早乙女龍馬の競馬日記 -4ページ目

早乙女龍馬の競馬日記

早乙女龍馬が主に競馬重賞レース予想を書留めています。

 

 

さてマイルチャンピオンシップ。

実績上位と考えれば、セリフォスとシュネルマイスター。

全てがそのような上位馬で決まるのかと言えばNOだろう。

ここまでの臨戦態勢、馬場や展開次第で勝負は変わっても驚けないのが競馬でもある。

 

連覇がかかるセリフォス。

昨年の勝利の前走は富士Sを叩いてのもの。

今回は安田記念からの直行。

直行組の連対率が決して悪いわけではないが、マイルCSのトレンドはやはり毎日王冠、富士S組だろう。

時計がかかる馬場と今回のローテを考えれば、地力では一枚上の存在だが、ひょっとするとスキをつかれる感がする。

 

 

狙ってみたい、ソウルラッシュ。

中間展望で書いた通りGⅡ・Ⅲは勝ち負けの競馬、GⅠでは荷が重い印象があるのだが、一昨年の12月からマイル戦一筋。

京都の馬場もパンパンの良馬場にはなるまい。

昨年のGⅡマイラーズC勝利はやや重たい馬場だった。

直線の馬場はやや傷みはあるものの、まだ内は伸びる。

名手モレイラ騎手なら、自在の脚を使ってイン突きも可能。

GⅠの壁を乗り越える絶好のチャンスとみた。

 



【GⅠマイルチャンピオンシップ予想】

推奨馬:ソウルラッシュ

逆転馬:シュネルマイスター

     

特注馬:エルトンバローズ

特注馬:レッドモンレーヴ

特注馬:ナミュール

 

押さえ:セリフォス、ダノンザキッド。

 

 

推奨馬、逆転馬のどちらかは馬券圏内に入る確率が高い。

三連単:複の軸馬に最適。

相手に特注馬が来れば高配当もあるかも知れません。

特注馬からの馬連:ワイドも押さえておきたい。

 

 

さて今週の京都はマイルチャンピオンシップ、芝・1600m戦。

秋のマイル王決定戦であります。

今年のメンバーを見ると、安田記念を連覇したソングラインが不在だが、登録メンバーを見る限り、レベルの高いマイル戦線のトップクラスが揃いました。

実績ではセリフォスとシュネルマイスターが双璧か。

セリフォスは昨年の覇者、シュネルマイスターはGⅠは2年前NHKマイルCを制覇し、その後のGⅠでも好勝負している。

現時点では実力拮抗の様相をみせており、混戦模様のようだ。

 

 

【有力馬】

★GⅠ安田記念組

〇セリフォス

安田記念の2着は、レースは好位のイン追走から抜け出しを狙う競馬だったが、勝ち馬ソングラインに力負けの感がする競馬に見えた。

しかし、シュネルマイスターの追い上げを凌ぎ切ったのだからGⅠ馬らしい力は見せた。

この馬の評価は、

昨年のマイルCSでは、後方から追い上げ上がり33.0秒の豪脚で2着馬ダノンザキッドに1馬身以上の差をつけた。

マイル戦線ではトップクラスの能力を持っている。

 

 

 

★GⅠ宝塚記念組

〇ダノンザキッド

宝塚記念の13着は、そもそもGPレースでありマイル戦線よりもレベルの高いメンバー構成。

更にはハイペースの前崩れの展開に対応できなかったと考えれば、そう悲観する内容の競馬には見えなかった。

この馬の評価は、

もう3年近く勝利から遠ざかっているものの、前述どおり昨年のマイルCS2着、今年の大阪杯も3着とGⅠでも通用する能力がある。

適距離と思えるマイル戦で存在感をみせることが出来るか。

 

 

 

★GⅡ毎日王冠組

▲エルトンバローズ

毎日王冠の勝利とは、レースは好位のイン追走から抜け出しての勝利と力を示した感のする競馬に見えた。

しかし、ライバルであるソングラインとシュネルマイスターが直線で前が塞がると言う不利があった競馬にも見えた。

この馬の評価は、

ラジオNIKKEI賞を勝っているが、レースは開幕週のイン有利の馬場で3番手とインの絶好位追走と展開に恵まれた感のする競馬に見えた。

今回はマイル戦の強豪揃い、4連勝中で能力的に底を見せていないのだが、やはり展開に左右されそうだ。

 

