きょうのマーケット
銘柄 最新値 前日比 大引比 円換算
為替 147.43 -0.52
金 2051.5 +15.4 +6.9 -1円
銀 23.325 +0.453 +0.305 +1.1円
白金 939.9 +18.6 +21.0 +84円
原油 76.95 -1.06 -1.43 -1580円
コーン 440.25 -6.00 -5.25 -400円
大豆 1205.00 -11.25 -11.75 -870円
米2年国債利回り 4.322%
米10年国債利回り 4.076%
SP500 4927.93+36.96
イールドスプレッド 0.42%
10年実質金利 1.84%
NYダウ 38333.45+224.02
VIX指数 13.60+0.34
アマゾン買収断念
承認の見通し立たず
ヨーロッパ委員会
- 2023年11月 アマゾンのアイロボット買収に懸念
- 競争を制限する可能性
- 従業員350人削減(31%)
- 株価18%超下落
ボーイング事故機
- 非常ドアの湖底に必要なボルトが組み込まれていなかった可能性
- ボルトを組み込んだことを示す印が見当たらず
- 非常ドアが一時的に外された後、ボルトが元の位置に戻されなかったか
ユナイテッド航空
- エアバスに小型旅客機A321neoの追加購入を打診
- ボーイング737MAX10を277機発注
- ⇒ 事故を受け運航計画から外した
LCC大手 ライアンエア
- 米航空会社がMAX10を受け取らないならば我々が引き取る
- その時、適正な価格で引き取る
長谷川悠貴
明治安田アメリカ
SP500
金利低下で最高値
SP500 社 23年10-12月機決算
- 1株利益が予想を上回る 69%
- 5年平均 77%
- 10年平均 74%
2023年10-12月機の増益率予想
- マグニフィセント7-(テスラ)=53.7%
- その他 494社 =ー10.5%
- マグニフィセント7-(テスラ アップル マイクロソフト)=79.7%
- その他 496社 =0.3%
ハイテク大手決算
- 業績や先行きに懸念があれば相場全体が落ち込む可能性も
ベライゾンに注目
通信企業
- 景気変動による業績への影響を受けづらくフリーキャッシュフローを稼ぐことが可能
- 安定した配当金 17年連続増配
- 今後、利下げが進めば注目される
吉川雅幸
三井住友アセットマネジメント
米 財務省借入額下方修正見通し
① 景気が良く税収が増加
② 債券利回り低下
日本株高は本物か?
⇒ 法人企業統計を見る
- 1998年ごろの売上高営業利益率は3%ぐらいだった
- ⇒ 足元では6%後半まで上がってきた
- ⇒ この間、日本企業は収益を改善させようとしていた
⇒ 収益改善はコスト削減によるもの
☆・・・・・ 売上高 人件費 減価償却費 変動費
1998
~2023年 12.6 ー2.3 ー14.5 10.9
98~12年 3.5 ー8.7 ー8.3 5.1
13~23年 8.8 7.1 ー6.8 5.5
- 売上高は年率で0.5%しか伸びていない
- ⇒ 費用を削り人件費を削った
- 好循環に入ってきた
- 賃上げができるようになった
- 為替は130~150円で収まるようであれば物価は1.5~2%の物価上昇
山本雅文
みずほ証券
米 財務省借入額下方修正見通し
⇒ ドル安円高になりやすい
今日の予想レンジ
147.00円~148.50円
- アメリカの金利低下
- FOMCを控え動きにくい
米 利下げ開始遅延とドル円
1か月前3つ切り下げ100%織り込まれていた
- 市場予想に沿って推移すれば高金利は必要なくなる
- ⇒ 3月から毎回0.25%利下げを予想している
- その場合、日米金利差が大幅に縮小する
- 年末のかけてドル円は125円方向に下落すると考えている
- この場合日米金利差の縮小もゆっくりとなる
ユーロ圏 GDPインフレ圧力も低成長
- 前年比では日本より弱い
- ⇔ リセッションというわけではない
- すぐに利下げでもない 4月はない
利上げも円高も日本株にプラス
⇒ アメリカでは日本株に非常に強気だった
- インフレ経済への移行
- PBRの上昇期待、割安
- 日銀の利上げ ⇒ 利益率の高い企業へシフト
- 円高 ⇒ ドル建て日経平均上昇
戸田浩二
りそなアセットマネジメント
今日の予想レンジ
35800円~36200円
- 日中の方向感は出にくい
日経平均高値めど
現在の水準についてはどうか?
- TOPIXのPBR1倍割れ銘柄はまだ44%ある
- ⇒ 割安銘柄がたくさん残っている
- PERの推移も過去10年平均並み
- ⇒ 割高とまでは言えない
予想利益から見たTOPIXの適正水準
- PER15倍だと日経平均37600円となる
- ⇒ PER16倍は安定的には維持しにくい
- 25年度にかけてゆっくりと4万円を織り込むことになるだろう
- ⇔ 25年業績を織り込めるのは早くとも1年先となる
- 4万円定着は1年後となるだろう
セクター別騰落率
- 一般消費財 1.4%
- 情報技術 1.0%
- 通信 0.9%
- エネルギー ー0.2%
米 巨大資産運用トップに聞く
日本株に上昇余地あり
ジョン・テンプルトン(1912~2008年)
強気相場は
悲観の中で生まれ
懐疑の中で育ち
楽観の中で成熟し
陶酔の中で消えていく
米 フランクリン・テンプルトン
⇒ 約200兆円を運用するアメリカの運用会社
ジェニー・ジョンソンCEO
豊島晋作
⇒ 日銀がマイナス金利を解除し利上げに向かっている
⇒ 日本の市場をどう見ているか?
- 日本の市場環境は他国とは異なる
- 日本では利上げが求められている
- 他の多くの国や地域ではすでに利上げし、今は利下げを行っている
- 金融緩和や財政刺激策などを考えると利上げは株式市場にとって良くないといわれる
- 日本はデフレで現金を持てば得をすることができた
- 数十年ぶりに日本でインフレが起きている
- 現金を保有していると損することが株式市場への投資を促している
- NISAも重要だ
- 製造業などの国内回帰やサプライチェーンにおける中国からの代替
- こうしたすべてが日本経済の成長を促すだろう
⇒ 日本株は今、①悲観 ②懐疑 ③楽観 ④陶酔のどこか?
- ”懐疑の中で育つの最終段階”とみている
- ”懐疑”と”楽観”の間ぐらいだ
- ③楽観にある、ただ一部の大企業だけだ
- それ以外のSP500 銘柄のPERは日本と同様に15倍未満だ
- ”楽観”ではあるもののまだ”陶酔”ではないと考える
誤字すみません!