Reverbにてギターを購入(個人輸入)した話ーその後②リフレット:ジェスカー#57110 | ローリングストーンズ。麹のように。

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ギターを練習しています。

Reverbにて購入した175Tですが、売主様曰く、

 

 

チューナー以外オリジナル

 

 

とのことでしたが、結局はボディ以外全てオリジナルではありませんでした、、、

 

Jガイルズが所有していた、も多分嘘でしょう。

送られてきた状態ではあまり良い状態の音ではありませんでしたので、そういう意味でも。

 

 

 

これまでに交換した箇所は以下の通り。

 

 

■チューナー(ペグ)

GROVER(ゴールドパーツ)→GIBSON 

 

■ピックアップ(電装系一式)

ピックアップ:STEWMAC(ゴールドパーツ)→GIBSON 70年代オリジナルデッドストックピックアップ&配線一式

 

■ピックガード

サイズが合っていないのでとりあえず取り外しました(金具:ゴールドパーツ)

 

■テールピース

社外(ゴールドパーツ)→GIBSON オリジナル

 

 

<未着手>

□フレット

かなり減っている

 

□ブリッジ

KOREA製(ゴールドパーツ)

 

□ボディ塗装

リフィニッシュされており、ネック裏に大胆な剥がれがある

 

 

 

 

フレットがだいぶ減っていたので、リペアショップに持っていきました。

 

 

リペアショップの方曰く、

 

 

「50年代の175とかでもみんな最近はこれを打ってますよ」

 

 

とのことでジェスカーのステンレスフレット#57110を勧められました。

 

本当?

 

 

 

モダンな音になりませんか?と聞いたところ、そんなことはないとのこと。

 

 

またステンレスのシャリシャリした音があまり好きではなくて、と伝えると、

 

「そんなに気にならないですよ。6−7フレットあたりで生音だと少し気になるかもしれません」

 

と。

 

 

フリーダムのステンレスフレットは所有するギターで弾いていてイメージはあるのですが、ジェスカーは印象がありません。

 

 

 

フリーダムの話もしたのですが、

 

「あーあれはダメですよ。全然違いますよ」

 

と言われました。

 

 

ネットで見るとジェスカーのものはフリーダムよりも硬く、よりステンレスっぽいとあるのですが。

 

 

 

ここは自分の価値観の壊しどころか、とリペアショップの方の言うとおり変えてみようと思い、ステンレスフレットでお願いしました。

 

 

 

 

リペアから返ってきて家で弾いてみると、

 

 

フレット高っ!

 

 

 

スライドがとてもやりづらいです。

 

 

そしてステンレス臭いハイの感じが、生音で弾いていると心地よくないです。

 

 

また、フリーダムのステンレスフレットでも感じていたのと同様に、チョーキングがスムーズすぎて粘りがなく弾いていて気持ち良くないです。

 

 

交換前と同じフレーズを弾くとよくわかりました。

 

 

 

ステンレスフレットのハイの癖とサステインのせいなのか、

 

どっしりとしていて落ち着いており、サステインがなく渇いていて枯れた音

 

とは<真逆の方向>に感じます。

 

 

つまり好みの音ではありませんでした。

(完全に好みの問題で良し悪しではありません)

 

 

アンプに通しても、そのストレスはさほど変わりませんでした。

 

 

加えて、フレットのバリがいくつもあってこちらも気になります。

 

こちらについては問い合わせると、季節で木が縮むんですよね、とのことでしたが返却された当日からバリが出ていました、、、(「すみません」とは言われませんでしたが、こんなものなのですかね?)

 

 

他ではあまり見られない、フレットエンドギリギリを攻めた丸い仕上げは綺麗なのですが。

 

 

 

 

というわけで我慢できずに、先日以前からチェックしていた別のリペアショップに相談に行きました。

 

 

こちらは割と有名なお店で(ステンレスを打っていただいたお店も本を出されているような方のお店なのですが)ネットで見ると色々と書かれていましたが、訪問してみるととても気さくに丁寧にお話ししていただきました。

 

 

やはり技術ももちろんですがそれだけではなく、人柄や対応も合わせて信頼になると改めて感じました。

 

 

その後電話でもお話ししましたが、その印象は変わりませんでした。

 

 

2重の出費になりめちゃくちゃ痛いですが、お願いしてきました。

 

 

このギター、所有するどのギターと比べても生音アンプ問わず総合して出したい音が出るのと、緩いテンションで5、6弦のブンッとした弾力が個人的には心地良く、もっと良くできるはずと後戻りできない感じに進んでしまっています。

 

 

 

フレットはもちろんニッケルでお願いしました。

 

ジェスカーのもので背が高くも低くもない、GIBSONにマッチしそうなものをお店の方と相談し選びました。

 

 

決め打ちでおすすめされて成功すればいいですが、このように相談しながら進められるとやっぱり安心感があるのと、後々の後悔が少ない気がしました。

 

 

このリペアショップでは、他にブリッジの交換もお願いしました。(GIBSON ABR-1)

 

 

 

仕上がりが楽しみです。

 

 

 

 

 

では。

 

 

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