは0.1%にも満たない。これではトヨタ自動車のようなマーケティングを展開するのは無理な話だ。


そこで日本でのマーケティング担当ディレクターのティツィアナ・アランプレセ氏は、大半の日本企業が見過ごしている消費者層に働きかけることにした。性的少数者(LGBT=レズビアンやゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーを指す)だ。そのために、こうした層のための国際映画祭やイベントのスポンサーになった。


 

米欧企業は少なくとも1990年代からLGBT消費者を対象としたマーケティングを行っているが、日本ではLGBTについて公然と話題にされることも少ない。しかし徐々に認知が進んでいることを世論調査などが示すのにつれ、ソフトバンク や電通といった企業がLGBT向けマーケティングに乗り出した。



 

LGBTマーケティング のコンサルティング会社、コチによると、この層による年間消費は6兆6000億円規模にも達する。元ドイツ銀行アナリストでコチの創業者、東田真樹氏は、同性愛者の多くは結婚せず子供も持たないので裁量的支出の余力が大きいと指摘した。



 

ソフトバンクやアルファロメオは東京国際レズビアン&ゲイ映画祭やLGBTコミュニティーに貢献した人や団体に送られる賞、東京スーパースターアワードのスポンサーになっている。米グーグルやIBM、電通、ドイツ銀、ブルームバーグ・ニュースの親会社のブルームバーグ・エル・ピーなどもスポンサーだ。

 

ソフトバンクの広報担当、長田真理子氏は同社のLGBTマーケティングの取り組みの詳細についてコメントを控え、「LGBT系の小規模イベントに関わることはあっても、社として特別な思いがあってというのではない」と述べた。



 

変化の兆し

同性愛に対する理解は日本では欧米に比べ進んでいないとテンプル大学(東京)のジェフ・キングストン教授は指摘する。それでも、ピュー・リサーチ・センターが昨年6月に発表した世界調査によれば、同性愛を社会が受け入れるべきだという回答は日本で2013年に54%と07年の49%から増え、18-29歳の若者の間では83%に上った。



 

許容度の高まりを示す例はほかにもある。昨年3月には東京ディズニーシーでレズビアン(女性同性愛者)同士の結婚式が行われた。法的には認められない同性婚の象徴的な式で、二人は白いドレスでミッキーマウスとミニーと一緒に写真を撮った。

 

東京都中野区の区議会議員を務める石坂わたる氏(38)はインタビューで、日本社会の受け止め方について、「私がカミングアウトした17歳の頃と比べて格段に違いますね」と語った。



 

アランプレセ氏はアルファロメオのLGTB向けマーケティングに対する反対意見はこれまで聞いていないと述べ、ファッション業界や化粧品業界の企業が似たようなマーケティングに乗り出す可能性も大いにあるとの見方を示した。

 

原題:SoftBank to Mickey Mouse Court Gays in Japan as AcceptanceGrows(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:東京 Anna Mukai amukai1@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Young-Sam Cho ycho2@bloomberg.net
更新日時: 2014/01/23 10:05 JST



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