10分でモーニングサテライト 2024年3月29日 | 10分でモーニングサテライト

10分でモーニングサテライト

市況予想
⇒ 各エコノミストの的中確立を公表する

 

 きょうのマーケット

銘柄  最新値 前日比 大引比 円換算
為替 151.38      +0.01
金  2254.8  +42.1  +38.1 +186円
銀  25.100 +0.348 +0.380 +1.9円
白金  923.0  +13.3  +8.9  +44円
原油  83.11  +1.76  +1.27 +1210円
コーン442.00 +15.25 +14.75 +880円
大豆 1191.50  -1.00  +2.25 +130円

米2年国債利回り 4.628% 

米10年国債利回り 4.206%

SP500 5254.35+5.86

イールドスプレッド 0.3041%

10年実質金利  1.88%

NYダウ 39807.37+47.29

VIX指数 

 

 

 セクター別騰落率

  1. エネルギー 1.1%
  2. 公益 0.8%
  3. 不動産 0.7%
  • 情報技術 ー0.1%
  • 一般消費財 ー0.3%
  • 通信 ー0.3%

 

 米GDP

2023年10-12月期 実質GDP確定値(前期比・年率換算)

  • +3.4%(改定値+3.2%)
  • 個人消費 設備投資ともに改定値を上回る
 
3月 ミシガン大学消費者信頼感指数
  • 確報値 79.4(速報値76.5)

 

 FRBウォラー理事

利下げを急ぐ必要はない

  • インフレ抑制が想定ほど進まず
  • ⇒利下げの回数を減らすか先送りが適切
  • ⇒利下げを始めるにはインフレ指標が少なくとも数か月改善することが必要

 

 

 

兼松渉 昨年的中確率 66.6% 

 

 

四半期末で翌日には個人消費支出を控えている

 ⇒ 動きにくい

 

  • 米司法省の提訴
  • AI分野で出遅れ
  • 開発者会議 ⇒ iPhoneのAI機能 ジェミニ採用
マイクロソフト 
 ⇒ 1月 オープンAIとの提携を拡大
 ⇒ 9月 コパイロット

 

 

 

アップルは後から追い上げてより良い商品を提供することを得意とする

 ⇒ ブラックベリー⇒iPhone

  • Meta⇒ビジョン・プロ

☆ アップルは再び競争力を高めるだろう

 

 

 

エヌビディアに注目

 開発者会議”ソブリンAIに注目”

  • GPUプラットフォーム”ブラックウェル”が市場予想以上に割安な価格に
  • AIの分野におけるリードをさらに拡大した
  • 企業のユーザーが導入する動きが売り上げを押し上げている
  • 今後は政府による需要が押し上げる=ソブリン需要
 
2月 ドバイでのカンファレンス
 ⇒ 各国の政府がそれぞれの国の言語と社会、文化をデータ化
  • データベース Aiを構築することを推奨した
  • それを政府が怠るということはその国の言語や文化が他国に乗っ取られる
  • 日本や韓国 スウェーデンなどソブリンAIの構築に取り組んでいる
  • インドも今月に入り12億ドル以上も投じてGPUを購入する

☆ 裕福な中東の国々も積極的にソブリンAIの構築に向けてエヌビディアのGPUを購入する

今後は大企業だけでなく政府によるAI需要がエヌビディアのGPUの売り上げをさらに押し上げる

 

 

 

 

 

 

森田長太郎 昨年的中確率 33.3% 

オール日本AM

 

米 2月 個人消費支出物価指数

 ⇒ ウォラー理事も注目

  • もう一度強い数字が出ると6月利下げは無理
 
 
 
財政インフレ 
 ⇒ 過度な財政支出が招くインフレ
財政デフレ
 ⇒ 過度な財政緊縮が招くデフレ
☆ 今はアメリカを中心に楽観見通し=堅調予想
 
製造業では地域格差が出てきている
 ⇒ 中国ではテコ入れ策過剰⇒反動が懸念されている
 
  • アメリカは緩やかな底打ち
  • 日本は中国との関連で少し回復
  • ドイツは再失速

☆ ばらつき⇒財政政策の差が大きい

 

