10分でモーニングサテライト 2024年6月17日 | 10分でモーニングサテライト

10分でモーニングサテライト

市況予想
⇒ 各エコノミストの的中確立を公表する

 

 きょうのマーケット

銘柄 限月 最新値 前日比 大引比 円換算
為替    157.39      -0.81
金 24/08 2349.1  +31.1  +23.8  +60円
銀 24/07 29.472 +0.406 +0.337 +0.9円
白金24/07  958.6  +4.0  -0.9  -30円
原油24/08  78.05  -0.21  +0.27 -130円
コーン24/12470.25  -5.75  -4.25 -410円
大豆24/11 1149.75 -10.50  -7.25 -760円

米2年国債利回り 4.707%

米10年国債利回り 4.221%

SP500 5431.60-2.14

イールドスプレッド -0.30%

10年実質金利 2.05%

NYダウ 38589.16-57.94

VIX指数 12.66

 

 

 

 

 米消費者心理

6月 ミシガン大学消費者信頼感指数 前月比

  • 速報値 65.6-3.5
  • 市場予想 72
 
1年先の期待インフレ率 前月比
  • 3.3% 横ばい

 

⇒ 物価懸念が小幅に高まった

  • 所得の減少で家計の財務状況への評価が悪化
 
 

 

 米 輸入物価

5月 輸入物価指数 前月比

  • ー0.4%
  • 市場予想+0.1%
  •  ⇒ インフレの減速が示された
 
 

 

グレッグ・オートリー教授 

アリゾナ州立大学

 

米中対立”月”が新舞台に

  • 月には資源という戦略的な価値がある
  • 人類が月の資源を使えばさらに遠くの宇宙を目指すことができる
  • 地球での生活向上も期待できる
  • 例えば月に存在する物質"ヘリウム3 "は核融合に利用できる可能性がある
  • 中国政府が月面探査の利点として強調している
  • 一説では地球全体の電力需要を1万年間賄えるそうだ
  • 月の資源開発を進めたいのはアメリカや諸外国も同様だ
  • そのためアメリカや日本などと宇宙利用に関する国際合意を打ち出す
  • 来る”月面資源ラッシュ”を前にルール作りで先行しようとしている
 
2040年 宇宙の姿は?
  • 月面経済が出現する
  • 鉱物資源の採掘や重工業が月で行われる未来だ
  • 実現すれば鉱物資源のためにブラジルの熱帯雨林が伐採されなくなる
  • アフリカの子供たちが鉱山で労働させられることはなくなる
  • 宇宙開発に保津用な工業製品は月で作る
  • 地球環境を汚染する必要もなくなる
  • そんな世界が2040年までに形作られるだろう
  • 今後 宇宙開発が可読度的に進めば経済規模は10兆ドルに達するだろう

 

 

 

 

 

大橋英敏 昨年的中確率  6勝1敗 85.7% 

みずほ証券

 

円安・金利影響両にらみ

 

  • 国債買い入れ減額は1兆円ぐらいから徐々に増やす
  • 7月ではなく9~10月に利上げするだろう

 

 

どうなる 日本のインフレ率

 ⇒ 植田総裁 ”緩和的な金融環境”

名目金利(政策金利)<名目中立金利=物価上昇+実質中立金利(自然利子率)

  • 物価上昇率=1.5%『基調的なインフレ率』(4月26日総裁発言)
  • 実質中立金利=0
  •  ⇒ 名目中立金利=1.5%
基調的なインフレ率が2%に達していなくても3回程度利上げは可能

 ⇒ 3回であれば長期金利もそんなに上がらない=1%程度

  • 消費者物価は減速基調
  •  ⇒ 2%を下回っていくだろう
 
企業物価
 ⇒ 輸入物価は上昇している
  • 企業は価格転嫁できる自信
  •  ⇒ サービスは弱い 財は強い
 
雇用ひっ迫

 ⇒ 世界的にない水準

  • 持続的な賃金上昇へ
  •  構造は変化している可能性がある
  • インフレ率 1.5%以上に上昇する可能性あり
 
 
 
 
 

 

深谷幸司 昨年的中確率 1勝5敗 16.6% 

マーケット・リスク・アドバイザリー

 

消費者信頼感指数

 ⇒ 消費が鈍化している

  • 中長期に期待インフレ率は高止まりしている
  • 中立金利は上がっているということになる
構造的な変化があったのか?

 ⇒ 大幅なインフレがショックになって残っている

 

 ☆ 雇用統計以外の指標は弱かった

 ⇒ 雇用の緩和は進んでいるだろう

 

 

今日の予想レンジ

156.70円~157.70円

  • 本日は中国で重要指標が発表される
  •  ⇒ 市場の反応は鈍いと考える
  • 明日以降 欧米で重要指標委が発表される
 
動き出したG7の政策金利

 ⇒ 利下げに動いている

  • ラガルド総裁”今後の利下げは直線的ではない”
  • カナダ中銀も利下げ
  • イギリスは据え置き 次回8月は利下げ
カナダ中銀を注目している
 ⇒ アメリカに影響大きい
  • FRB 次回は据え置き 9月4日に利下げあるかも
☆  徐々に円安修正するだろう 
 ⇒ 7-9月期は150円台半ば

 

 

 

日銀利上げ時期

 ⇒ 7月の減額と同時ではない

  • 9月の可能性高いだろう

 

 

中国物価動向

 ⇒ 依然としてデフレ状態だ

 

  • 国内需要が弱く輸出頼みになっている
  • 金融緩和が全然効いていない
  • 不動産景況指数は下落している

☆ 5年 10年単位で長引くだろう

 

 

 

 

 

 

小川佳紀 昨年的中確率 11勝6敗 83.35% 

岡三証券

 

今日の予想レンジ

38300円~38600円

  • 売買代金が増加するか注目している
 
電力関連株の上昇は続くか

 ⇒ 今年度 日経平均横ばいで電力ガスは20%上昇した

  • アメリカでも電力電力株は上昇している
  •  ⇒ データセンター
 
日本のエネルギー需給率は13%
 ⇒ OECD諸国の中でも最下位レベル
  • 政府は年内にエネルギー供給に向けた国家戦略を発表する
☆ 国内電力各社は浮き沈みがある
 ⇒ 今後は様々な業種に広がるだろう
 
 
主な電力株の年初来上昇率
  • 古河電工 89.3%
  • 三菱重工 79.3%
  • 日立 66.3%
  • 富士電機 53.3%
  • NEC 47.4%
  • ニッデック 25.6%

 

 

 

 

 

 きょうの予定

  • 日本 4月機械受注
  • 中国 5月 鉱工業生産 小売売上高
  • 米 6月 NY連銀製造業景気指数

 

 

 

 

 

 

 業種別騰落率

先週

  1. 石油・石炭 6.0%
  2. 機械 4.0%
  3. 非鉄金属 1・5%
  • 開運 ー5.1%
  • 証券・商品 ー4.3%
  • 医薬品 ー3.3%

 

 

 

 

志賀憲太郎 

山和証券

 

  • 今週はニデック トヨタの株主総会開催予定
  •  ⇒ ニデック:新社長の戦略
  •  ⇒ トヨタ 認証問題早期解決
  •  

骨太の方針など

  • 岩谷産業 
  • 川崎重工
  • 東亜建設協業
  • 東洋建設
  • 三井海洋開発
  • エアー・ウォーター
  • ジャパンマテリアルズ

 

 

 

誤字すみません!