 

 

〇シュネルマイスター

毎日王冠の3着は、前述どおり後方追走から直線では内で詰まり最後方まで下げながらも僅差の3着まで追い込んでおり強い内容の競馬に見えた。

この馬の評価は、

今年の安田記念では位置取りを下げ過ぎた感のある3着。

昨年の安田記念でも直線で前が開かずの2着とマイル戦線ではトップクラスの実力がある。

今回はスムーズな競馬が出来れば勝ち負けだ。

 

 

 

★GⅡ富士S組

△ナミュール

富士Sの勝利は、レースは後方の内目でジックリ脚をため直線で馬群を割って抜け出すと言う、いかにもモレイラ騎手らしい好騎乗が光ったが、GⅠでも通用する能力を感じた競馬に見えた。

この馬の評価は、

GⅠヴィクトリアマイルや安田記念で惨敗を喫しているものの、いずれも道中不利を受けたものであり、着順ほど悲観する競馬には見えなかった。

展開に左右される面があるが、展開嵌れば侮れない存在だ。

 

 

△レッドモンレーヴ

富士Sの2着は、後方外目追走から最後の直線も大外から追い込んだもののナミュールには届かずの競馬だった。

言い換えれば、コース取りの差を考慮すると、着順ほど差がない競馬に見えた。

この馬の評価は、

安田記念で6着、レース内容を見てもシュネルマイスターに差し込まれての敗戦は力負けの感がする。

今回はメンバー強化の一戦で存在感示せるか。

 

 

 

★GⅢ京成杯OH組

▲ソウルラッシュ

京成杯OHの勝利は、59KのTOPハンデをクリアしたのだが、レースは開幕週のイン有利の馬場で好位追走と展開に恵まれた感のする競馬に見えた。

この馬の評価は、

GⅡGⅢでは常に好走しているが、GⅠでは荷が重い印象だ。

鞍上モレイラ騎手の好騎乗でどこまで。

 

 

 

 

 

今週末の競馬は、GⅠエリザベス女王杯 芝・2200m戦。

今年の牝馬ナンバーワン決定戦になります。

今回の出走予定馬を見ると、GⅠ馬は昨年の覇者ジェラルディーナ一頭のみというメンバー構成。

前売りでは、ローズS2着馬ブレイディヴェーグが鞍上込みで1番人気になりそうだ。

しかしGⅠ初挑戦、競馬は追い込み一手の脚質と見れば、果たして人気どおり決着となるのか、小生の見立ては混戦模様であります。

 

【有力馬】

★GⅠ秋華賞組

〇ハーパー

秋華賞3着は、レースは好位追走から抜け出して3着を確保したものの、上位2頭に0.5秒差離されており力負けの感のする競馬に見えた。

この馬の評価は、

クラシック桜花賞4着、オークス2着と上位入線を果しており、3歳世代ではトップクラスの能力を秘めている。

今回は、今までのレースでは逃げ差し自在の脚を使う器用さを併せ持っており、展開次第では上位の力はありそうだ。

 

 

 

★GⅡ府中牝馬S組

▲ディヴィーナ

府中牝馬Sの勝利は、道中折り合いを欠いたのか先手を取っての競馬になったにも関わらず、粘り込んだのだから見事な競馬に見えた。

ただメンバー構成は逃げ馬不在、スローの流れが功を奏した感のするのも否めない。

この馬の評価は、

春のGⅠヴィクトリアマイル戦。

スローの展開ながら、外から追い込んできた末脚は4着ながら強い内容の競馬に見えた。

その後の中京記念関屋記念で2着と崩れなく走っている。

折り合いがカギになりそうだが、展開嵌ればチャンスはありそうだ。

 

 

▲ルージュエヴァイユ

府中牝馬Sの2着は、前述どおりスローペースの前残りの展開。

後方の外目から追走から上がり32.7秒という豪脚で追い込みディヴィーナにハナ差まで迫ったのだから負けて強しの内容の競馬に見えた。

この馬の評価は、

牡馬相手のエプソムCでも2着がある。

今回は、差しが届く展開の助けが必要になるが、一発あるか。

 

 