 

膨らんでいるのはコロナの影響⇒縮小

  • ヨーロッパが目立つ⇒財政緊縮が進みやすい
  • アメリカ⇒財政は悪化していない
  • 日本もトレンドラインへ修正
 
  • アメリカでは財政再建は進まない
  • 景気は日本はヨーロッパより優位
ヨーロッパは金融緩和
アメリカではできない
日本は金融引き締め
 
 
 
 
緩和環境
 ⇒ 日銀⇒実質金利はまだ大幅なマイナスは続くといっている 
= 株価上昇
  • 金利を上げていってもリスク資産需要が緩和的と評価
  •  ⇒ 2000年代前半のアメリカ
  •  ⇒ 1980年台の日本
☆中央銀行が本気で引き締めるまでこのようなマーケットは続く
 ⇒ どこかで引き締めると宣言することがあるだろう 
 ⇒ 来年以降だ
 
 
 
 
 
 

糸島孝俊 昨年的中確率 60% 

ピクテジャパン

 

今日の予想レンジ

40200円~40600円

  • 昨日の反動で上昇でスタートするだろう
  • 午後は軟調

 

年後半の円高に備える投資戦略

 

昨年7月から年末まで以外はドル円と日経平均は連動している

  • 日経平均の上昇要因はドル円の円安とナスダックによる
  • 連動しなかった理由は急速な円安にもかかわらずナスダックが急落した
☆ 年後半から円高とみる
 ⇒ 株式市場は6か月から1年先を見ている
 ⇒ 日銀は6月~7月から利上げを開始
 ⇒ 同じタイミングでアメリカも2~3回の利下げをする
  • 日米金利差縮小
  •  ⇒ 円高に備える投資戦略必要

戦略① TOPIXスモールの円高メリット銘柄の保有率を上げる

戦略② グロースの保有比率を少し上げる=円高メリットを選択

 

 

 

グロースのパフォーマンスは非常に厳しかった
  • 海外投資家は流動性を考慮して大型株を好んだ
  • 欧米の利上げによる世界的に割安なバリュー物色は人気逆行だった
  • 年後半に欧米が利下げを始める中日本はゆっくりとした利上げに入る
  • 小型株にはやや逆風が続くが円高メリットを選択したい
 
 
都区部消費者物価指数
 当面緩和的⇒いつまでか知るための重要な指標
  • 2月コアCPIは急上昇した
  •  ⇔ 3月以降の物価を都区部が反映する
☆ 日銀の利上げの時期 年後半になるかどうか重要な指標
 
 
2つのグロース
① 成長株=金利上昇で買いにくい
② 旧マザーズ=小型株=海外投資家に人気がない=個人チャンス
☆ 円高に強い企業に投資
 
 
 


平松京子 昨年的中確率 2勝0敗 100%  

 

 

フィスコNY

 

今日の予想レンジ

151.00円~151.90円

  • 29日 PCEコアの改善があればドルは底堅い

 

 

FRB高金利据え置く可能性も

 ⇒ AIブームが米国の成長を押し上げている

  • 雇用では過去3年で1000万人の不法移民が発生
  • そのうち200万人の不法移民が新たに労働許可を得た
  •  ⇒ 雇用市場の活性化 賃金や物価をさらに押し上げる
  •  ⇒ 各地の戦争、橋崩落によるサプライチェーン混乱
☆ インフレは少なくとも今後 2~3か月改善しない

  ⇒ FRBは高金利を維持するだろう

  • 年内 利下げに踏み切れない可能性もある
  •  ⇒ ドルは上昇基調
  •  ⇒ 日銀介入で荒い展開
☆ 155円~160円を試すだろう

 

 

 

 きょうの予定

  • 日本 3月 都区部消費者物価指数
  • 日本 2月 失業率 有効求人倍率
  • 日本 3月 為替介入実績
  • 米 2月 個人消費支出物価指数
  • 米 FRB パウエル議長が討論会に参加
  • 休場 アメリカ イギリス ドイツ インド 香港
 
 
 

 

誤字すみません!