１０分でモーニングサテライト ２０２４年5月7日

 きょうのマーケット

銘柄　　最新値　前日比　大引比　円換算
為替　 153.94　　　　　 +0.11
金　　　2333.5　 +24.9　 +11.4　 +65円
銀　　　27.680　+0.990　+0.490　+2.5円
白金　　 966.0　　+0.7　　+0.8　　+7円
原油　　 78.60　 +0.49　 -0.01　 +40円
コーン　469.00　 +8.75　+13.00　+810円
大豆　1248.75　+33.75　+40.75 +2350円

米２年国債利回り 

米10年国債利回り

SP500 5180.74+52.95

イールドスプレッド -0.33

１０年実質金利 2.16%

ＮYダウ　38852.27+176.59

VIX指数　13.49-0.01

 セクター別騰落率

1. 情報技術　１．５％
2. 通信　１．４％
3. 金融　１．２％

• 不動産　ー０．０２％

 イスラエル休戦案に不満

イスラエル政府

　⇒　協議にためえ自王都に使節団派遣

• 休戦案は我々の要求からは程遠い
• ガザ南部ラファの住民約１０万人に退避を勧告
• 　⇒　退避勧告は地上侵攻の準備か

アメリカ

　⇒　合意可能

 タイソン・フーズ

　⇒　４－６月期の業績が例年より弱くなる可能性示す

• 株価５％以上下落

 リッチモンド連銀　

バーキン総裁　⇒　今年の投票権あり

• アメリカの労働市場が強いためインフレ減速か確信を得る時間がある

 米銀行貸し出し態度

　⇒　１－３月期　FRB　銀行融資担当者調査

• 企業借り入れ需要　ー２６．６
• 　⇒　７四半期連続で需要が弱まっている

シュナイダー恵子　昨年的中確率　７６．９％ 

大和証券ＣＭアメリカ

長短金利大幅に低下

　⇒　雇用統計　程よい減速

• ダウ上昇
• IT中心に幅ひろく上昇

アップル決算

　売上高ー４％　純利益ー２％　１１００億ドルの自社株買い

　⇒　株価上昇

• 　⇔　iPhone　１０％減
• スカイワークス　コルボ　株価急落
• クアルコム　株価急騰　⇒　アンドロイド携帯好調　

６月　WWDCでAI搭載の新製品発表か

　⇒　アルファベット　オープンAiと提携

広木隆　昨年的中確率　１００％マネックス証券

ガザ情勢

　⇒　マーケットには圧力

• なぜ株式市場は楽観的なのか疑問だ

日本企業決算　

　⇒　ここまでプライム３月決算２１０社

前年比　売上高　営業利益　経常利益　当期利益

2022年度　19.9% 21.2% 18.5% 20.3%

2023年度　0.1% 33.3% 19.2% 18.5%

• 売り上げが伸びないのに利益が上がっている
• 　⇒　コスト低下

売上原価　１９０社

前年比　売上高・営業収益　売上原価・営業減価　売上総利益

2022年度 １９．２％　２０．０％　１５．８％

2023年度 ー１．１％　ー４．２％　１３．０％

• 売上原価が大幅に下がっている
• 今年は売り上げ伸びずに原価低下で収益

為替と商品価格の期中平均

前年比　ドル円　CRB指数　円建てCBR

2022年度　20.1%　22.3%　46.9%

2023年度　7.3%　-3.7%　3.3%

• 為替　商品価格　によって業績が変化する
• 　⇒　今期はコストがカギを握る

日本株の投資環境は”内憂外患”

　⇒　アメリカ株高に違和感

• イールドスプレッドはほぼゼロである
• 　⇒　これはITバブル水準だ
• 債権の利回りより株の利回りの方が低い

金利上昇に対して株価の調整が不十分である

　⇒　金利上昇に対してハイテク株は弱いはず

• 長期金利が明確にピークアウトするまでアメリカ株価は調整懸念続く
• 　⇒　日本株に下落圧力

• ５か月連続で前年割れ
• 一部で値下げの動き

日本小売業決算

　ーーーーー売上高伸び率　営業利益総益率　絵利上げ高営業利益率

２０２４年２月期　２．７％　１５．６％　４．０％

２０２５年２月期予想　１．３％　５．３％　４．１％

昨年の株価上昇要因

　⇒　デフレ脱却

• 日銀のスタンス
• CPIの上昇だけで利上げを決めるが既定路線になっている

☆　株価に対して強気になれない

• ココカラ投資を始める人にとっては試練かもしれない

佐々木融　昨年的中確率　９０％ 

福岡フィナンシャル・リサーチ

ガザ情勢

　⇒　一時期リスクオフでドル買いだった

• ここまでのドル上昇はアメリカの利下げ期待の後退
• 原油価格も落ち着いている
• 　⇒　マーケット的には影響ない

今日の予想レンジ

１５３．４０円～１５５．００円

• マーケットの薄い中での介入　
• ⇒　お行儀が悪いと批判
• あまりやりすぎると国際的に批判される
• ドル円は底堅い動きとなるだろう

介入とファンダメンタルズ

　⇒　しばらく介入はないだろう

☆　IMFによる取り決め

• 過去６か月で３回まで
• 各介入期間は３営業日以内
• 　⇒　１０月末までのあと２回　６営業日の介入は可能

円安はファンダメンタルズに沿った流れである

　⇒　インフレ率が３％まで上昇している中で日銀は金利を上げられない

• 実質金利がマイナス　⇒　円売り
• ドル円は日米金利差に沿って推移している
• 　⇒　日銀が金利を上げないなら円高方向にはいかないだろう

• 先物市場ではアメリカ金利が下がってきている
• 　⇒　介入でドル円が下がったというよりは日米金利差縮小が要因だ

☆　アメリカ金利は再び上昇するだろう

　⇒　ドル円の上昇は続く

オーストラリア金融政策決定会合

　⇒　オーストラリアドル上昇の可能性

藤代宏一　昨年的中確率　６２．９％ 

第一生命経済研究所

今日の予想レンジ

３８６００円～３９０００円

• 本日の日経平均上昇が期待される

日本株のけん引役を再点検

　⇒　半導体関連に注目

• 出荷が大幅に増加　⇒　在庫減少
• 　⇒　需給は引き締まる方向にある
• 実需を伴っている　⇒　AIバブルではない

• PBR１倍割れ企業はまだ９０社程度ある
• 　⇒　資本効率の良くない企業がまだ多く存在している
• 　＝　改善の余地が大きい　
• 　⇒　本決算に合わせてどういった成長戦略を示すか注目

☆　特に自社株買いに注目している

• 自社株買い発表　プライム企業で１０６５社　
• 　⇒　昨年比　２５０社増加
• 　⇒　５月決算では最近になって自社株買いを発表した企業

☆　PBRの低い企業が投資対象となり底上げ

 きょうの予定

• 日本　決算　任天堂　川崎汽船等
• オーストラリア準備銀行政策金利発表
• ドイツ　３ル期貿易収支
• 米　３月　消費者信用残高
• 米　決算　ウォルトディズニー　エレクトロニック・アーツ

誤字すみません！