△ライラック

府中牝馬Sの3着は、好位追走から最後抜け出すという展開が嵌った感のある競馬に見えた。

この馬の評価は、

昨年のエリザベス女王杯2着馬。

このレースはハイペースの前崩れの展開、外枠有利な馬場状態にも恵まれた感のする競馬に見えた。

ただGⅠ2着馬だけに侮れない存在だ。

 

 

 

★GⅡオールカマー組

▲マリアエレーナ

オールカマーの4着は、牡馬相手の一戦で中団で脚をためて上位争いをしており不調から脱した感のする競馬に見えた。

この馬の評価は、

昨年の小倉記念でGⅠ馬ジェラルディーナを5馬身差にちぎっている。

今回のメンバーなら侮れない存在だ。

 

〇ジェラルディーナ

オールカマーの6着は、ゲートで出遅れた上にスローペースの展開で後方追走と脚を余した感のする競馬に見えた。

この馬の評価は、

昨年のエリザベス女王杯の勝ち馬、GP有馬記念3着、宝塚記念4着と崩れることなく実績的には最上位と言える。

敢えて言えば、一連のGⅠレース共に前崩れの展開に恵まれた感のする競馬に見えた。

実績上位であり連覇の可能性もあるが、力が抜けているとは言い切れない面があり、絶対視は禁物だ。

 

 

★GⅡローズS組

〇ブレイディヴェーグ

ローズSの2着は、レースはスタートで大きく出遅れながら、更に直線でも前が開かない不利があっても連対を確保したのだから負けて強しの競馬に見えた。

この馬の評価は、

初のGⅠ戦だが、ローズSの勝ち馬マスクトディーヴァを物差しとすれば、秋華賞では絶対女王リバティアイランドには及ばなかったが、3着馬を2馬身半も離しておりローズSのレベルは高いと言える。

今回は能力的には評価できるが、敢えて言えばゲート。

スタートが悪いように見える分、イン有利の馬場や前残りの展開になれば脚を余す可能性もある。

 

 

 

★GⅢ新潟記念組

〇サリエラ

新潟記念の7着は、レースは出遅れた上に直線でもまったく伸びず登言う内容で能力を発揮出来なかった競馬に見えた。

この馬の評価は、

2走前の目黒記念では、前残りの展開で終始外々を回らされての3着と負けて強しの内容の競馬だった。

今回は能力さえ発揮出来る競馬なら、チャンスはある。

 

 

★今回は古馬VS三歳馬の様相。

このレース、4歳馬が強いことで有名。

三歳馬のメンバーは絶対女王リバティアイランドには歯が立たなかった印象。

 

【GⅠエリザベス女王杯予想】

推奨馬:ジェラルディーナ

逆転馬:ハーパー

     

特注馬:ルージュエヴァイユ

特注馬:サリエラ

特注馬:マリアエレーナ

 

押さえ:ブレイディヴェーグ、ディヴィーナ、ライラック。

 

 

推奨馬、逆転馬のどちらかは馬券圏内に入る確率が高い。

三連単:複の軸馬に最適。

相手に特注馬が来れば高配当もあるかも知れません。

特注馬からの馬連:ワイドも押さえておきたい。

さて天皇賞・秋 芝 2000m戦。

今回のメンバーの注目馬はイクイノックスとドゥデュース対決。

イクイノックスは、昨年同レースから前走宝塚記念までGⅠ4連勝中。

世界ランキング1位の馬の評価を下げる材料は見当たらない。

 

一方のドウデュース。

海外遠征では結果を出していないが、国内でのレース一度たりとも凡走はない。

敗れた弥生賞、皐月賞にしても負けて強しの内容だった。

ダービーではイクイノックスに勝った馬である。

強いて言えば、ドバイターフの出走取消からぶっつけ本番。

調教内容では問題もなし、鉄砲を苦にするタイプでもない。

頂上対決!勝負の行方は混とんとして分からない。

 

 

【有力馬】

*GⅠ宝塚記念組

◎イクイノックス

宝塚記念の勝利は、レースは前崩れの展開で後方にいた馬が上位を

独占、最後方から差し切る展開に恵まれた感がする競馬に見えた。

そして、着差がクビ差だったことを考慮すると断然人気の割には楽な内容の競馬には思えないレース内容だった。

しかし、初の海外遠征帰りながら強豪の揃ったGP宝塚記念を勝ちきったこと自体、評価しても良いと思える。

昨年の天皇賞・秋、有馬記念でも着差以上に強い内容だった。

今回も接戦があったとしても、連覇の可能性は高い。

 

