リフレットが終了しギターを受け取りに行ってきました。
預けている期間にリペアショップからお電話があり、
「作業をする中で、ネックの塗装がポロッと大きく剥がれてしまった。もしよろしければネックの再塗装をしますが?」
と提案していただきました。
もともと数カ所結構大きく剥がれておりいずれはどうにかしたいと思っていたのと、リフレットの料金内で作業して頂けるとのことでしたので、お願いしました。
その都合で作業日数が伸びたので、どうせならと検討していたブリッジの交換もあわせてお願いしました。
店員さんに
「サウンドハウスさんとかで買われたものを持ち込みでもいいですよ。そちらの方が安いですし」
と言われたので、サウンドハウスで純正ABR-1を注文しようとしたところ、メーカー在庫欠品で入荷未定とのことでした、、、
結局、サウンドハウスよりは少し高かったのですがリペアショップにあるという在庫でお願いしました。
ブリッジ交換の際、溝切りはもちろんやってもらうのですが、ピン穴(台座が動かないようにピン留めされている)も埋めましょうか?とご提案いただき、こちらも料金内で作業していただきました。
こういうのはうれしい提案です。
♫
引き取りの際リペアショップ内で早速弾いてみると、
なにこれ?めちゃくちゃ弾きやすい!
ステンレスフレットを打ってもらったリペアショップのセッティングは以前もそうだったのですが、私には弦高が高かったです(何mm以上でないと保証できないと言われます)。
その上いつも、「弦高も低くしておきました。弾きやすいでしょ?」と言われて少し困っていました、、、
毎回帰宅後に低めにしようとするのですが、チョーキング時に一部音詰まりがするなど手に馴染むセッティングにできずにいました。
今回のリペアショップでは、引き取り時からそのストレスが皆無でした。
割と低めの弦高にも関わらず、チョーキング時の音詰まりもありません。
ただ少しネックが動いてきたのか最初からなのか、数日経ってピックで弾いてみると(ショップでの試奏は指弾き)、チョーキングなしでも4、5弦で少しビビる箇所が出てきました。
逆反り方向に動いているようにも見えるため、少しロッドを緩めてみようかと思います。
フレットがしっかりと高さがあるにも関わらず、全く高さを感じません。
前のステンレスフレットが高すぎたからなのか、セッティングが良いのかどちらでしょうか。
どちらもですかね。
細かく見るとヘッド部分にあれ?という箇所もありましたが、ネックのリフィニッシュは素晴らしく、もともとの綺麗な虎目がより綺麗に浮き上がりテンションが上がります。
※リフィニッシュは初めてなので比較対象がないという者の感想です
このギターのボディの塗装は何度もなされているとリペアショップで聞きました。
素人の塗装なのか状態はあまり良くないようです。
よっぽど剥がれやすいのか、ボディトップに預け時にはなかった塗装の欠けがありました。(引渡し時に気付いていましたが、元からあったかどうか記憶が曖昧でその時には言いませんでした。言えばよかったです、、、)
また、指板修正時にそうなったであろうインレイの欠けが一つ確認できました。(こちらは帰宅して改めて見た時に気がつきました)
2点について一応お電話はしてみましたが、さすがに直しますよとは言われませんでした。
仕方ないですかね〜。
ネックのリフィニッシュをサービスで行なってもらったのもあり、あまり強くも言えませんでした、、、
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しかし、それを大きく上回る満足のいくリペアができました。
ニッケルフレットになったおかげで、ステンレスの(個人的に)嫌な音も当たり前ですが出なくなりましたし、フレットのセッティングが良いのか弾き心地も抜群。
ノーストレスです。
少し気になっていたブリッジ付近の共振(鳴り)も、ブリッジ交換によりかなり収まりました。
鳴りはゼロにはなっていませんが明らかになくせるだろうと思われるような嫌なシャリっとした鳴りはなくなりました。
やはりブリッジも音に悪さをしていたようで、予想が当たりました。
アンプラグドで弾いても修理前と違い、しっかりとこのギターの音が出ているように感じます。
生音でもドライブ感を感じて、いつまででも弾いていられます。
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アンプに繋いで弾いてみました。
とても良い感じです。
メイプルっぽい音の硬さがとても良い感じで好みです。
しかし、ただ硬いだけではなくしっかりとベースの温かさも感じられて音の硬さのバランスが絶妙です。(全て個人の好みの問題です)
MOJOHAND FX のDMBLを繋いでみました。
まだ色々と試す余地はあるものの、ファーストインプレッションでは驚くことに繋がない方が好みの音が出ます。
トーンをいじってみます。
個人的にはこれが大きな驚きだったのですが、トーンを10から絞っていくとエフェクターをかませたかのように音がジューシーに変化していくように感じました。
これ、エフェクターいらないかも
と思ってしまいました。
♫
このギターを引き取ってからまだそれほど経っていませんが、不思議と自然にギターの練習をするようになりました。
ぼちぼちですが。
この感覚はもうかれこれ学生時代くらいの時にノンリバースのファイヤーバードを購入した時以来です。
機材がどうの音がどうのではなく、弾く内容に自然と意識がいく感覚。
あの時期が一番ギターが上達したように感じます(自分比)。
所有のノンリバは、今思い出すと所有するギターの中でも歩留まりが極端に高かったです。
セッションに持っていった際、どのアンプに繋いでも大体許容範囲の音が出ました。
安心感が半端なかったです。
逆に他のギターは、家では良い感じでもライブなどで弾くと音が抜けなかったり思った通りの音が作れなかったり。
音作りのスキルの問題もありますが、、、
直近はどちらかと言うとギターの練習ではなく、機材を選んでどう良い音を出せるかのトライアンドエラーを繰り返していたのだな、と振り返って思いました。
満足いっていないギターの音を道具で好みの音にするチャレンジ、とも言い換えられるかもしれません。
そのせいで、それまでは基本的にアンプ直だったのですが今ではエフェクターがそこそこ手元にあります。
おかげでだいぶ勉強にはなりましたが。
去年のコロナ以降、生まれて初めて曲を作っているのですが、エフェクターを少しですが触れるようになったおかげで音作りの幅が広がったと感じています。
この曲はいつ公開できるやら。
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公開しました!
(下記参照ください)
アルバム『Blues at Work』2022.4.11 Release!! しました。
ブルース、ジャズ、ソウル、ボッサ、ワルツ、ロックンロールなどいろいろです。
↓無料のご視聴はこちらから(YouTube)
https://youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_nBin3cdiO8MX4EVkXnpf8OMfcuFVrhc0s
各種配信サービスでのご視聴はこちらから
https://linkco.re/THnshPAa?lang=ja
では。