とっちゃん坊や いぐあすの野望 | 岡山 猫の保健室むーちょ

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主に自治体からの引き出しによる猫の里親探しのボランティアを個人でしています。

ぼく、いぐあす君。

どう、ちっちゃくて可愛いでしょ。でも、もうとっくに歯が生え変わってるよ。9ヶ月なのに体重が1300gくらいしかないんだって。1ヶ月違いのあくびお姉ちゃんも小さいけど、実は僕の方が500gも小さいんだ。

 

この家のもう一人の問題児(っておばさんがよく言ってる)。

ぼくは、食いしん坊でご飯はいっぱい食べるんだけどな〜、お腹が弱くて栄養が十分取れないから大きくなれないんだって。おばさんは、寄生虫の検査を何度もしたり、抗生物質をいろいろ使ったり、ステロイドに療法食に乳酸菌に酵母にオオバコ粉末に下痢止めに・・・とにかくありとあらゆることを試してたな〜。

 

そのせいか、た〜〜まにいいウンチも混ざるようになって、おばさんその写真を嬉しくてお友達に送ってたよ!昨日は、いいウンチを捨てられなくって、やっぱりたまたま来たお友達に嬉しそうに見せてたよ。は〜〜・・・・・なんてことを!!恥ずかしいでしょ、考えて見て、ウンチを人に見られるなんて・・。お友達にバランスのとれた変態って呼ばれているけど、その変態っぷりが如実に現れてるね。

 

ぼくは自分で言うのもなんだけど、結構イケメンだよ。小さいから一見2、3ヶ月くらいの子猫に見えるし、性格もピカイチなんで、譲渡会ではそこそこ人気あるよ。里親希望者さんの前でゴロンってして、お顔を膝にスリスリってしたら、イチコロさっ。でもこの子は・・って聞かれるたびにおばさんすまなさそうな顔して、ちょっと普通のご家庭では難しいと思いますって言うんだ。

 

時々トイレに間に合わなくて敷物を汚してしまったり、ご飯も1日に5回以上食べてて、そして少しでも僕のお腹にいいご飯とお薬を模索中だから手がかかるんだって。まあ、あくびお姉ちゃんと、どっちがおばさんの手を煩わせることができるか競争してるんだけどね〜。まだ僕は自分でご飯食べられる分、あくびお姉ちゃんには負けてるかな。おばさんは毎日僕たちの体重を測って一喜一憂してるよ。三歩進んで三歩下がってるらしい。

 

もう大きくなれなくてもいいから、お腹が落ち着いたら里親さん募集しようか、っておばさん言ってる。

 

いつになるかな〜。早く新しいお家へ行きたいな〜。この間ぼくの兄弟のなちお兄さん(今はジジって名前だよ)が去勢手術に来ていたよ。今は3キロ以上になっていて、大きなお家でお父さんお母さんにいっぱい甘えて、いっぱい遊んでもらっているようで、ちょっと羨ましかったな〜。自分だけのお膝があるって最高だよ!

 

おばさんは可愛い写真が少なくってごめんねって言ってる。免疫力も今ひとつなのかな〜、結膜炎もなかなか良くならなくって、おばさんが、「あんた、その顔はおえん」って写真なかなか撮ってもらえなかったの。しょぼん。

ぼくはこの先成長しても多分とってもとっても小さい。でも永遠の子猫っていうのもいいんじゃないかな。

みんな子猫の時は可愛くって、この大きさが永遠に続けばいいのにっていうじゃない。