 

△ジャスティンパレス

宝塚記念の3着は、レースではイクイノックスが動くのを待って仕掛けたのだが、それでも外から差されてしまった。

この馬の評価は、

天皇賞・春を0.4秒差で制覇しているが、GⅠ長距離路線のメンバーに恵まれた感がある。

ジャスティンパレスは、クラシック皐月賞、日本ダービー更に有馬記念と立て続けにイクイノックスに敗れている。

 

 

 

★GⅡ京都記念組

〇ドウデュース

京都記念の勝利は、メンバーは一線級不在であったが、開幕週の馬場を大外から豪快に差し切っての0.6秒差。

力の違いを見せつけた内容の競馬に見えた。

この馬の評価は、

海外遠征で結果を残していないものの、日本ダービーでイクイノックスの追い上げを凌いで制覇している。

それ以来の対戦になるが、ダービーでも互角の勝負。

今回で頂上決戦となる一戦になりそうだ。

 

 

 

★GⅡ札幌記念組

▲プログノーシス

札幌記念の勝利は、GⅠ級のメンバーが揃った一戦だったが前崩れの展開と実力馬が道悪が影響した内容の競馬に見えた。

この馬の評価は、3走前の金鯱賞で一線級不在とは言えスローペースの展開で差し切ったことは評価できる内容の競馬に見えた。

今回は強い馬との対戦になるが、差しが届く展開になれば上位のチャンスはありそうだ。

 

 

〇ダノンベルーガ

札幌記念の4着は、前述のとおり道悪の馬場で度外視可能ではあるが、スタート後の不利を考慮しても走らなすぎる内容の競馬に見えた。

この馬の評価は、

日本ダービーでは4着に敗れた。

しかし、イクイノックス、ドウデュースを抑えて1番人気に支持された素質馬。

また共同通信杯では、のちの皐月賞馬ジオグリフを楽に差し切っている。

今回は、2強相手に存在感を見せるかどうか。

 

 

△ヒシイグアス

札幌記念の5着は、道悪で能力を発揮できなかったとは言え一頭だけ後方を気分良く追走し、結果下がってきた馬を交わしただけの競馬に見えた。

この馬の評価は、

大阪杯では逃げるジャックドールを好位追走しながら最後は伸びを欠いたレース内容だった。

昨年の宝塚記念2着の実績はあるが、レース内容としてはイン有利の馬場を内を突いたレーン騎手の好騎乗の感がする。

今回は、一線級のメンバー強化を考慮すると厳しいか。

 

 

▲ジャックドール

札幌記念の6着は、レースは逃げ争いから離れた4番手追走とだったが、単騎逃げの競馬に持ち込めなかったのは残念な内容だった。

この馬の評価は、

GⅠ大阪杯を制覇しているが、楽に逃げる展開に恵まれた感のする競馬に見えた。

今回は、イン有利の馬場で楽に先行できれば。

 

 

【GⅠ天皇賞・秋予想】

推奨馬:イクイノックス

逆転馬:ドウデュース

 

     

特注馬:ノースブリッジ

特注馬:ダノンベルーガ

特注馬:ガイアフォース

 

押さえ:ジャックドール、プログノーシス。

 

 

推奨馬、逆転馬のどちらかは馬券圏内に入る確率が高い。

三連単:複の軸馬に最適。

相手に特注馬が来れば高配当もあるかも知れません。

特注馬からの馬連:ワイドも押さえておきたい。

 

 

 

 

今週のメインは、クラシック最終戦:菊花賞、芝・3000m戦。

3年ぶりに京都開催、そして皐月賞馬ソールオリエンスとダービー馬タスティエーラが23年ぶりに2冠獲りの対決を迎える。

 

今年の菊花賞、牡馬戦線は抜けて強い馬が誕生しておらず、今年のクラシック戦線は大混戦模様であり、波乱も十分あり得るメンバーだ。

 

皐月賞馬ソールオリエンスが前売り1番人気に支持されているが、ダービーそしてセントライト記念と2戦続けて取りこぼし、絶対視までは出来ない状況だ。

 

【有力馬評価】

★日本ダービー組

・・・1着タスティエーラ。

 

