そんなだから、語彙が増えないんだよ~(^^ゞ | 中学受験を見直したい(隊)+α

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このブログは、中学受験を考えているけれど、『少しおかしいぞ』とか『問題ありでは?』とお感じの方には役に立つブログです。偏差値をあげたい、〇〇中に合格するにはどの塾がよいか?…そのような方のお役は立てそうにありません。

今日の国語の講座から

スタイルを少しだけ変えてみた。

未知数の部分が多いのだが、まずは前に進めてみた。

 

それは何かと言えば…

真正面から漢字や熟語、言葉の知識、文法など

いわゆる『言葉の知識』と呼ばれる領域に全力を傾けようと思うのである。

 

長文読解?しますよ、子供達自身で。

ただ、“読み下し”は授業の中でやりますけどね(^^v

 

今日の語彙の単元のテーマは、『漢字の読み書き』である。

そんなの授業にならないやん!と思われる方がほとんどでしょう。

でもそれは違うのです。

漢字の書き取りに答えて、それを全部覚えてきなさい!

ってやっちゃうと

訓読みや音読み、特殊な読み、派生語など

こんな美味しい領域を全部無視して

ドリルとテストだけでやってしまおうとしてきたのが

ほとんどの先生がやる国語の講義。

そして、長文読解は時間をかける。

ずたずたに切り裂いて、事細かに解説をする。

うん、確かに“その解説”はよくわかります。

でも、それ、他の文章でも使えますか?

 

暴言の誹りを恐れずに言えば…

長文読解の講義では長文読解の力は伸びない…と思うのです。

読解の時には、子供達とやり取りすることです。

質問攻めにして頭を使わせてほしい。

頭の有酸素運動をしなければ国語は伸びないし、

さらに言えば、会話(問答)をしなければ思考力は上がらないのです。

 

そんな意味で、当塾にいる一人の男の子が

今、辛抱のしどころにいます。

すごく良い感じで解法に努めているのに

点数にそれが反映できていないのです。

授業の終わりに少しお話をしました。

 

このまま続けていけば必ずいつかそれが結果に出てくるよ。

だから、点数が取れないからって

投げちゃだめだよ…。

そう言って、帰ってもらいました。

その小さな背中に

!マークをいくつも投げておきました。

 

私は、語彙の授業の方が圧倒的に板書量が増えます。

それを盗んで帰ってほしい。

それを切り札にして持っておいてほしい。

そう思って続けます。

 

一つだけ漢字“力”を上げるコツを…(^^)v

それは…

『音は訓で探せ! 訓は音で探せ!』

です。