10分でモーニングサテライト 2024年1月15日 | 10分でモーニングサテライト

10分でモーニングサテライト

市況予想
⇒ 各エコノミストの的中確立を公表する

 

 きょうのマーケット

銘柄  最新値 前日比 大引比 円換算
為替  144.92      -0.20
金  2051.6  +32.4  +11.1  +39円
銀  23.329 +0.624 +0.284 +1.2円
白金  921.1  +1.5  -7.0  -39円
原油  72.79  +0.70  -0.93 -940円
コーン 447.00 -10.75 -11.00 -660円
大豆 1224.25 -12.25 -17.75 -1040円

米2年国債利回り 4.146%

米10年国債利回り 3.939%

SP500 4783.83+3.59

イールドスプレッド  0.69%

10年実質金利 1.67%

NYダウ 37592.98-118.02

VIX指数 12.70+0.26

 

 

 

 米 生産者物価指数

2023年12月 生産者物価指数 前月比

  • ー0.1%
  • 市場予想 +0.1%

 

 

 

 

 

 CES出展

クボタ 北尾祐一社長

  • 電動化や自動運転は自社だけでできる
  •  ⇔ 農家にソリューションを提供するには決して我々だけではできない
  •  特に AIやITはこれから必需品になる
 
 
資生堂
 ⇒ スマホで撮影した顔写真を解析:20年後の顔を予想
  • 解析結果をもとにスキンケアのアドバイス
  • 2月以降 店頭でサービスを提供
  • コロナによりデジタル化の加速
  • 100年以上のデータ解析
 
資生堂 ブランド開発研究所 中西裕子グループマネジャー
  • 外側の社会的変化と内側のR&Dの強みの持ち方の変化
  • 資生堂という会社がデジタルを組み合わせた新しい取り組みをしていると発見してもらいたい
  • コラボレーションできないかという話を企業からもらえることもありがたい

 

 

 

 

剱崎仁 

ソシエテ・ジェネラル証券

 

米PPI物価見通し

 ⇒ FRBの見通しに下方修正をせまる結果か?

  • 必ずしもそうではない
  • コアのPEデフレーターが一番注目=コアのPPIとCPIから計算する
 
  • 財の価格はCPIを利用する
  • サービスの価格はPPIのでーたをりようする
☆ 12月 コアデフレーターは+0.2%を予想する
 ⇔ 昨年12月のFOMC参加者のPCEデフレーターの見通しは0.2を想定している
  • 今のところはFRBの見通し通りに物価」は推移している
  • 下方修正するような結果にはならない
 
 
 
米 FRBは今年前半に利下げを開始するか
 FRB:今年度のFF金利6%としている=今年3回の利下げ
 市場:FF金利先物は3.7~3.8%=今年6回の利下げ
☆ 私は市場よりFRBの味方に近い
 
  • 景気循環の寄与度が大きい
  •  ⇒ 賃金の高さが物価上昇につながっている
 
  • 製造業の顧客在庫は非製造業景気循環寄与度に6か月先行している
  •  ⇒ 現状はISM製造業顧客在庫が横這い
  •  非景気循環寄与度は過去、0.7%前後だった
  •  ⇒ これから0.7%へ向かって下がるだろう
☆ 過去の平均的水準に近づいてる=下げる要素がなくなっている
 
 
来ている
過去 労働需給は賃金に9か月先行している
  • 今 労働需給は2022年3月をピークに緩和基調が続いている
  •  ⇒ 今年3月まで緩和基調が続くと賃金の前年比は昨年9月の5.2%⇒4.3%に
賃金はPCDコアに対する景気循環項目の寄与度と連動している
 ⇒ 今のところFRBの物価見通しは妥当である
 
 
FRBの実質GDP見通し
 ⇒ FRBは1年より3年に注目している
  • 金融環境指数 3年が現状より低下するとFRBの利下げ回数は増える
☆ 今年の利下げ回数は増えても4回=年前半からの利下げは難しい
 
 
 