〇タスティエーラ

日本ダービーの勝利は、レースはスローの流れを好位から抜け出す展開に恵まれた感がするものの、ソールオリエンスの追い上げを凌いのだから強い内容の競馬に見えた。

この馬の評価は、皐月賞でソールオリエンスに差されて2着に敗れているが、レースは超ハイペースの前崩れの展開ながら好位追走から粘り込んだものであり、負けてなお強しの競馬に見えた。

この底力は、未知の距離3000mスタミナ比べのレースでも力は発揮出来そうな感がする。

強いて言えば、TRを経ずぶっつけ本番のレースで実力を発揮できるかの一点だ。

 

 
 
★GⅡセントライト記念組

・・・1着ソールオリエンス、6着ウインオーディン。

 

〇ソールオリエンス

セントライト記念の2着は、レースはイン有利の馬場で4コーナーでは外に振られる不利があったものの、勝ち馬とのコース取りの差を考えると、そう悲観する内容の競馬には見えなかった。

この馬の評価はやはり皐月賞。

前崩れの展開に恵まれた感がするものの、内容的には圧勝と言える競馬に見えた。

日本ダービーでは、スローペースで脚を余した分だけ届かなかったが、タスティエーラにクビ差まで迫っている。

強いて言えば、3歳世代トップクラスに君臨しているが、今回は外枠。内が有利な馬場で、先行馬有利な展開になれば、再度脚を余す可能性もあるか。

 

 

★神戸新聞杯組

・・・1着サトノグランツ、2着サヴォーナ、3着ファントムシーフ、5着ハーツコンチェルト、7着ショウナンバシット、8着マイネルラウレア、10着シーズンリッチ、11着ナイトインロンドンと大挙8頭が出走を予定。

 

▲サトノグランツ

神戸新聞杯の勝利は、レースはスローの前残りの展開だったが、ゴー

ル前で間を縫うように差し切った勝利だった。

また、内でロスなく騎乗した川田騎手の手腕が光ったレースとも言える内容の競馬に見えた。

この馬の評価は、GⅡ京都新聞杯を勝っているが、このレースの上位組は条件級でも勝ち切れていない。

日本ダービーでは、一線級相手に見せ場すらなく11着敗退。

今回が正念場のレースになる。

 

 

▲サヴォーナ

神戸新聞杯の2着は、好位のインで脚をためて最後の直線で一旦は先頭に立つもゴール寸前でサトノグランツに差されてしまった。

前残りの展開に恵まれたレースだけに、評価が難しい。

GⅡ青葉賞では6着と一線級相手では強く推せない感もするが一発の期待もある。

 

 

△ファントムシーフ

神戸新聞杯の3着は、前述どおりスローペースを楽に逃げる展開で差されておりながらも交わされる競馬、着順以上に残念な内容の競馬に見えた。

この馬の評価は、皐月賞3着に入線しているが上位2頭からは大きく離されている。

今回は、スローペースを楽に先行する展開に恵まれる助けが必要に思えるがどうか。

 

 

◎ハーツコンチェルト

神戸新聞杯の5着は、レースでは1番人気を裏切ってしまったが、スローの展開で終始外々を回らされ、最後の直線も大外から追い込んだものの脚を余して届かなかっただけの競馬に見えた。

これを考慮すると、0.1秒の着差なら負けて強しの感がする。

この馬の評価は、日本ダービーでは出遅れて途中から押し上げて脚を使う競馬になったが、上位2頭と同タイムの3着。

勝ち切れないレースが続いているが、逆転する可能性があるのはこの馬だろう。

 

 

★GⅡ札幌記念組

・・・2着トップナイフ。

 

△トップナイフ

札幌記念の2着は、一線級相手を見れば大健闘のレースではあるが、勝ち馬から0.7秒差と大きく引き離されている。

有力馬が道悪で能力を発揮できなかった競馬に見えた。

この馬の評価は、皐月賞7着、日本ダービー14着と一線級相手では惨敗続き、今回も逆転は厳しいか。

 

 

★GⅢ新潟記念組

・・・1着ノッキングポイント。

 

△ノッキングポイント

新潟記念の勝利は、レースは一線級不在のハンデ戦。

54Kの軽ハンデ、内で脚をためるロスのないコース取りに恵まれた感のする競馬に見えた。

この馬の評価は、日本ダービー5着入線勝ち馬タスティエーラとは0.2秒差と大きく負けていない。

展開などの助けが必要だが、上位入線のチャンスはあるか。

 

