10分でモーニングサテライト 2024年4月10日 | 10分でモーニングサテライト

10分でモーニングサテライト

市況予想
⇒ 各エコノミストの的中確立を公表する

 

 きょうのマーケット

銘柄  最新値 前日比 大引比 円換算
為替  151.76      -0.12
金   2371.3  +20.3  +7.7  +28円
銀   28.255 +0.448 +0.195 +0.8円
白金   991.1  +16.6  +1.4  +3円
原油   84.58  -0.95  -1.07 -1090円
コーン 431.25  -4.25  -3.50 -230円
大豆   174.50  -7.00  -7.75 -480円

米2年国債利回り 4.743%

米10年国債利回り 4.362%

SP500 5209.91+7.52

イールドスプレッド 0.2384%

10年実質金利 2.04%

NYダウ 38883.76-9.13

VIX指数  14.98

 

 

 

 

 セクター別騰落率

  1. 不動産 1.3%
  2. 公益 0.6%
  3. 生活必需品 0.5%
  • 資本財 ー0.2%
  • 金融 ー0.5%

 

 米 中小企業の景況感

3月 中小企業楽観指数(前月比)

  • 88.5ー0.9P
  • 売り上げ見通し ー9P
  • 採用計画 ー1P
⇒ 経営上の最重要課題:インフレ 25%+2P
 

 

 米 ボーイング

1-3月期納入機数(前年比)

  • 民間機 83機 半減

 

 

 

藤井摩耶 昨年的中確率 20% 

野村グループ

 

CPI前に手じまいの動き

 ⇒ 警戒感高まる

  • 消費者物価指数予想 3月 +0.275% (2月実績 +0.358%)
  •  ⇒ 中古車がマイナス
☆ 6月利下げは50% ⇒ 初回利下げ7月 ⇒ 12月含む年内2回

 ⇒ CPI上振れで株売られるだろう

 
 
投資家センチメントが弱気にシフトし始めている

 

スキュー:プットオプションからコールの引いた値

  • 株価上昇についていくために必死にコールを買っている
  •  ⇒ 時にはプットを売ってまでコールを買っていた
  • そのためスキューがまれにみる低い水準に抑えられていた
⇔ 最近企業決算で消費への懸念が出てきている
  • 3月初めごろからスキューは上昇している
  • センチメントが弱気にシフトし始めている証拠だ
 
  • VIX指数の上昇でダウンサイド
ボラティリティー・コントロール戦略
 ⇒ VIX指数上昇はロングポジションを減らす
  • マーケットではVIX指数ショ―トがたまっている
  • 一気にロスカットを迫られる
  • 売りが売りをを呼ぶだろう
 
 

武田淳 

伊藤忠総研

 

米CPI

 ⇒ 市場予想コンセンサスは 2月より少し上がる

  • 金融政策に影響はないだろう
  •  ⇒ サービス価格コアに注目
  • 上昇ならインフレの抑制が効いていないことになる=利下げ後ずれ

 

野党優勢の韓国総選挙

 日本への影響は?

 ⇒ ねじれ状態だったが引き続き弱ければレームダック

  • 親中 親北朝鮮へ
 

 

 

 

 

 

植野大作 昨年的中確率 86.6% 

三菱UFJモルガン・スタンレー

 

メキシコペソ

 ⇒ 利下げの後も堅調

  • 4年で2倍以上値上がりしている
  •  ⇒ インフレが4%以上の国が政策金利11%
  •  ⇒ 実質金利7%
  •  ⇒ 他国籍企業が中国からメキシコへと思惑
  • 原油輸出国のペソが高く輸入国の円が安い=ペソ高円安
☆ 利下げしても強いペソ 利上げしても弱い円
 今の環境キープではペソ高続く

 

 

今日の予想レンジ

150.70~152.20円

  • 注目点はアメリカの消費者物価
  • 市場予想より強ければドル高 
  •  ⇒ 上振れした場合は介入警戒感
  •   ⇒ 下振れした反応の方が強い
 
コロナ終息後の為替需給

 

  • 日本は輸入のドル決済比率が非常に高い
  • ドル決済の赤字が円決済の黒字を12兆円以上上回っている
  •  ⇒ 実需は明らかにドルが不足している

 

 

旅行収支に黒字は増えている

 ⇔ 在宅勤務 巣ごもり消費でアメリカ企業への消費が増えている

  • その他サービスの赤字が増加 ⇒ 旅行収支の黒字より大きい
  • 輸送収支は安定的に赤字

 

 

 

  • コロナ時に激減していた日本企業の海外投資が復活している
  • 過去1年の海外投資が記録的 ⇒ 目に見えない外貨買い圧力
  •  ⇒ 日本企業が海外で稼いだ資金が国内に戻らない
 
  • 証券投資は過去4年の約3倍
アメリカで利下げが始まれば金利差を見てドル円はピークから1割ぐらいは下がるだろう

 ⇒ それまでは上振れリスクの方が強そうだ

☆ 当面は介入を促すような相場が続くだろう

 

 

 

 

 

 

窪田朋一郎 

松井証券

 

今日の予想レンジ

39250円~39750円

  • 値下がりして始まり方向感が出にく

 

 

日銀の追加利上げと個人投資家への影響

 ⇒ 原油価格上昇のインフレ懸念でアメリカの利下げ観測が遠のく

 ⇔ 日銀は緩和的政策を維持している

  • 円安傾向が続いている ⇒ 日銀の追加利上げ観測
 

 

追加利上げの影響

 ⇒ 次回の利上げは個人投資家の影響が大きい

 ⇒ 信用取引の買い方金利上昇

 

 

  • マイナス金利解除後も日証金の貸出金利は変わらなかった
  •  ⇒ 追加利上げの場合 金利高になる
 
信用取引で売り
 ⇒ 本来は”貸株代り金 金利”を受け取れるが現在はほぼゼロ
 ⇒ 追加利上げ⇒貸株代わ金 金利復活
 ⇒ 売り方有利となる

 

金利上昇の場合

  • 買い方コスト増
  • 売り方コスト軽減
  •  ⇒ 特に中小型株に影響が出てくるだろう

 

 

 

 きょうの予定

  • 日本 3月 企業物価指数
  • 日本決算 セブン&アイHD イオン
  • 韓国総選挙の投開票
  • 日米首脳会談
  • 米 3月消費者物価指数
  • 米 FOMC議事要旨

 

 

 

 

誤字すみません!