FRBのQTの減速・終了時期
 ⇒ 市場で余剰マネーの枯渇懸念が浮上している
  • MMFに2兆ドルを超える増加⇒8000億ドルに減少
  • 今年の秋ぐらいに枯渇する可能性がある
☆ 今年 7-9月期からQTのペースは減少するだろう
 今年中のQT終了は予想していない
 
 
 
 
 

門田真一郎 

バークレイズ証券

 

 

今週の予想レンジ

143.40円~147.40円

  • 日銀の早期利上げ観測は後退した
  • アメリカが焦点となる 
  • 今週はFEDに注意

 

スイスフラン高の転換点

  • スイスフラン最高値更新 
  •  ⇒ 転換点を迎えている
スイスフラン高が続いてきた要因は何か?
 ⇒ 当局のインフレ対応の影響が大きい
 
 

右に行くほど大きな利上げをした国

上に行くほど高くなった通貨

 ⇒ 利上げをした国ほどつうかがたかくなった

 

 ⇔ スイスフランだけ例外となっている

  • 各国インフレ対応で利上げをしてきた
  • スイスは通貨高容認
 
 

横軸:右に行くほどインフレ

縦軸:家に行くほど利下げが織り込まれていない

  • スイスフラン高を助長した
  • 高金利でスイス経済は低迷を続けている
☆ 今後はフラン安に転じていくだろう 6~7%
 ⇒ 為替介入 
 ⇒ 金融政策

 

 

 

日銀利上げ開始時期

 ⇒ 春闘で確認されれば4月から利上げ

  • 徐々に円高転換していくだろう

 

 

 

 

林卓郎 

岩井コスモ証券

 

今日の予想レンジ

35300円~35700円

  • 東京市場はしっかり始まりそうだ
  • こんばんは米国休場 決算発表を控えている
  • 方向感を探る展開 3万5000円台の根固め

 

 

TOPIX年初5連騰 日本独歩高

半年続いたボックスを明確に突破した

  • 業績安心感
  • デフレ脱却
  • 企業経営改革
 
TOPIXの5連勝は先行き強気相場とみていいのか? 
 ⇒ TOPIXは金曜日までで6連勝だが5日で検証した
 

TOPIX 過去74年間の年初パターン別成績

 年初5営業日 サンプル数 うち年間上昇率 年間勝率 年間平均騰落率

  • 5勝0敗 10 8 80% 27.1%
  • 4勝1敗 11 7 64% 9.7%
  • 3勝2敗 24 17 71% 16.1%
  • 2勝3敗 15 7 47% 0.7%
  • 1勝4敗 12 6 50% 1.6%
  • 0勝5敗 2 0 0% ー20.8%

☆ 5日アノマリー

 

 

日経平均 大発会マイナス後4連投のケース

  大発会マイナス後4連投した年 年初5営業日 年間騰落率

  • 1954年 ー0.7% ー0.58%
  • 1960年 4.3% 55.1%
  • 1972年 2.0% 91.9%
  • 1988年 6.1% 39.9%
  • 1994年 5.9% 13.2%
  • 2023年 1.3% 28.2%
  • 6回平均 年間騰落率 37.1%
 
年始の物色傾向が1年を反映するのか?
 ⇒ 年明けの物色
  1. 当初 高配当利回り株
  2. その後ハイテク株
  3. 一段高の場面では日本の主力株が買われた
  4.  ⇒ 循環的に買われ全面高
 
このような傾向が年末まで保たれたのか?
 

年初優位 VS 年初不振

  • 内需と外需はややはっきりしない
 
1年を通じて継続しやすい 有望
  • バリュー株 VS グロース
  • 高配当 VS TOPIX
  • 大型 VS 小型

 

窪田朋一郎 

松井証券

  • 今週は高値圏でのもみ合い
  • 地政学リスクが高まっている⇒いったん利食いの展開
 
本日 東証からの開示
”資本コストや株価を意識した経営”
  • 今後も低PBR銘柄が材料視される

 

 きょうの予定

  • 日本 12月 交際受注
  • ユーロ圏 11月 貿易統計
  • ユーロ圏 11月 鉱工業生産

 

 

 

誤字すみません!