 

★日本海S組

・・・1着ドゥレッツァ、8着ダノントルネード。

 

▲ドゥレッツァ

日本海Sの勝利は、先行した2頭が上位に残る展開を最後の直線で差し切っており、着差以上に強い内容の競馬に見えた。

この馬の評価は、4連勝中と能力的に底を見せていない。

未勝利戦では、サトノグランツに勝っている。

今回は急激なメンバー強化の一戦になるが、大外枠を捌き切れば上位入線のチャンスはありそうだ。

 

 

【GⅠ菊花賞予想】

今回は、ハナを切りそうな馬や先行勢が内枠に入った。

そこそこレースは早く流れる気がします。

となると、展開次第でゴール前差し馬の急襲があるかも知れません。

また、クラシック未出走組も馬券になるレースでもあり、押さえる必要があります。

 

 

推奨馬:ハーツコンチェルト

逆転馬:ソールオリエンス

      

特注馬:リビアングラス

特注馬:サヴォーナ

特注馬:サトノグランツ

 

押さえ:タスティエーラ、ドゥレッツァ。

 

 

推奨馬、逆転馬のどちらかは馬券圏内に入る確率が高い。

三連単:複の軸馬に最適。

相手に特注馬が来れば高配当もあるかも知れません。

特注馬からの馬連:ワイドも押さえておきたい。

 

 

 

今週の京都は、牝馬クラシック最終章 秋華賞、芝・2000m戦。

 

ここまでGⅠ3勝クラシック2冠馬リバティアイランド、牝馬三冠の夢の達成に向けて登場する。

牝馬三冠もそうだが、今後の古馬GⅠ戦線を占ううえでも重要な一戦になる。

今年も秋華賞を制覇するのは、やはりオークス組が中心だろう。

 

 

【GⅠオークス組】

・・・1着リバティアイランド、2着ハーパー、7着コナコースト、9着ドゥアイズの4頭だ。

 

【有力馬】

◎リバティアイランド

オークスの勝利は、レースは中団のイン追走から道中楽に抜け出して後続に1.0秒6馬身差という圧勝、力の違いを見せつけた競馬だった。

リバティアイランドはGⅠ3連勝中。

今年の桜花賞は、イン有利と思える馬場で直線だけで前を行く馬を抜き去っており、着差以上に強い内容の競馬に見えた。

昨年2歳時の阪神JFでも、終始外々を回りながらの差し切り勝ち。

実績そして素質共に他馬の追随を許さない。

3歳牝馬同士では力が違う印象だ。

 

 

▲ハーパー

オークス2着は、勝ったリバティアイランドをマークするような位置取りでの競馬だったが、大きく離された2着だった。

また、ハーパーの桜花賞は、内ラチの位置取りが出来ず外々を回っての4着どまり。

現状ではリバティアイランドとは大きな能力差の感じがあるものの、3歳牝馬世代の2番手を争う立ち位置だ。

 

 

▲コナコースト

オークス7着は、不利もあってか後方の内目追走の競馬になったが、さすがに最後は伸びを欠いてしまった競馬に見えた。

この馬の評価は桜花賞だ。

桜花賞では、勝ち馬にこそ差されてしまったが先行して2番手で粘りこんだ競馬だった。

今回は絶好枠の2枠4番枠、楽に先行する展開に持ち込めば逃げ粘りに注意が必要だ。

 

 

△ドゥアイズ

オークス9着は、終始後方からの競馬で、最後に伸びあぐんだ馬を交わした感のする競馬に見えた。

また桜花賞で5着入線も、イン有利の馬場で内で脚を溜める展開に恵まれた中での5着は、内容は評価できない競馬に見えた。

 

 

 

【GⅠ秋華賞予想】

推奨馬:リバティアイランド

逆転馬:該当なし

      

特注馬:コナコースト

特注馬:モリアーナ

特注馬:ラヴェル

 

押さえ:ハーバー、ドゥーラ、マスクトディーヴァ、コンクシェル。

 

 

推奨馬、逆転馬のどちらかは馬券圏内に入る確率が高い。

三連単:複の軸馬に最適。

相手に特注馬が来れば高配当もあるかも知れません。

特注馬からの馬連:ワイドも押さえておきたい。

さて日曜の東京メイン、GⅡ毎日王冠、芝・1800m戦。

 

