私は、第何期か知らないけど
高校生の頃はアイビー時代だった。
アイビーリーグとはアメリカ北東部にある、
ブラウン、コロンビア、コーネル、ダートマス、ハーバード、
ペンシルベニア、プリンストン、イェールの8大学のフットボールの連盟であり、
彼らが好んできたファッションをアイビールックと呼ぶようになったのだ。
最も鉄板なアイビールックと言えば
ボタンダウンシャツに綿パン、そして靴はスリッポンという出立だ。
私は高校生以降
ほぼシャツはこれで通している。
襟にボタンが付いていないと、物足らないのである。
そして憧れのブランドは、
ブルックスブラザースであり、ニューヨーカーなのだ。
特にブルックスはケネディ御用達でもあり、
特別なブランドであった。
ここのボタンダウンは襟の“ロール”が違うのである(^^;
そんな訳で洋服の勉強はしたつもりである。
それなりの“授業料”も払った。
負け惜しみだが・・・(笑)
だからユニクロに“着られず”に居るのかと思っている。
さて、アイビーリーガース達が大学を出ると
彼らはブレザーをスーツに着替える。
定番はネービーの無地。
三つ釦、段返り、センターフックベントというディテールが必須。
で、問題は“丈”である。
おしりが軽く隠れるくらいが目安と私は合点している。
そして、仕事で着るスーツは
ネイビーかグレイの無地で
シングルブレスト。
間違ってもピンストライプなんてダメだぞ!と
先輩に言われたものだ。
そういうスーツは“その筋の人が着るもの”と思っていた。
今、街を闊歩するサラリーマン諸氏。
スーツがなんだかダウンサイズで窮屈そうだし
みな示し合わせたかのように
ストライプなのである。
例のつま先がそそり立った靴こそ姿を消したが
寸足らずのスーツはまだまだ主流だ。
スーツに余計な流行は要らぬ。
一生ものだからだ。
何よりあんな窮屈そうな服
格好いいと思ってるかい?と聞いてみたい。
知らんけど(^^;