きょうのマーケット
銘柄 最新値 前日比 大引比 円換算
為替 147.43 -0.36
金 2052.9 +2.0 +0.2 -23円
銀 22.995 -0.230 -0.180 -1.1円
白金 927.0 -4.7 -2.5 -23円
原油 75.85 -1.97 -1.73 -1780円
コーン 448.25 +0.50 +1.25 +10円
大豆 1222.25 +3.50 +9.75 +370円
米2年国債利回り 4.209%(6:54)
米10年国債利回り 3.911%(6:54)
SP500 4845.65-79.32
イールドスプレッド 0.6668%(6:54)
10年実質金利 1.77%
NYダウ 38150.30-317.01
VIX指数 14.35
FOMC自身得られるまで利下げせず
- インフレ率が2%に向けて移行しているとさらに自信を得られるまで利下げは適切ではない
- インフレ率の継続的な低下が重要
米 雇用指標
1月 ADP雇用報告 前月比
- +10万7000人
- 市場予想 14万5000人
- 予想を大幅に下回る
- 賃金上昇率も鈍化が続いている
ボーイング
赤字は予想より縮小された
- 事故や品質問題を優先する
NYコミュニティー・バンープ
持ち株会社
- 一時 46.2%下落
- 昨年経営破綻した銀行の預金や資産の一部を引き受けていた
- 貸倒引当金を大幅に積み増し
- 配当額引き下げも発表
矢澤賢
大和証券CMアメリカ
データセンターで明暗
- アルファベットとマイクロソフトの設備投資額は3Qで200億ドルを超えている
- 前年比で5割増加している
- この伸びの多くの部分がAIデータセンター向けであると考えられる
スーパーマイクロコンピュータ
⇒ 需要に供給が追い付かない
- 大手企業によるAI投資は拡大傾向とみることができる
⇔ AMDが慎重な見通し
先週 インテル決算
- 両社の10-12月期のデータセンター向け売上高が市場予想を下回っている
- 設備投資額からの印象とは異なる
☆ 現在のデータセンター向け投資はAI学習などに用いられるハイエンド向けに偏っている
それ以外がまだ回復途中である
- ハイエンドからローエンドまで幅広く製品展開するインテルは伸びなかった
- エヌビディアはハイエンド中心で異なる結果が出てくるだろう
鈴木敏之
文教大学
FOMCの注目点
- 先行きの政策 前回引き締め 今回政策変更
- 早期利下げは否定
- バランスシート政策については3月に議論開始(QT)
パウエル議長の発言
⇒ 今回は利下げの提案はなかった
⇒ 年内に利下げすることは適切
⇒ 3月は利下げしない
☆ モーレツな驚くほどの緩和への政策変更だ
⇒ 6月の会合で利下げとなるだろう
米 早期利下げに進めないのはなぜか?
アメリカの経済が強すぎる
- 6か月間、潜在成長率を上回り続けている
- 2024年第1四半期 GDPナウ 3.0%
☆ FRBは成長が鈍化してからの利下げを予定している
⇒ 労働需給のひっ迫も上昇しだした
⇒ 賃金上昇率 5.2%
それでも6月に利下げできるのか?
- インフレ率が想定以上に減速しているからできると考える
- 米PCEデフレータインフレ率の伸びは減速傾向で4月に2.0%になる
- 4月のことは5月にはまだわからないので6月利下げと予想する
佐々木融
ふくおかフィナンシャルグループ
今日の予想レンジ
146.00円~148.00円
- 5月までの利下げが織り込まれている
- ドル円は底堅い
日米の家計の動き
- 12月 1月とかなりリバウンドしてきている
- 12月の小売売上高は予想を上回った
- アメリカはコロナ過を通じて家計や民間企業に相当資金が配られた
- その中で株価が大きく上昇してきている
- ⇒ 消費者のセンチメントが改善している
- 家計の金融資産に占める株の割合は4割ある
- SP500が20%上がっている⇒家計の金融資産は1割増えていることになる
- アメリカの家計の金融資産は114兆ドル
- 1割の10兆ドル
- アメリカの名目GDPが25兆ドル
- 家計の消費に対するインパクトは大きい
日本 外国株への資金流入
2024年1月~
⇒ 1日当たりの流入額は2023年の3倍以上
1月9日が一番多きい
⇒ 約2300億円の流入
- これから毎月月初はこれくらいになる
- 円売りフローは注目だ
香川睦
楽天証券経済研究所
- ナスダックが下落したので日経平均は反落して始まる
- 明日は雇用統計の発表で見送りで上値を抑える
中国リスクの影響に注意
日経平均は月2800円上昇した
- RSIは1月22日に76%に達していた
- 利益確定や持ち高調整が膨らむのは健全だ
- 今後は下値を確認する動き
中国株価から日本株へンシフト
⇒ MSCI日本株は32年1月から40%弱上昇した
⇒ MSCI中国株は20%下落した
アメリカの投資銀行が実施した
アジア株ファンドマネージャー調査
⇒ 中国株を弱気とみる
⇒ 日本株をオーバーウェイト
- 今後も日本株への資金シフトが続く可能性がある
- 中国当局は空売り制限などの効果は不透明
- 中国の個人消費や設備投資の鈍化
- 競争激化で価格競争で出遅れ
- 対中国政策の見直しに精査が必要
きょうの予定
- 日本 1月 新車販売台数
- 日本 決算 武田薬品 京セラ 三井住友FG
- ユーロ圏 1月 消費者物価指数
- 英中銀 政策金利発表
- 米 1月 ISM製造業景気指数
- 米 決算 アップル アマゾン メタ メルク
セクター別騰落率
- エネルギー ー1.9%
- 情報技術 ー2.1%
- 通信 ー3.9%
アルファベット 7%以上下落
誤字すみません!