この毎日王冠は、秋のGⅠ天皇賞・秋へ向けた重要なSTP。

過去10年では、13年ジャスタウェ、14年スピルバーグがこのレースを足がかりにして、天皇賞・秋を制している。

最近では、19年アエロリットの3着がある。

また、GⅠマイルCSへの前哨戦の位置づけにもなっており、秋のGⅠに向けて有力馬が始動する。

 

今年の毎日王冠は、頭数こそ12頭立てだが、注目は現役最強マイラーのソングラインが出走する。

また、NHKマイルC制覇、前走安田記念はソングラインに敗れたものの、マイル戦線では常に上位に位置するシュネルマイスターもスタンバイ。

 

この2頭が最有力候補だが、前走GⅢエプソムC勝ちのジャスティンカフェも侮れない存在だ。

 

 

【有力馬】

◎ソングライン

前走GⅠ安田記念の勝利は、中団の外目追走からスパートして差し切って2着馬に1馬身以上の差をつける強い内容の競馬に見えた。

また、GⅠヴィクトリアマイルで僅差の勝利だったが、スローペースの前残りの展開を差し切ったものであり、力の違いを見せつけたレースだった。

安田記念連覇、マイル戦線では間違いなくトップクラスの能力を秘めるている。

初の1800m戦だが、距離に問題はなさそうだ。

 

 

〇シュネルマイスター

安田記念3着は、道中位置取りを下げすぎた感があり、最後の直線で32.8の豪脚を繰り出したが届かなかった。

しかし、着差ほどの能力差はない。

昨年の安田記念でも、ソングラインに僅か届かなかったが、直線で前が塞がる不利を受けながらもクビ差まで迫っており、スムーズならば先着していた可能性があった。

毎日王冠は一昨年制覇しており、ソングラインよりは距離適性がある。

 

 

【GⅡ毎日王冠予想】

推奨馬:ソングライン

逆転馬:シュネルマイスター

      

特注馬:エルトンバローズ

特注馬:バラジ

特注馬:エエヤン

 

押さえ:ジャスティンカフェ。

 

 

推奨馬、逆転馬のどちらかは馬券圏内に入る確率が高い。

三連単:複の軸馬に最適。

相手に特注馬が来れば高配当もあるかも知れません。

特注馬からの馬連:ワイドも押さえておきたい。

さて今週から秋のGⅠシリーズが始まります。

第1弾は中山スプリンターズS、芝・1200m戦。

 

今年のメンバーを見ると、秋のスプリント王決定戦に相応しい一線級のスピード自慢が揃った感がする。

 

キーンランドカップ勝ち馬ナムラクレアが前売りでも1番人気に支持されているが、今のスプリント戦線を見る限り能力が突出している馬は見当らず、レースは混戦模様を呈している。

 

 

【有力馬】

◎ナムラクレア

キーンランドCの勝利は、道悪の馬場に恵まれた感がするものの、それでも終始外々を回るロスを何することなく差し切っており、力の違いを見せつけた競馬だった。

なお、ナムラクレアは、昨年のスプリンターズS5着。

イン有利の馬場で大外を回らされてのものであり、レースを何度見返しても一番強い内容の競馬に見えた。

今回は最内枠、位置取り次第で馬群に囲まれるリスクもあるが、上手く捌けば悲願のGⅠ制覇が期待できる。

 

 

○ママコチャ

北九州記念の2着は、逃げるジャスパークローネを捕らえ切れなかったのは残念だった。

しかし初のスプリント戦と考えれば、今回の上がり目が期待できそうな一戦になりそうだ。

前売り3番人気に支持されているが、鞍上人気でなければ。

 

 

 

 

【GⅠスプリンターズS予想】

推奨馬:ナムラクレア

逆転馬:ママコチャ

      

特注馬:アグリ

特注馬:ウインマーベル

特注馬:メイケイエール

 

押さえ:ピクシーナイト、ジャスパークローネ、マッドクール。

 

 

推奨馬、逆転馬のどちらかは馬券圏内に入る確率が高い。

三連単:複の軸馬に最適。

相手に特注馬が来れば高配当もあるかも知れません。

特注馬からの馬連:ワイドも押さえておきたい。

今週の阪神は、GⅡ神戸新聞杯 芝・2400m戦。

菊花賞トライアルレースです。

 

この神戸新聞杯、3年連続で中京競馬場2200m戦で施行されていたが、京都競馬場の改修工事も終了し、本来の阪神に戻ると同時に距離も2400mに戻ります。

 

今年のメンバーを見ると、やはり注目は日本ダービー組。

3着・・・ハーツコンチェルト(GⅡ青葉賞2着)

7着・・・シーズンリッチ(GⅢ毎日杯1着)

8着・・・ファントムシーフ(GⅢ共同通信杯1着、GⅠ皐月賞3着)

11着・・・サトノグランツ(GⅡ京都新聞杯1着)

16着・・・ショウナンバシット(GⅠ皐月賞5着)

ダービー組最上位3着のハーツコンチェルトが想定通り前売り1番人気に支持されている。

ここまでの実績でも上位馬で間違いないのだが、このハーツコンチェルトは1勝馬。

スタートが悪く勝ち切れない競馬が続いていることから、絶対視まではどうか混戦模様と捉えるべきだろう。

 

 

【有力馬】

・日本ダービー組

ハーツコンチェルト

日本ダービー3着は、スタート出遅れ向正面を外からまくって進出し、ゴール前で勝ったタスティエーラと同タイムのクビ差まで追い込むと言う内容の僅差だった。

また、それ以前の競馬でも、スタートが悪くて流れに乗れず持ち味を発揮出来ずに敗れている。

ハーツコンチェルトは、能力さえ発揮できれば差し切れる相手関係だ。

しかし不器用なタイプだけに、先行馬有利の展開になった場合、差し届かずのシーンも想定される。

 

 

【GⅡ神戸新聞杯予想】

推奨馬:ファントムシーフ

逆転馬:ハーツコンチェルト

      

特注馬:ショウナンバシット

特注馬:ナイトインロンドン

特注馬:マイネルラウレア

 

押さえ:サトノグランツ、ロードデルレイ。

 

 

推奨馬、逆転馬のどちらかは馬券圏内に入る確率が高い。

相手に特注馬が来れば高配当もあるかも知れません。

特注馬からの馬連:ワイドも押さえておきたい。

さて、セントライト記念 芝・2200m戦。

 

菊花賞トライアルだが、注目はやはりダービー組。

出走は2着ソールオリエンス、9着シャザーン、15着グリューネグリーンの三頭。

ダービー制覇のタスティエーラなど上位組不在なら、2着入線のソールオリエンスが抜けた存在に見える。

 

【有力馬】

・ソールオリエンス

ダービー2着は、断然人気に支持されたが、外に出して立て直した分仕掛けが遅れたか、タスティエーラに届かなかった競馬に見えた。

それでも3歳世代ではトップクラスの力を見せたレースだった。

またソールオリエンスは、前崩れの展開に恵まれた感があるものの、1馬身以上差をつけたGⅠ皐月賞の勝ち馬。

今回のメンバーなら堂々の本命馬だ。

 

【その他の有力馬】

・レーベンスティール

ラジオNIKKEI賞3着は、福島開幕週の馬場で前が開かなった分仕掛け

が遅れて届かなかった。

それでもゴール前の強烈な差し脚を繰り出したのだから、スムーズな競馬なら差し切っていた競馬に見えた。

なお、レーベンスティールはデビュー戦ではソールオリエンスと互角の競馬をしており、能力的にも底を見せていない。

今回は急激なメンバー強化の一戦になるが、能力では互角の印象だ。

 

 

・シャザーン

ダービー9着、皐月賞6着。

クラシックでは結果を残していないが、着順ほど内容は悪くない。

 

・キングズレイン

2勝C町田特別1着、昨年ホープフルS3着。

 

 

 

【GⅡセントライト記念予想】

推奨馬:ソールオリエンス

逆転馬:レーベンスティール

      

特注馬:キングズレイン

特注馬:セブンマジシャン

特注馬:ドゥラエレーデ

 

押さえ:シャザーン、コスモサガルマータ。

 

 

推奨馬、逆転馬のどちらかは馬券圏内に入る確率が高い。

相手に特注馬が来れば高配当もあるかも知れません。

特注馬からの馬連:ワイドも押さえておきたい。